医療法人社団 小室医院

医療法人社団 小室医院

小室 順義院長

頼れるドクター

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西武池袋線入間市駅から徒歩10分ほどの住宅地の一角にある「小室医院」。1933年に現院長小室順義(こむろ・のぶよし)先生の祖父が開院してから80年以上の長きにわたって、この地の医療に貢献してきた歴史ある産婦人科の医院だ。以前は分娩も行っていたが、現在は周産期以外の婦人科を中心に診療。「女性の一生に生じるさまざまな変化に対応するのが、産婦人科の医師の役割」をモットーに日々診療に励む小室院長は現在、埼玉県産婦人科医会会長、入間地区医師会会長を務めるなど、患者の利益と産婦人科医療の向上に、日夜、力を尽くしている。そんな多忙な日々を送る小室院長に、医院や診療のことなどたっぷり聞いた。
(取材日 2017年8月30日)

この地で長く続く医院の3代目として地域医療に貢献

―こちらは開院して80年以上の歴史ある医院なのですね。

私の祖父がこの場所に開院した時代は医師も少なかったので、祖父はかなり広い地域にわたって人力車に乗って往診していたと聞いています。父も祖父同様に非常に忙しく診療していました。父は警察の嘱託医も務めていましたので、夜中に不審死などがあったりすると呼び出されて行くことが度々ありました。また、私が通っていた幼稚園や小学校の園医や校医もしていましたから、地域との関係が強固でしたね。ということで、私は地盤も建物も引き継ぎ、生まれ育った所で開院した次第です。

―お祖父さまやお父さまの背中を見て、自然に医師の道に進まれたのですか?

医師としては私で6代目にあたりますが、この地では3代目になります。母方の実家も医師でしたから、要するに医師家系です。ですから、小さい頃から医師になることに対してまったく抵抗がありませんでした。戦後の混乱期や高度成長期に、身を粉にして働く祖父と父を見て、自分も当然医師になるべきと、それ以外の職業は考えませんでした。また産婦人科を専門にすることも自然でした。医大に入ってから開院するまで30年近くこの地域を離れていたのですが、年月を経て帰ってきますと、人口も増えて町が開け、モダンになった印象を受けます。この地域は昔から大きな災害などが少なく落ち着いた地域ですから、住民皆さんの気質も穏やかで古い世代と新しい世代の調和が上手にとれているように感じます。

―どんな時に医師としてやりがいを感じますか?

やはり手術や処置がうまくいったときです。当院は2009年から分娩を行っていないのですが、分娩を扱っていた頃は、難産になりそうな方が頑張って出産され、元気な赤ちゃんの顔をみたときは本当にうれしかったですね。また、真夜中に緊急の帝王切開になって、空が白々となった明け方に力強い赤ちゃんの泣き声を聞いたときなどは「やった」と、本当にやりがいを感じていました。どんな治療でも患者さんにとって良い結果になることは、医師冥利に尽きます。

記事更新日:2017/10/31


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