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渡邊 清治 院長の独自取材記事

渡邊内科クリニック

(小田原市/小田原駅)

最終更新日:2021/10/12

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JR東海道線・小田急線の小田原駅から徒歩4分、海産物店や土産物店、飲食店などが立ち並ぶ駅前商店街の中にたたずむのは、2000年に開業した「渡邊内科クリニック」だ。院長の渡邊清治(きよはる)先生は、生まれも育ちも小田原市。駅前で自営の店舗を構える両親の背中を見て育ったのだそう。今回、「地域のかかりつけ医として、皆さんに気軽に通っていただきたいですね」と穏やかな笑顔を見せる渡邊院長に、医師をめざした理由や診療方針、患者層、力を入れていること、地域への想いなど、豊富な話題で語ってもらった。

(取材日2020年3月19日)

「医療機関らしくない」をコンセプトに

白衣ではなく、アロハシャツなんですね。

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そうなんです。当院のコンセプトは「医療機関らしくない」雰囲気づくりですので、患者さんに気軽に診療を受けていただけるように心がけています。中には、病院に来ると血圧が上がってしまうという患者さんもいらっしゃいますので、病院で緊張したり、嫌な思いをしたりしてほしくないなと。アロハシャツは数年前から着るようになりましたが、患者さんからもとても好評なんですよ。看護師たちも以前は白衣でしたが、今では同じようなシャツを着ています。

院内もカフェのような雰囲気で「らしくない」ですね。

私が抱いていた構想をすべて現実化させたんですよ。たとえ診療が長引いて、他の患者さんをお待たせしてしまったとしても、居心地良く待っていただける空間にしたいなと。カフェのようにカウンター席を置いて、エイジングケアに関するお勧めの本などもそろえています。患者さんには興味を持って読んでいただけているようで、あっという間にボロボロになるんですよ。ちなみに、エントランスは竹取物語をイメージしてデザインしてもらいました。皆さんにリラックスして診療を受けていただけるとうれしいです。

こちらには、どのような患者さんが多くいらっしゃるのでしょう?

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小田原駅は神奈川県西部の鉄道交通の拠点ですので、地域の方はもちろん、小田原駅周辺や箱根方面で働いている方など、さまざまな方がいろいろな地域からいらっしゃいます。基本的に、地方都市のクリニックは高齢の患者さんが多い傾向がありますが、当院では高齢者の割合は5割以下です。幅広い世代の患者さんを診ています。

先生も小田原市ご出身だと伺いました。

はい。生まれも育ちも小田原ですので、この周辺には直接的にも間接的にも知っている方がたくさんいます。両親は駅前の商店街で自営の店舗を構えていましたが、その影響を受けて、町医者を志したんです。というのも、両親のように自分でやりたいことを見つけて、自立してやっていきたいと思ったんです。小さい頃から体が弱くて、かかりつけの先生によく診てもらっていましたので、医療が身近な存在だったというのもあります。仕事として、人の役に立ちたいなと。慣れ親しんだ小田原で、地域の皆さんの暮らしを医療の面からサポートしていきたいと思っています。

何でも相談できる「地域のかかりつけ医」として

先生のご専門についてお聞かせください。

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北里大学医学部卒業後は、すぐに同大学医学部病理学教室に入りました。研究と教育、臨床を同時に進めていくということを10年間続けました。中でも、一番好きだったのは臨床です。病理診断の結果をドクターに送るということにやりがいを感じていました。また、当時はすごく恵まれた環境で、脳から皮膚まで、つまり頭からつま先まで、全身の病理を診ることができていたんです。僕の専門は肝臓なので、肝臓疾患の外科や内科の先生たちとも数多くの症例を検討し続けてきましたね。10年続けた後、病理診断を行う医師を一生続けていこうかと迷いましたが、将来のことを考えて、臨床医として開業しようと決意しました。

全身の病理を診てきたご経験が今に生かされているのですね。

そうですね。私がめざしているのは、体調や健康についての疑問など、何でも相談できるかかりつけ医です。当院でアドバイスや治療ができることはしますし、必要に応じて、より専門性の高い医療機関や医師を速やかに紹介することも可能です。「あのクリニックに行ったら、これしか診てくれなかった」ということが起こらないように、患者さんを「病気」ではなく「人」として診ていくことを大切にしたいと考えています。

力を入れていることはありますか?

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今一番興味を持っているのはエイジングケアです。一般的にエイジングケアというと、美容的なアプローチをイメージする方も多いかもしれません。しかし、私のいうエイジングケアは、年齢とともに劣化していく全身の細胞や臓器をどうメンテナンスしていくかをテーマにしています。超高齢社会を背景に、さまざまな器官・臓器で「高齢者が病気にならないために、どうケアをしていくか」といったテーマに取り組んでいますが、それでは遅いかなと思っています。というのも、「皮膚の劣化を防ぐために、20代からお手入れしなさい」と同じなんです。「若い頃から全身のケアをしていけば、健康を少しでも長く維持していける可能性が高くなる」ということを普及させたいと思っています。

具体的には、どのようなエイジングケアを行っていくのでしょうか。

当院ではエイジングケアに特化した人間ドックをご用意しています。体内年齢や老化の危険因子を知ることだけに限定したコースです。早い年齢の段階から細胞レベルで体の衰えや老いを知り、なるべく老化が進まないようにすることを目標としています。体を若く健康に保つようにしていくことは、病気の予防にもつながっていくのではないでしょうか。これらの検査の結果をもとに、医学的根拠に基づいて食事や生活習慣、適度な運動について、そして体の状態に合わせた点滴やサプリメントなどをアドバイスしています。

医療とエイジングケアをつなぎ、地域の健康を守る

ところで、お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのようにお過ごしですか?

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やはり体を使わないと老化してしまいますので、休日は体を動かすことを意識していますよ。要は、太りたくないんです(笑)。以前はいろいろやっていましたが、最近はゴルフ一本で楽しんでいます。あとは、小田原医師会の会長として、さまざまな業種の人たちと意見を交わし、小田原市を盛り上げていくための取り組みも行っています。医療の視点では、診療から完治、もしくは亡くなるまでを地元で完結していくことが目標です。

今後の展望をお聞かせください。

先ほどお話ししたように、エイジングケアに力を入れていて、内科や皮膚科、眼科、泌尿器科など、さまざまな分野のスペシャリストたちとともに、エイジングケアに目線を向けて研究しています。当院の待合室に置いてある本も、これらの先生たちの本が多いんですよ。こういった場面で得た情報などを、少しでも日々の診療に生かしていきたいですね。具体的には、血管系のエイジングケアを考えると、糖尿病を克服することが大事など、医療とエイジングケアを結びつけていきたいなと考えています。患者さん一人ひとりの健康状態や年齢などを考慮し、優先順位をつけながら取り組んでいきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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例えば、子育て真っ盛りだったりする30代の女性に関しては、婦人科系の検診をきちんと受けていただきたいです。これから40代、50代を迎えるにあたって、生活習慣病のリスクなどが高くなりますので、若い頃から健康を意識していくことが大事だと思います。「子どもの食事がこれだから、私も……」ではなくて、お子さんも含めた食事の管理をちょっと勉強して、楽しく前向きに過ごしてほしいですね。そして、体や健康のことで心配や不安があれば、いつでも相談していただけたらと。医学的根拠を持って、「心配しすぎないように」とアドバイスするのが、われわれの役目だと思っています。当院では漢方の処方も行っていますし、地域のかかりつけ医として、幅広く対応しています。気になることがありましたら、お気軽にご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

エイジングケアに特化した人間ドック/1万8000円~

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