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金子 寛 院長の独自取材記事

金子医院

(名古屋市中村区/中村公園駅)

最終更新日:2019/08/28

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2017年11月にリニューアルオープンしたばかりの真新しい「金子医院」は、内科・小児科を標榜し、さらに往診も行う、親子2代40年以上にわたって近隣に親しまれている「町のかかりつけ医」である。院長の金子寛先生は、父から2016年に院長を引き継ぎ、幅広く内科全般に対応し、治療の一番最初の入口としての役割を果たす。気軽に話しやすい雰囲気づくりを心がけているという金子先生に、往診などの地域医療のことから、小児科の話、さらに予防医療をめざす今後の展望についてなど、幅広く話してもらった。
(取材日2017年11月27日)

父の代から、近い存在のクリニックとして

リニューアルして1ヵ月の、新しいクリニックですね。

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ここは、もともと父が開業していた土地で、老朽化に伴い改築している間は仮診療所でやっていましたが、今年の11月に無事、戻って来ました。しかも、仮診療所があったところは、父が最初に開業した土地でしたから、私としては生まれ育った土地で、新たに移転リニューアルしたということになりますね。この辺りは比較的古い土地柄で、昔から住まれている方がとても多いところです。実際、当クリニックに来院する患者さんも昔からの方が多いようですね。しかし、最近少しずつ新しい建物も増えてきているようで、若いご家族の方や2世代・3世代で来院される方も増えてきています。

診療内容は、内科と小児科とのことですが、ご専門などはありますか?

私自身は、大学で循環器内科を専門にしていましたが、当クリニックでの患者さんのニーズは内科が多いですね。父はここで開業していた頃から、昔で言うところの「町医者」をしていて、私もその姿を見て育ちました。そのため、私もそういう医師になりたいというのがベースにありました。大学病院で勤務していた時期には専門的で高度な医療を学ばせてもらいましたし、もちろんそれも大切だとは思いましたが、私自身は「町のクリニック」として、専門的に一つの分野を深めるより、いろいろな疾患に対応できるような医師のほうが自分に向いていると感じています。それで、大学病院での勤務の後は、いわゆる中小病院で内科の勤務医として、多岐にわたる疾患を一通り経験し、それが今の診療のベースとなっています。

診療のベースについて、もう少し具体的に聞かせてください。

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父が「町医者」だったと言いましたが、それは「近所の方が困ったら来て、診察をして、手に負えなかったら、その都度良いところを紹介する。調子の悪い方のところには自ら往診に行く」というスタイルでした。私もそのスタイルを踏襲しています。町の中で、お家の近くにあるクリニックというのは、まずは「なにか調子が悪くなったとき」に、最初の入口として、すぐにかかれるクリニックですよね。患者さんにとって一番安心できる存在だと思っています。ですから、なんでも話をしていただけるような雰囲気づくりを心がけ、わかりやすく話をしてあげて、疑問があれば解消できるようにしています。

往診や健康診断などにも力を入れる

往診もされているのですね。

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当クリニックは在宅療養支援診療所に認可されていまして、訪問診療を行っています。エリアは16キロ圏内ですから、千種区や昭和区、遠くですと守山区にも行っています。主に午前と夕方の診療の間にあたる日中をその時間にあてていますが、患者さんの時間に合わせて調整して、定期的に訪問をしつつ、何か状態が変化したときには365日24時間体制で往診をしています。時には夜に訪問することもありますよ。例えば、日中は独居のご高齢の患者さんの場合、ご家族の話も聞きたいですから、皆さんが在宅されている時間に合わせてというケースもあるのです。また、基本的に訪問診療にするのは、患者さんご本人やご家族の判断でいいと思っています。身体のつらさはご本人にしかわかりませんから、ご本人が来るのがつらいとおっしゃるなら、訪問しましょうという形で相談させてもらっています。

小児科についても聞かせてください。

予防接種は、定期予防接種の始まる生後2〜3ヵ月のタイミングで来られる方が多いですね。その際スケジュールをご相談しつつ、定期的に通ってもらっています。一方で定期接種の間が空きすぎてしまったり、途中が抜けてしまったりする方も珍しくありません。最近は予防接種の種類が増えて大変ですが、同時接種も可能です。例えば1回で4〜5種類を接種してもらうケースも可能ですし、適宜アドバイスさせてもらいつつ、相談しながら行っていきますので、まずは来院いただくことが大切ですね。また、体調不良での来院については、子どもの場合は症状の変化が早くて難しいことがいろいろあります。ですから、心配があれば、なんでも来てもらえれば対応していますが、例えば「夜にこういう感じのときはいつでも電話をしてきてください。こういうふうになったときは、スピードを争うので、すぐに大きな病院の救急外来に行ってください」というような話もしています。

健康診断や検診にも力を入れているそうですね。

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当クリニックで、会社入社時や、主婦の方が健康診断を受けられる方は結構いらっしゃいますね。本当に大きな検査は、大きな病院に行かないとできませんが、その一歩手前の検査はある程度できるようになっています。ひとまずこちらで受診いただき、そこで何か問題があったときに、そこからワンステップ進めていく形にするための、入口となる診断が当クリニックの役割ですので、手軽に受けていただきたいですね。通常の健康診断は、普通の診察と同じように、診察の順番でさせてもらっていますので、特に予約をいただく必要もありませんし、ふらっと来ていただいても大丈夫です。

なんでも相談できる、町のかかりつけ医に

日々お忙しそうですが、ご自身の健康法などがありましたら教えてください。

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できるだけ睡眠を取ることですね。仕事の合間をみて休息を取ったりもしています。体力づくりとしては、普段できるだけ歩くようにしていますが、それ以外にジムに行ったりとか、特別なことはしていません。皆さんにもお話ししていることですが、長期的に続けられることをすることが大切。ですから、日常生活の中で取り入れられることで、例えば、普段の動きの中で歩く距離を増やすとか、できるだけ階段を使うとか、無理のない範囲で毎日することが大切ですね。ご高齢の方に関して言えば、最近では座ってできる体操とかもありますし、歩くことが一番ですが、立つことが不安な方でも、座ったままで体操するなどをお勧めしています。

クリニックの今後の展望について、お考えを聞かせてください。

今後は、病気になってからの治療よりも、予防医学というか、病気の一歩手前の状態で見つけて、生活習慣の改善で病気にならないようにしていくことを進めていけるようになりたいと思っています。健康診断もそうですし、今回のリニューアルの際に、各種の超音波検査も可能になりました。具体的には、頸動脈エコー、心エコー、腹部エコーなどの導入ですね。これに加えて脈波計も導入予定ですので、動脈硬化の進展度なども計測できるようになります。自覚症状がなくても、1年に1回ペースで診断を受けていただき、病気にならないように、病気を早期で見つけていくように、していきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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お母さん世代に対してですが、お子さんと来院されたり、ご自身の体調管理に加えて、親御さんの体調も少しずつ悪くなってきたりと、不安に思うことが出てくると思います。私は何度も言いますが、「町医者」として、いわゆる「かかりつけ医」として、赤ちゃんからお年寄りまで、気になったこと、困ったことがありましたら、とりあえず来ていただけるクリニックをめざしていますので、どんな小さなことでも、すぐにご相談に来ていただければと思います。

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