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辰巳 賢多 院長の独自取材記事

ファミール産院ちば

(千葉市中央区/蘇我駅)

最終更新日:2021/10/12

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蘇我駅から歩いて15分の場所にある「ファミール産院ちば」。2021年5月に「柏木産婦人科」からクリニック名を変更しリニューアル。新たに辰巳賢多先生が院長に就任した。クリニックの培ってきた信頼感を守りつつ、患者や時代のニーズに合わせて診療の幅を広げている辰巳院長。NST室や点滴室の新設もその一環だ。分娩に加え、一般不妊の相談や子宮がんの検査にも対応している。経験豊富な助産師が多数在籍しているのも同院の特徴。助産師の外来では妊婦とコミュニケーションを取りながら、心と体のサポートを行っている。「座右の銘は、夢中は努力に勝るです」と語る辰巳院長に、今回のリニューアル内容や、今後の展望について話を聞いた。

(取材日2021年9月8日)

歴史を守りながら、時代に合わせ変化するクリニック

クリニックの歴史と、今回のリニューアル内容についてお聞かせください。

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当院の歴史は、戦後間もない時代に「柏木産婦人科」としてこの地で開業したのが始まりです。1985年には前院長の柏木博之先生に代替わりして、より居心地の良い産科をめざしながら、お産や女性の健康に携わってきました。そして今年の5月に「ファミール産院ちば」としてリニューアル。柏木先生より私にバトンが引き継がれ、今はさらなる安心安全な医療を提供できるように尽力しているところです。今回のリニューアルに伴い、診療の幅も広がりました。出産までのサポートや分娩に加え、一般不妊のご相談やチェック、子宮がんの検査にも対応しています。昨年からは助産師の外来も始めました。患者さんと助産師がふれあう機会を増やし、不安や疑問など相談もできる場です。検査機器やエコーも新しいものを導入し、おなかの中の赤ちゃんの心拍数などを測る「NST室」や、寝ながら点滴を受けられる「点滴室」を新設しました。

ホテルのような落ち着いた雰囲気ですね。

今回のリニューアルでは、入り口から診察室までのデザインを一新。来院された患者さんが少しでも明るい気持ちになってもらえるように、椅子のデザインも工夫しました。患者さんがくつろげる場所をめざし、ホスピタリティーにも力を入れています。医師やスタッフたちが患者さんの気持ちに寄り添い、話し方や接し方に心を配ることも大切だと考えています。話しやすい雰囲気でなければ、患者さんは言いたいことも言えません。患者さんの気持ちをくみ取りながら、幸せな出産をするためのお手伝いをするのが当院の役目です。妊娠は女性の心と体に影響を及ぼすもの。少しでもリラックスして受診していただくために、医師もスタッフも丁寧な対応を心がけています。

入院用のお部屋はほぼすべてがシャワー・トイレつきだと伺いました。

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そのとおりです。水回りは共同スペースに設けられている産院も多いかと思いますが、自分専用のシャワールームがあったほうが気持ちが良いですよね。また、トイレは特に周囲の耳・目が気になるもの。これも自分の部屋の中で自由に行き来できるほうが、リラックスできますよね。インターネット環境も整えており、部屋のスペースはできる限りゆとりを持たせ圧迫感のないよう工夫しています。患者さんにはご自宅にいるときのようにくつろいでもらいたいため、病室のほとんどを個室でご用意しています。さらに快適な環境を提供できるよう、今年から来年にかけ、シャワー・トイレの入れ替えも含めたリニューアルを予定中です。

他院との連携も強化。安心のためのサポート体制

お産へのサポート体制について教えてください。

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当院には常勤の医師が3人、非常勤医師も数人在籍しており、助産師もいます。多くの助産師・看護師が、緊急時対応の研鑽を積んでいるのも特徴です。より高度な医療が必要となる場合に備え、各医療機関との連携体制を強化していますし、入院病棟はオートロック式で防犯カメラも備えるなど、安心安全なお産のための取り組みとしての環境づくりを徹底しています。また、産前・産後のケアも各種取り扱っています。妊娠期には思いがけない体の不調が生じることもあります。気になることは、何でもご相談ください。

4D超音波装置も導入されているのですね。

高速で描画能力に優れた、先進の4D超音波装置を導入しています。従来の超音波装置と比べ、より正確な評価・診断が期待できるものです。おなかの中の赤ちゃんの表情が映ることもあるんですよ。診察室や検査室には、エコーの映像を確認できるモニターを複数設置しました。患者さんはもちろん、ご家族にも赤ちゃんの経過を見ていただくことが可能です。「目に見えない」というのはどうしても不安になったり、実感が湧かなかったりするものです。赤ちゃんの様子を見て、少しでも安心してもらえればと思います。当院に通院されている方でしたら、毎回の妊婦健診で4D超音波画像をお撮りします。

今後、力を入れていきたい分野はありますか?

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まずはこれまでどおり、地域の皆さんに安心・安全な医療の提供をめざしていくこと。私は大学卒業後、亀田総合病院で2年間の研修を経て、東京医科歯科大学・旭中央病院で研鑽を積んできました。その後は縁あって「柏木産婦人科」の副院長を経て、この度院長を引き継いでいます。その経験を生かし、これまでクリニックが培ってきた「地域からの信頼」にしっかり応えていけるように、これからも努めてまいります。さらに現状維持で満足することなく、患者さんや時代のニーズに合わせて、無痛分娩などの医療も、提供していければと考えています。また、改装によって大型のホールが3階に完成しました。新型コロナウイルスの問題が落ち着いたら、ここで母親学級や産後ヨガ、ベビーマッサージなど、妊婦さんやママのための取り組みを積極的に開催していきたいと考えています。

不安な時こそ信頼して任せてほしい

先生はなぜ産婦人科の医師を志したのでしょうか?

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私が小学4年生の時、祖父がくも膜下出血で倒れました。それまで医療には縁がなかったのですが、この時から祖父を通じて医療を身近に意識するようになりました。私が祖父に対してできたことは、入院時のひげ剃りや洗顔の手伝いでしたが、数年後に祖父が亡くなった際の「私がお医者さんならば、もっと何かできただろう」という思いが、医師をめざすきっかけとなりました。産婦人科を選んだ理由は、出産・手術・ホルモン検査と、診療の幅の広さに魅力を感じたこと。いろいろなことに興味や関心がある私の性格に合っていたのかもしれません。高校生の時に塾でお世話になったアルバイト講師の先生が、その後に産婦人科の医師になったことも、私の進路選択に大きく影響しています。実際に私も産婦人科の医師になってみて、やはり天職だったと日々思いますね。私が診療した患者さんが幸せな妊娠・出産をされると、自分のことのようにうれしく感じるのです。

座右の銘を教えてください。

「夢中は努力に勝る」です。努力や頑張りだけを口にしている間はまだまだ、本当に夢中になれば苦を苦とも思いません。今、私は、院長として当院をより良くすること、そしてゴルフに夢中になっていますよ(笑)。どちらもその領域まで届けば最高ですね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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私自身も2児の父親として日々子育てに励んでおり、この秋には新たな命も誕生する予定です。大変なこともありますが、子どもたちの笑顔にパワーをもらっています。妊娠・出産を望む患者さんにも「子どもを持つ喜び」を感じてもらえるよう、新しい風を取り入れながら、精いっぱいのお手伝いをいたします。ファミールグループの理念は「幸せなお産をしよう」です。お産は患者さんご自身がするものですが、当院はみんなで一緒にお産に臨む気持ちで取り組んでいます。「近所に頼れる人がいない」「何もかも不安」そんなときこそ安心・信頼してもらえるクリニックになれたらうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・4Dエコー/当院分娩の方:4500円、他院分娩の方:8800円
・新生児の聴力検査/4400円 ※千葉県在住の方は1400円です。

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