むらもとクリニック

むらもとクリニック

村元 秀行院長

頼れるドクター

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地下鉄今池駅より徒歩10分ほどの場所にある「むらもとクリニック」。白い壁にオレンジ色の院名が映える外観が目印だ。待合室の天井は高く開放感にあふれており、また、誰もが通いやすいようにバリアフリー対応。現在の院長である村元秀行医師の父の代から「村元医院」として開業しており、町のかかりつけ医として地域の人達に長年頼られてきた医院だ。同院は糖尿病や高血圧などの生活習慣病に力を入れており、患者のライフスタイルに合わせた治療を提供している。「患者さんにはどんなことでもいいので、本音で話してもらいたいですね。」と笑顔で話す村元院長。そんな患者思いの村元院長に同院を開業した理由や診療ポリシーなどたっぷりと話を聞いた。
(取材日2016年4月28日)

患者さんと真摯に向き合い続けたい

―医師を志したきっかけ、開業の経緯をお聞かせください。

私が1歳の時から父が「村元医院」という名で開業していました。その姿に憧れて自然に医師になりたいと思っていました。他の道を考えたことはありませんでした。父はとても穏やかで、口数は少ないけれど心に残るような事を言う人でして。私もそうありたいと日々努力しています。医院を継いだのは、父が80歳を迎えたことがきっかけです。その際に院内も全面改装しています。バリアフリーにして、車いすでもゆったりと動いていただけるよう扉や廊下の幅も広くし、開放感が出るように待合室の屋根も抜いて天井を高くしました。あとは、すぐに入って来ていただけるようスリッパをやめて土足に。お子さん連れの方やご高齢の方は、靴を脱いだり履いたりするのも大変ですからね。

―医師になってから、特に印象に残る出来事などはありますか?

開業前は病院勤務をしておりました。当時はがん治療に多く携わっていたので、病名の告知や残された時間を伝える予後告知をどのようにしていけばいいのか、とても悩んだ時期がありました。インフォームドコンセントという言葉自体は取り上げられつつありましたが、当時はまだ、病名は伝えるものの予後告知については口を閉ざす風潮が強かったんです。しかしある時、一人の患者さんに「主治医の先生は答えてくれなかったから、余命を教えて欲しい」と言われましてね。どのように伝えるべきかとても悩みましたが僕はその方に、「これからはご自分の時間をしっかり楽しんで生きて欲しい」とだけお伝えしました。その方は、落ち着き、納得した様子で「ありがとうございました」と言って診察室を出て行かれました。この時に患者さんと本気で向き合う上で「言葉での伝え方」がいかに大切なのか学びましたね。

―患者さんはどのような訴えで来院されるのですか?

血圧が高いことを心配している方が多いです。軽症の高血圧の場合、なるべく降圧剤を使わないように心がけて治療をしていますので、それを聞いて来て下さる方が多いのだと思います。患者さんの状態に応じ、まずは食事療法や運動療法を勧めるのが本来あるべき姿だと思うのですが、最初から薬を出されるケースが多いです。実は、まだ薬に頼る段階ではない人もたくさんいます。ストレスで血圧が高くなっていることも多く、その場合はストレスがなくなると正常値に戻ることも。ただ、当院でも必要に応じて薬は使いますので、絶対に薬を服用しないクリニックではないことは理解していただければと思います。また、高血圧治療はとにかく家庭血圧を測ることが基本です。当院では、ほぼすべての患者さんに家庭血圧帳を付けてもらっており、それを見て、どの程度まで下がったら薬を減らせるのか、やめることができるか、など、具体的に説明をしながら治療を進めています。

記事更新日:2017/04/13


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