神谷醫院

神谷醫院

神谷 達司院長

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草加駅より徒歩10分、旧日光街道沿いに「神谷醫院」がある。同医院は、院長である神谷達司先生の父が57年前に開業した歴史ある医院。神谷先生は2008年に院長に就任後、2010年に改築して現在の場所へ移転。神谷先生は草加市で数少ない神経内科医で、脳卒中・パーキンソン病・認知症を中心に、生活習慣病など内科診療も手がける。同医院では大学病院と同等の水準で検査が受けられるMRIを導入し、画像診断に裏付けした診断を行う。草加八潮医師会が行政に働きかけ、神谷先生が中心となって認知症検診を2年前に始めたことで、認知症の早期発見にも役立ち、認知症ではないと安心する材料にもなるという。認知症に関する著書も手がける神谷先生に、医院や診療について話しを聞いた。
(取材日2016年4月8日)

内科医だった父の代から57年地域に愛されてきた医院

―この医院について教えてください。

この医院は、私が生まれる1年前に父が開業し、57年間続いています。父は内科・小児科を専門にしていました。私は神経内科医となり、日本医科大学の准教授を経て、岡山大学へ移りました。大学にいた頃はまだ父が元気だったため、草加市へ戻る予定はなかったんです。2007年に父は私が研究していた脳卒中にかかり、診療が難しくなり、後継を考え始めるようになり、翌2008年10月には、岡山大学を退職して、私がこの病院を引き継ぎました。2010年には医院を改築して今の場所へ移り、地域に暮らす高齢者にとって交流の場となるような明るく過ごしやすい雰囲気に仕上げました。近年は独居の高齢者が増え、人と話す機会が少なくなってきています。人と会話をするだけでも物忘れを防ぐことができますので、積極的に来院してもらえるような病院作りをしていきたいですね。

―どのような患者さんが来院されますか? 

主に脳卒中・パーキンソン病・認知症が中心で、高齢者が6割です。一方で、私は頭痛専門医でもあるので、頭痛で悩んでいる若い方も多く来院されますね。もちろん高血圧・脂質異常・糖尿病など生活習慣病の管理や風邪・インフルエンザなど内科診療も行っています。108歳の草加市最高齢の方へ往診もしています。

―診療時に心がけていることを教えてください。

患者さんの中には、なぜ治療を受ける必要があるか理解されていない方もいます。病気を理解し、納得して治療を受けてもらうことが大切です。治療は薬を出すだけじゃない。生活習慣病があると認知症も進行しやすく、放置しておくのは危険です。かかりつけ医がしっかり診察することで、認知症の進行を抑えられるんです。患者さんとお話する時は、笑顔で接するように心がけています。医師が上から目線でお話すると、患者さんは説明がわかりにくいだけでなく、聞きたいことも聞けなくなってしまいます。お互いに笑顔でいられるのが一番素敵ですよね。

記事更新日:2016/04/22


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