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河田 良 副院長の独自取材記事

堀部クリニック

(本巣市/北方真桑駅)

最終更新日:2019/08/30

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“地域で生活するあらゆる人の健康を守る”。そんな使命を掲げ、診療にまい進する「堀部クリニック」では、複数の診療科を標榜し、医療・介護の両側面から地域を支えている。副院長を務める河田良先生は、堀部廉院長と同じく小児外科・外科で研鑽を積んできたドクターで、副院長就任後より現在まで堀部院長の右腕として診療に従事してきた。優しく穏やかな語り口の中に、医療に対する信念をにじませる河田副院長。医師としてのこれまでの歩みを振り返るとともに、地域医療に携わる上での思いをじっくりと語ってもらった。
(取材日2019年7月29日)

培った専門性を生かし、地域医療に貢献する

どのようなきっかけから、医師を志すようになったのですか?

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最初のきっかけは、祖母の言葉ですね。中学生くらいの頃から、祖母が会うたびに「あなたには将来、患者さんの声に耳を傾けられるお医者さんになってほしい」と口にするようになりまして、だんだんと意識し始めたんです。きっと祖母の心の中には、自分が痛い・苦しい思いをした際には、孫に優しく看護してもらいたいという気持ちがあったのでしょうね。それで、岐阜大学医学部への進学を機に地元の岡山県から岐阜県へ出てきました。大学卒業後には、外科の分野で研鑽を積むことを決めました。手技を磨くこと、原因に直接アプローチして治療していけることが、私の性に合っているだろうなと考えたからです。結果として外科・小児外科で長く研鑽を積むこととなりました。経験が自分の身になっていくのを実感できるのは、私にとってとても魅力的でした。

副院長に就任された経緯についてもお聞かせください。

国立長良病院での堀部先生との出会いがはじまりですね。赴任当時は口唇口蓋裂や四肢などに先天異常のあるお子さんの形成外科手術に携わっていて、外科と小児外科の先輩である堀部先生にも時折ご教授いただきながら、治療を行っていました。その後、堀部先生は開業し、私は病院に残りました。当院の副院長に就任したのは1999年です。小児外科で研鑽を積み始めてから13年あまりが経過し、医局の中で責任ある立場にいたのですが、深夜に呼び出されることもままあり、子育て中の私にとって、当時はちょうど働き方自体を見つめ直していた時期でした。そんなときに堀部先生から「君が来てくれるなら、診療を拡大したい」とお声がけいただいたんです。それならば、と決断しました。勤務医時代は外科の医師として頭のてっぺんから足の先まで診ていました。メスは置くこととなりましたが、当院ではそれまでの経験を生かし全身を診る診療を実践してきました。

副院長就任から現在に至るまで、地域としても変化はあったのでしょうか?

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最近は専門性をうたうクリニックが増えてきていて、専門的な悩みも相談できる環境が地域の中でできつつあると感じます。一方で患者さんからすると、一つの場所でいろいろと相談できる利便性も魅力の一つとなるようで、あちこち受診せずともまずは何でも相談できる場所として、当院を活用いただけている様子です。当院としても、専門的な医療の窓口役として、総合病院などの医療機関へ送り届け、適切な医療へつなげるよう努めています。医療機関をご紹介する際は、受けられる医療の内容はもちろん、ご自宅からの距離や駐車場の広さといった「通いやすさ」も重視して候補を上げるように心がけています。通い続けられなければ意味がありませんからね。

患者の心に寄り添い、深く関わり合う医療を実践

患者さんと接する上で大切にされていることは何ですか?

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信頼関係を築いていくためにも、まずはその方自身を知ることを重視しています。私はこの地域の出ではありませんから、土地柄やその中で築かれてきた人と人とのつながり、ご家庭の親子関係などの把握は、どうしても堀部先生に及びません。当院の診療に加わった当初から、患者さんのご病気だけでなく、ご家族のことや関係性などを知ることに意識を向けてきました。診察ではよく世間話などをするんですよ。高齢者夫婦や独居の方も多いですし、皆さんそれぞれに生活に対する不安や不満、悩みを少なからず抱えています。病状だけでなく、そういった普段の生活についてもお話しいただいて、気が楽になってもらえたらと思っています。

診療を支えるスタッフの皆さんは、どのようなお人柄でしょうか?

医療に対してたいへん熱心な方ばかりですね。デイケアのスタッフなども含めると、現在100人近くのスタッフが働いていますが、皆さん非常に協力的で、私たちも助けられています。一方で、組織として大きくなるとなかなか堀部先生の思いが全員に浸透しづらくなってしまいます。そういった場合には、私のようなある種の“クッション役”の人間がうまく橋渡しして組織を支えてきたつもりです。時にはスタッフ同士ぶつかる場面もありますけれど(笑)。でも、それは一人ひとりの考えがあってのこと。スタッフがいなければ成り立ちませんから、個々の意見や思いを大切にし、できる限りをくみ取れるように心がけています。

どのようなときに、医師としてやりがいを感じられますか?

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もともと人と接するのが好きですし、体調に不安がある方を迎える立場として、こんなことを言ってはいけないかもしれませんが、「今日は診療で誰にお会いできるのかな」と楽しみにしている部分もあるんです。私にとって医師の仕事は、本当に楽しみを感じられるものなのだなと日々実感しています。そして診療を通じて堀部先生の夢の実現に、微力ながらもお力添えしてこられたのであれば、私にとってもたいへん喜ばしい限りです。同じ医師からしても、堀部先生の抱く夢は本当に大きく、真摯に地域の皆さんに思いを寄せているのだと感じられます。その実現をアシストするのが私の役割だと思って、これまで歩んできました。

築き上げた医療を次世代に継承。さらなる成長を見守る

健康を維持・増進するためのアドバイスをいただけますでしょうか?

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やはり規則正しい生活を送る生活習慣を身につけるのが大事です。3食きちんと食べ、しっかり睡眠を取る。そして適度に運動する。基本ですが、知らず知らずのうちにおろそかになりやすいことともいえます。特にご高齢の方の場合は、1日30分以上の運動を心がけていただきたいですね。なかなか意識的に運動などはできないという方であれば、運動施設を活用するのも一手ですよ。また、年に一度受ける健康診断の結果を健康維持に活用するのも良いでしょう。健診を受けても、毎年同じだからとおざなりにしてしまうのは良くありません。例えば血圧の数値が少し高い状態が続いている場合、「今は何もトラブルがないから」と見過ごしてしまう方も少なくないかと思います。もちろん、何も起こらないケースもありますが、将来的に脳卒中など重篤な疾患の発症につながる可能性も否定できません。健診結果を主治医と共有して早いうちから改善に努めるのも大切ですね。

今後どのような展望を見据えていらっしゃいますか?

当院でも通所リハビリテーションなど、高齢者向け医療および介護の充実を図っていますが、今後さらにニーズが高まってくるでしょう。若い方からしてみたら、高齢者が多くなることに不安を感じられるかもしれません。しかし、若い人が活躍でき、地域全体が健康的に活力ある状態を維持していくためには、まず高齢者の皆さんが楽しく生活できるようにならないといけないとも思うのです。だからこそ、さらなる充実を図っていきたいですね。一方で、2020年4月には陽平先生が本格的に診療に加わりますから、これまで堀部先生が築き上げてきた医療の在り方を、次の代にスムーズに継承していけたらと思っています。陽平先生の胸の内にある、めざす医療の形を尊重しつつ、より一層発展していってもらいたいですし、そのためにも引き続きアシストしていきたいと思っています。

読者へのメッセージをお願いいたします。

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医療というものは、患者さんにとって身近と感じるところで受けられるのが一番です。ご近所にある、親しみが持てるなど、何をもって「身近」と感じるかは人それぞれでしょうから、ご自身が心地良く受診できるクリニックを見つけ、かかりつけ医とするのが望ましいと思います。数あるクリニックの中で、当院に足を運んでいただけたら、私たちにとっても幸いなことです。体調に対する不安はもちろん、ちょっとしたケガなどでも気軽にご相談くださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/2〜10万円程度(検査項目によって金額が変わります)

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