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鴇田 尚樹 院長の独自取材記事

鴇田医院

(座間市/小田急相模原駅)

最終更新日:2022/12/20

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2015年4月に医院をリニューアルし、新しいきれいな院内で診療を受けることができる「鴇田医院」。入り口にはスロープがあり、広々としていて車いすで移動できるバリアフリー仕様になったことが患者から好評なようだ。現在、院長を務める鴇田尚樹(ときたなおき)先生の父が開業したのは1967年。以来50年以上もの間、地域住民から親しまれている。2011年に鴇田院長が2代目として父に代わり、地域住民の健康をサポートしている。長年、循環器科内科を専門としてきた鴇田院長。その経験から、心筋梗塞や狭心症などの慢性的な心臓疾患における維持治療を得意としている。「健康でいられる奇跡を感じてほしい」と話す鴇田院長は、健康維持のための診療やアドバイスを行い、患者がずっと元気に笑顔で暮らせる日々を願う。

(取材日2015年5月14日)

暖かみある木造りの医院へリニューアル

2015年4月に医院をリニューアルオープンしたそうですね。

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父の代から受け継いだ医院は、築40年以上がたっていました。規模の大きな地震がきたときでも耐えられるようにと考え、この度リニューアルさせていただきました。リニューアルに伴い、太陽光パネルでの発電に切り替えたのですよ。今後は蓄電池も設置予定なので、7時間程度の停電ならば補うことができます。医院の設計時にこだわったのは、暖かみを感じていただけるように木を基調にしているところ。実際に断熱性もあり、冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごすことができます。また、車いすでもお気軽にご来院いただけるよう、入り口にはスロープを取りつけ、院内は広々と車いすのまま移動できるように設計しています。家族連れの患者さんが多いので、広い待合室を設けました。

新型の医療機器も導入されたのですか?

リニューアルに伴い、さまざまな機器を導入しました。心臓のエコーや、患者さんに負担なく動脈硬化を調べることができる機器。導入前は、温度負荷検査の段階で大きな病院へ行っていただく必要がありましたから、患者さんのご負担を軽減することができるようになりましたね。また、保育園の園医と小学校、中学校の校医を務めています。地域の保育園、小学校、中学校、合わせて7校を受け持っており、こども達を幼い頃から診ているので成長を感じる場面もあります。それに、学校心臓検診も行うことで地域のこどもたちの健康もサポートして、小児科の少ないこの地域の皆さんの健康維持のお手伝いをしたいと考えています。

どんな患者さんが多くいらっしゃいますか?

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風邪などの生活習慣病や、慢性疾患の急性期を過ぎた後の維持治療でいらっしゃる患者さんが多いですね。維持治療では、お薬をお出ししたり、定期的な検査をしたり、悪い兆候が出ていたら再び大きな病院への通院を促したり。私はもともと循環器内科の出身ですので、狭心症や心筋梗塞など、心臓系の疾患の診療も得意なんです。また、喘息や花粉症などのアレルギー疾患をお持ちの患者さんも増えています。喘息の場合、軽度の方から頻繁に発作を起こしてしまう重度の方までご来院されています。発作が起きた時すぐに駆け込める医院でありたいと考え、リニューアル時には点滴をお受けいただける処置室も設けました。ですので、ご自身はもちろん、ご家族の中で何か困ったことがありましたら、一度ご相談にいらしてください。

健康は、奇跡の積み重ねの上で成り立っているもの

先生が医師をめざされたきっかは何ですか?

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父が内科の医師でしたので、幼い頃から医療は身近な存在にありました。それでも幼少期は「電気屋さんになりたい」なんて言っていて。中学、高校と過ごしているうちに、人と深く関わっていける仕事がしたいと考えるようになり、父の影響も伴い医師の道へ進んだのです。学生時代に経験した解剖実習や、研修医時代に目の当たりにした診療の中で、健康でいられることは、当たり前なことではない。奇跡の積み重ねの上で成り立っているものなのだと考えるようになりました。人はよく、なぜ病気になるのか?と考えますよね。しかし私は、皆さんにその反対を考えてほしい。命が尽きることは当たり前。元気でいられる今に感謝し、その健康を維持できるよう努力することが必要なのです。

お父さんの医院を継がれたのですね。

開業医である父の背中を見て育ちましたから、いつかは継ぎたいと考えていました。私自身、生まれ育った場所でもあり、思い入れが非常に強いこの地域。父が開院して55年がたち、その間ずっと通ってくださる患者さんも多くいらっしゃいます。父が築いてきた信頼を、私が壊すわけにはいかない。そう考え、患者さんに寄り添う姿勢を大切に、今日まで一生懸命やってきました。その中で、少しずつではありますが患者さんから感謝していただけるようになってきた気がします。例えば、重度の症状をお持ちの患者さんがいらっしゃった場合であっても、治療法はなくとも少しでも症状が和らげばと必死でアドバイスをしますし、入院した際には様子を見に病室を訪問したりすることもあります。治療はできなくとも、患者さんの気持ちに寄り添い出来るかぎりを尽くすことも、医師として大切な役目だと思うのです。

健康を維持してもらうために行っていることはありますか?

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何より、健康診断を定期的にお受けいただくことですね。循環器内科の医師として、健康診断には大きく2つの役割があると考えています。1つ目は、心筋梗塞などによる突然死を防止すること。実は、動脈硬化というのは、誰しも生まれる前から始まっているものなのです。それが症状として現れ出すのが、40代、50代になってから。高齢になってからの心筋梗塞の発症を防ぐためには、働き盛りの頃からしっかりと早期発見・早期治療に努めていく必要があるのです。2つ目は、高齢時に寝たきりにならないよう、健康寿命を延ばすこと。血圧やコレステロール値が高かったり、糖尿病があったり。それを放置してしまうと、いずれ大きな病気につながってしまうこともあるのです。早期治療や定期的な検査を行いながら経過を観察していくことで、いつまでも健康な体でお過ごしいただきたいと思っています。

精神的・身体的・金銭的負担のない診療をめざして

診療の際に気をつけていることは何ですか?

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患者さんにとって、精神的・身体的・金銭的な負担をできる限りなくしていくような診療を行い、その上で良好な結果をお出ししていくことが何よりの理想ですね。そのためにも、患者さんが何を望んでいるのかを、時間をかけてしっかりとお伺いしています。単に患者さんの数を増やしたいならば、駅前に医院を構えた方がいいですよね。しかし私は、患者さんのお顔を見ながら、一人ひとりと真摯に向き合っていきたいと考え、この場所でそのまま医院を続けていこうと思ったのです。それは、私にとっても患者さんにとっても大きなメリットとなっているのではないでしょうか。患者さんが無理なく通っていただける医院であるからこそ、健康維持のお手伝いができると考えています。

いつまでも健康でいるためのアドバイスをお願いします。

高齢になっていくにつれて、しっかりとご自身で健康管理をしていただくことが必要です。私は患者さんに、お散歩やジョギングで体を動かしていただくことをお勧めしています。毎日少しずつでも運動していただくことで、健康状態に大きく変化してきます。近所に車の通らない桜並木があるので、そこを毎日往復してくださいなどと、具体的にアドバイスをしていますよ。実は、それは私の散歩コースでもあるのですよ。忙しい日が続いたりすると、近所を散歩しながら、「こんな家ができたのか」、「これは何の花だろう?」と、小さな発見を探しています。体の健康にもつながりますし、心もリフレッシュされる気持ちの良い時間です。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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リニューアルして院内設備も整い、喘息や熱中症などの点滴や、睡眠時無呼吸症候群の治療、在宅酵素療法など、新しい治療もどんどん取り入れています。どんな症状であっても、当院にいらしていただければ適切な診断ができるよう、これからも患者さんのニーズにお応えできる医院をめざして精進してまいります。健康でいられる幸運を忘れずに、大切にしていきましょう。そのためにも、血圧の管理や、食生活や睡眠時間の改善のアドバイスなどを行いながら、患者さんと二人三脚で健康管理をサポートしていけるかかりつけ医をめざします。

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