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寺内 厳織 院長の独自取材記事

みらいメディカルクリニック川口中央

(川口市/東浦和駅)

最終更新日:2022/12/07

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東浦和駅や新井宿駅などから車で約10分、東京外環自動車道川口中央インターチェンジからすぐの場所にある「みらいメディカルクリニック川口中央」。1991年の開業以来、長年にわたり地域住民の健康を守ってきた「添田医院」を松本昌和理事長が2020年5月に継承し、2022年8月からは寺内厳織(いつお)先生が院長を務める。これまで同様に内科全般を幅広く診療するとともに、訪問診療にも注力し、外来から在宅医療による終末期ケアや最期の看取りまで、地域住民をワンストップで支える医療に取り組んでいる。「今後は私の得意領域である消化器内科も生かし、より患者さんに寄り添った医療を提供していきたい」と語る寺内院長に、同院の診療内容や今後の展望などを聞いた。

(取材日2022年10月7日)

困っている患者の道しるべになれる存在でありたい

まずはクリニックの成り立ちを教えてください。

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当院の前身である添田医院の院長が高齢になられて医院の引き継ぎ先を探しておられた時に、われわれ「みらいメディカルグループ」に打診いただき、継承することになったと聞いております。「みらいメディカルクリニック」のルーツは、もともと茗荷谷エリアで長年「自転車に乗って疾走するお医者さん」として親しまれていた「松本医院」です。2011年に松本医院の前院長の息子である松本昌和理事長を中心に診療を開始し、2015年に現クリニック名に改称して新たなスタートを切りました。現在は文京区の「みらいメディカルクリニック茗荷谷」と、大田区の「みらいメディカルクリニック西六郷」、そして愛知県や静岡県でも医院を運営しているほか、港区や中央区にも開院を予定しています。

こちらでは内科全般を総合的に診療しているそうですね。

消化器、循環器、呼吸器、糖尿病、アレルギーなど内科全般を幅広く診療いたしております。患者層は近隣にお住まいのご高齢者を中心に、糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった慢性疾患をお持ちの方が多いですね。また、さまざまな合併症を引き起こすリスクとして知られている睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対するCPAP療法を行っており、多くの患者さんが通院されています。当院は前身と合わせると約50年の歴史があるので、何十年も通ってくださる方も少なくありません。ただエリア的には若い方も多いので、その世代の方々にも来ていただけるような取り組みをしていきたいと思っています。私は更年期障害の治療も経験していますし、小児の風邪や便秘、インフルエンザワクチンなども対応可能です。お子さんから高齢者まで幅広く診れる、「よろず診療所」のような存在をめざしたいですね。

先生が院長に就任された経緯を教えていただけますか。

私は2008年に帝京大学医学部を卒業して、獨協医科大学埼玉医療センター消化器内科に入局しました。その後は他の病院で医局長や院長を務めてきましたが、ご縁があって当院を紹介いただいたのです。松本理事長は、地域医療を大切にし、まず患者さんに寄り添うことを第一に考えています。初めてお会いしてお話しさせていただいた際に、診療や患者さんに対する考え方にとても共感し、ぜひここで医療を提供していきたいと考えました。

先生は消化器内科が専門とのことですが、どのような疾患を多く診てきたのでしょう。

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胃食道逆流症やヘリコバクター・ピロリ感染症、機能性ディスペプシアなどの胃部症状を呈する疾患や、慢性便秘症、過敏性腸症候群など腹部症状を呈する疾患は多くの症例を経験しています。当院には超音波検査やエックス線検査に加え、CTも導入されており、大きな病院に行かなくてもある程度の精密検査ができることが強みです。今後はCTに加えて私の得意分野である内視鏡も導入して、より病気の早期発見に貢献し、そして高度な治療が必要なときには専門の医療機関へつなぐ役割も担っていければと考えています。もちろん専門に限らず、幅広く患者さんのサポートができればと思っています。当院のような街のクリニックは、困ったことがあったときに患者さんが最初に関わる場所でもあるので、病気の有無は問わず心配なことを相談していただきたいですね。そこから必要な検査や治療に進んでいただくための道筋をつくることが、私たちの役目だと思っています。

「持続可能」を意識し外来から在宅での看取りまで対応

訪問診療にも力を入れているそうですね。

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高齢で通院が難しくなった患者さんなどを対象に、外来診療に加え、在宅療養支援診療所として365日24時間体制の訪問診療を行っています。医療機関によっては外来と訪問で診察する医師が異なるところもあるようですが、当グループでは外来担当医が訪問診療も担当するスタイルをとり、患者さんとご家族の人生に寄り添う診療をめざしています。また、患者さんが自宅でもクリニックと同等の診療が受けられるよう、日頃の体調管理や床ずれの処置から在宅での看取りまでできる体制を取っています。

「未来永劫、持続可能な町医者の実践」を理念に掲げていると聞きました。

通院が困難になって訪問診療に切り替えたときに主治医が変わってしまうと、患者さんやご家族のストレスになることもありますよね。当院は外来診療から訪問診療・看取りまで対応することで、患者さんやご家族が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる仕組みづくりに取り組んでいます。最近は専門性に特化しているクリニックも増えてきていますが、昔のお医者さんというのは、往診も外来も検査も全部やっているイメージがあったじゃないですか。当院もそんなふうに、困ったときは何でも相談できるような、「よろず診療所」のような存在でありたいと考えています。

先生が診療の際に心がけていることはありますか?

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一方的にこちらからお話しするのではなく、患者さんも話しやすい雰囲気づくりは大切にしているつもりです。たまには適度に雑談も交えることで、患者さんが言い出しづらい病気や悩みも引き出せるよう心がけています。患者さんに「あのクリニックは雰囲気が変わってしまったから行きたくないな」と思わせないように、歴代の院長先生方が培ってきた文化を大切にしながら、新しい風を融合させるとことで、より良いクリニックに進化させていきたいですね。

子どもから高齢者まで、患者の生活に寄り添う診療を

先生がドクターになったきっかけを聞かせてください。

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私の両親は会社員だったのですが、親族に数人医師がいましたし、自分が病気になったときに診てくれた医師の姿を見て「かっこいい仕事だな」と感じていたので、医療の世界に興味はあったのです。ただ、車が大好きだったので、学校を卒業してからは自動車整備士の免許を取得して整備士として働いていました。しかし自分の母親や高校時代の同級生が病気になったことなどがきっかけで、自分も医療の世界で誰かに貢献したいと強く考えるようになり、この世界に飛び込みました。25歳で会社を辞めて猛勉強して、30歳で医学部に入ったんです。今は、医師になって本当に良かったと思っています。患者さんに「先生のおかげで体の調子がいいよ」と声をかけていただくと、何よりもうれしいですね。

それでは、消化器内科に進んだ理由は?

当初、整形外科を志望していたのですが、研修先の獨協医科大学埼玉医療センターで恩師である教授と出会い、その方に影響を受けて消化器内科へ進むことにしました。消化器内科は、内科で最も主訴が多いといっても過言ではない科なんです。口からお尻までひとつながりですし、肝臓や膵臓も診ますからね。つまり、生活に最も密着している科でもあると思うんです。例えば便秘が続くとおなかが張って毎日苦しいでしょうし、胃の調子が悪いとご飯がおいしく食べられなくて気分も沈んでしまいそうですよね。そんな生活の質に大きな影響を及ぼす病気や症状を速やかに治療し、患者さんの生活をより過ごしやすくすることが望めるのが消化器内科の魅力ですね。

ありがとうございました。それでは最後に今後の展望をお願いします。

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クリニックが長く続くほど患者さんの高齢化が進み、通院が難しくなってくる患者さんも増えてくると思います。そんな方々もしっかりサポートできるよう、必要に応じて医師やスタッフの数を増員しながら、訪問診療も強化していきたいと思います。小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い年代の方に何でも頼っていただける、そんなクリニックづくりを心がけていきますので、困ったことがあればご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インフルエンザワクチン/成人:3500円、小児(1回):3000円

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