医療法人社団至心会  田那村内科小児科医院

医療法人社団至心会 田那村内科小児科医院

田那村 彰院長、田那村 雅子副院長

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京成電鉄・千葉中央駅そばの「田那村内科小児科医院」。目に留まるのが3階のコミュニティスペースだ。テーブルやソファ、書籍が置かれ、まるでカフェのような雰囲気。病気の改善だけでなく、患者の困りごと全般を解消したいと奥行きのある診療を心がける田那村彰院長、動機づけ面接法を導入し、禁煙治療に力を入れる妻の雅子副院長。高齢化や医療の専門化が進む中、必要なのは多職種と協力する医療だと口をそろえる。「私たちは患者さんを健康に導く案内人。当院をもっといろいろな人が集まる場所にして、地域を巻き込んだ医療を展開していきたい」と話す2人に診療への思いや注力する分野などを聞いた。
(取材日2016年7月30日/再取材日2017年6月22日)

医療機関に紹介した後も関係を絶やさない

―3階にあるカフェのようなスペースがとても印象的です。

【田那村院長】冬場など、患者さんの多い時に待合室として使ってもらっているほか、地域のコミュニティスペースとして活用しています。面積は約83平方メートルと広く、色とりどりのソファを置き、小上がりにはかわいらしい丸テーブルとクッション。棚にはいろいろな書籍や雑誌、絵本を並べ、良い意味で医療機関っぽくない、くつろげる雰囲気にしました。
【雅子副院長】診療以外で地域の人が集える場所を作りたかったんです。それが当院のコンセプトにもマッチすると思って。地域のスポーツクラブに協力してもらい、週に1回、母と赤ちゃんがスキンシップを図る教室や、ご高齢者向けにロコモティブシンドロームを予防するためのトレーニング指導を行っています。核家族が増えている今、若いお母さんは孤立しがち。お母さん同士の輪を広げてもらいたい思いもあるんです。

―では、貴院のコンセプトはどのようなものでしょうか?

【田那村院長】プライマリ・ケアを実践するクリニック、つまり、何でも相談に乗る身近な家庭医です。内科と小児科を標榜していますが、「悩みがあるけど、どんな医療機関に行けばいいかわからない」といった人も診ています。何らかの事情で仕事に行けない人、不登校児童なども来院されます。地域のゲートキーパーとしてまずはお話を聞き、アドバイスして、専門的な治療が必要であれば医療機関を紹介します。特に意識しているのはその後。紹介した医療機関との関係がうまくいっていないことが実はよくあるんです。当院ではどんなところが不満だったかを聞いて、その方に合うだろう医療機関を再度吟味して紹介することも。患者さんが一人で探すのは大変ですから、なるべく関係を絶やさないようにしています。

―診療する際にはどんなことを心がけていますか?

【田那村院長】ただ病気を治すのではなく、患者さんの困りごとを解決したいです。咳が出ていても漫然と咳止めを出さず、何が心配でどうしたいのかまでを聞いて、検査をするのか、どんな薬を出すのか、一緒に考える。そういった奥行きのある診療を心がけています。
【雅子副院長】患者さんの心の声を聴くことです。悩みへの答えって、実は患者さんが既に持っていることが多いんですね。多くの医師は「プロだから」と答えようとしますが、禁煙できない患者さんにアメをなめることを勧めても「甘いから……」、昆布を勧めても「でも……」と水掛け論になることが多い。そんな時に「前日まで吸わないでいられたんですよね。その時はどうしていたんですか?」と聞くと「あ、そういえば」と自分で意識していなかったことに気付く場合がある。患者さんの気付きを促すコミュニケーションが大切だと思っています。



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