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廣瀬 恒 院長、廣瀬 益子 副院長の独自取材記事

ひろせクリニック

(所沢市/新所沢駅)

最終更新日:2021/10/12

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新所沢駅近くに1996年に「ひろせクリニック」を開院し、医院運営に尽力してきた廣瀬恒院長と廣瀬益子副院長夫妻。内科と小児科からスタートした同院は、ニーズに応える形で診療科を広げ、身近で専門的な医療が受けられると、地域の患者が通うクリニックだ。日本内科学会総合内科専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医として豊富な診療経験があり、大学と共同の臨床研究や治験にも積極的に取り組む廣瀬院長。そして、日本小児科学会小児科専門医で、総合病院での診療経験、自らの子育て経験も生かした診療で多忙な子育て世代をサポートする益子副院長。互いの専門性を尊重しつつ、息の合ったコンビネーションで地域医療を支え、住民に信頼されるアットホームなクリニックを創り上げてきた2人に取材した。

(取材日2020年8月20日)

医療機器など設備を整え専門性の高い医療提供に努める

まず、プロフィールや開業に至る経緯を教えてください。

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【院長】防衛医科大学校を卒業し、リウマチ・膠原病を専門に学びました。その後、米国留学、病院勤務等を経て、1996年に妻とともに当院を開業しました。開業後1年半ぐらいで患者さんが増えて手狭になったので、ここに新築移転して今日に至ります。
【副院長】私は埼玉県出身です。小児科を選んだのは、研修医時代、子どもには未来があると感じたからでしょうか。その後、総合病院で多様な小児科診療に携わった後、夫とともに開業しました。

こちらのクリニックには、どんな特徴がありますか。

【院長】私は主に内科、リウマチ・膠原病科を、副院長は小児科を診療しています。他に循環器、呼吸器科、消化器科、腎臓病、内分泌、甲状腺、糖尿病それぞれ、専門の医師による診療を実施しており、糖尿病患者さんのサポートなどを行う管理栄養士も在籍しています。CT、MRI、胃・大腸カメラのほか、心臓や動脈、甲状腺などの超音波検査機器も整備しており、最近、デキサ法による骨密度測定器も導入して診療の幅を広げています。
【副院長】当初は内科と小児科でスタートしましたが、院長の専門であるリウマチ疾患は肺や心臓に影響が出ることが多いことや、地域のニーズが広がってきたことから、診療科も増やしてきました。リウマチ科では女性ドクターの診療時間を設けています。また各診療科の先生方とのコミュニケーションや情報共有にも力を入れています。

クリニックの診療方針について聞かせてください。

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【院長】患者さんには優しく親切に、できるだけお待たせしないことを心がけ、スタッフ全員が「患者さんに満足して喜んで帰っていただきたい」という気持ちを大切にしています。そして大学病院で提供しているような診療レベルを保ち、赤ちゃんから高齢者まですべての患者さんを対象に、正確な診断と適切な対応を行うことを追求しています。正しい答えを導き出せるように、私たちも常に学んで成長しなければならないので、勉強会などには積極的に参加して、常に新しい知識や技術を患者さんに還元できるようにと考えています。
【副院長】スタッフ一同、高い意識をもってできるだけ患者さんの立場を考えて行動することを心がけています。勤務歴の長い看護師も在籍し、患者さんのことを熟知して頼りにされていますね。また院内で定期的に勉強会を開催して、共有すべき意識や情報について話し合い、一丸となって診療に向き合えるようにしています。

リウマチ・膠原病診療、小児科診療に力を入れる

こちらのリウマチ・膠原病診療には、どんな特徴がありますか。

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【院長】リウマチや膠原病は長い付き合いとなる病気ですから、安心し、信頼して治療を続けていただけるようにしていくことを重視しています。またリウマチは治らない病気とされてきましたが、現在では医学が進歩し、新しい薬剤が登場しています。当院ではガイドラインに則って、治療目標と治療計画を立て、3ヵ月ごとにプログラムを見直して寛解をめざしています。治療のゴールが見えていることで、前向きに治療に取り組んでいただける方が増えた印象です。リウマチの研究は日進月歩で新しい薬剤も次々と開発されていますので、有効性と安全性が重視されている点も十分にご説明した上で、治験をご紹介することもあります。困っている患者さんを一人でも多く救えるよう、医学の進歩に貢献したいという思いで、これからも診療を行うだけでなく、治験や研究にも努めていきたいと考えています。

どんな症状があったら、リウマチ科を受診するべきなのでしょうか。

【院長】初期の段階では、関節が腫れ、それに伴う痛みを感じます。それ以前に疲れやすい、筋肉がこわばるといったサインを発している場合もありますが、その段階で来院される患者さんは少なく、だいぶ進行してから来院される方が多いのです。残念ながら、今のところ予防法はありませんので、小さな変化を見逃さず、違和感を感じたらリウマチ科へ来院してください。それからでも治療は遅くありません。

小児科での診療についても教えてください。

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【副院長】少子化で子どもの人口が減り、治療より、乳児健診や予防接種、生活指導など、予防医学が中心となってきています。予防接種の種類が増えたので患者さんは多い印象です。仕事を持つお母さんも多いですし、私自身、仕事と子育てを両立してきましたので、忙しい親御さんを応援したいという気持ちで、患者さんやご家族の環境までを考えた診療や助言を心がけています。例えば、この後はこういう経過をたどりますというところまで説明したり、積極的に疑問を解消したりして、安心して帰宅していただきたいと考えています。長く診療していますから、子どもさんの成長が感じられること、お母さんになって親子2代で来てくださる方もいますので、うれしいですね。

オンライン診療や訪問診療にも対応し、地域に貢献

開業26年を経て、地域を支えるクリニックとなっているそうですね。

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【院長】私の母校に近い新所沢で開業したのは偶然なのですが、近隣で開業している同窓生も多く、そのネットワークを活用できるのも良かったなと思っています。リウマチや膠原病に関しては、一人の患者さんを長く診ることができますので、傾向やリスクも考えながら治療を進めています。またコロナ禍で慢性疾患の方の受診控えが話題となっていますが、当院の患者さんは、きちんと受診され、必要な治療を続けられている方が多いです。やはり患者さんとの信頼関係が大切だと痛感しました。
【副院長】夫婦で医院運営に携わっているので、経営方針など何でも相談して決められるのがいい点でしょうか。しかも診療科が異なるので、それぞれの専門性に関しては尊重しながら、連携できると思います。小児科はお母さんとの関係が重要ですから、女性、母親としての視点も役立てていきたいと思っています。

今後の展望についてお聞かせください。

【院長】長年携わってきましたが、リウマチは広く診る必要のある全身病だと改めて思っています。有用な薬剤が開発されていますが、患者さんにどれが効果的なのかは試してみないとわかりません。近い将来、医学が進み個々の患者さんに適した薬剤がわかり、効率的な治療が実現することを期待しています。また、やはりがんの患者さんは多いので、早期発見で地域に貢献していきたいですね。社会や地域のニーズに応えることも重要ですから、高齢になり通院できなくなった患者さんを対象に訪問診療も始めました。これからも求められる医療に対応していきたいですね。

地域の皆さんへのメッセージをお願いします。

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【副院長】当院は感染対策にも力を入れ、どの診療科にも専門性の高い医師が在籍していますので、安心して受診してください。小児科に関しても総合病院での経験もあり、子育ての経験もありますので、何でも相談してください。また、リウマチなど慢性疾患で通院されている方は、「血液検査を受けているから」と意外とがん検診を受けていない方も多く、早期発見のためには市区町村のがん検診をはじめ人間ドックを受けることも大切です。当院では、胃や大腸の内視鏡検査をはじめ、超音波検査や骨密度検査、CTやMRIによる検査などさまざまな検査も行っています。ご家族で健康を守るためにも検査や予防接種などを役立てていただければと思います。

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