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神谷醫院

神谷醫院

神谷 達司院長

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通い続けられる病院づくりを心がけている

―大学病院ではどのような研究をされていましたか? 

大学病院では、脳卒中のメカニズムと治療について研究をしていました。脳卒中は日本の国民病であり、死因第4位です。岡山大学では認知症を専門的に扱っていたため、認知症の治療に携わるようになりました。今も岡山大学で臨床教授と非常勤講師を務め、年1回医学部の学生に講義を行っています。2016年4月から自治医科大学でも教鞭をとっています。昔は治療法がなかった病気もいろいろな薬が出て、医療技術は進歩しています。患者さんに医療の恩恵を受けてもらえるように、適切な治療を提供していきたいですね。

―独居の高齢者が増えているそうですね。

老老介護も独居も増え、今後高齢者の生活がどうなっていくのかを本当に心配しています。認知症が進行すると、薬を飲むことも、通院することもわからなくなってしまう場合があります。病気の進行を防ぐためには定期的な通院が大切ですので、積極的に来院してもらえる病院作りをしていきたいと思います。院内の待合室も、安らげるような空間をイメージしています。患者さん同士の憩いの場として親しんでもらえるようになるとうれしいですね。認知症は早めに気づくことが大切で、適切に診断して進行を抑える薬を使うことで、寝たきりになるまでの時間を長くできるメリットがあります。家族や周囲の人も認知症だと理解できていれば、対処法を考えることができます。ご自身でも元気なうちに、将来の成年後見人や財産の管理や分与について検討することができるでしょう。

―導入したMRIについて教えてください。

2015年12月に、大学病院と同じ水準である1.5テスラのMRIを導入しました。MRIは、大きい病院で1〜2ヵ月前から予約しないと受けられないのが難点でした。MRIを使わず、症状だけで認知症診断を行うのは難しいんです。画像での裏付けが必要です。大きな病院へ行かなくても検査ができる施設を作りたいと思ったのが、MRIを導入したきっかけです。初期の脳卒中・認知症・脳腫瘍・頭痛の原因となる脳内器質性疾患なども、MRIで状態がよくわかるようになりました。病院へ紹介が必要なときも、病気の可能性があるからではなく、検査結果を持って送り出せるので、その後の治療もスムーズですし、患者さんの負担も最小限に抑えることができるんですよ。



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