三橋 清 院長の独自取材記事
マリンクリニック
(浦安市/新浦安駅)
最終更新日:2025/03/12

新浦安駅から徒歩3分、大型ショッピングモールの目の前という便利な立地にある「マリンクリニック」は、皮膚科、形成外科、美容皮膚科、美容外科を標榜し、皮膚全般のさまざまな症状に対応している。2000年の開業以来、幅広い年齢層の患者が日々来院する地域密着型のクリニックだ。院長を務めるのは、日本医科大学で形成外科を専門に学び、手術経験も豊富な三橋清先生。フォトフェイシャルでのケアや医療脱毛など、審美面に配慮した対応も行っている同院。オンライン診療も取り入れて忙しい毎日を過ごしている三橋先生に、診療において大切にしていることや患者への想いを聞いた。
(取材日2025年2月12日)
気軽に来院できる地域密着のクリニックでありたい
新浦安という土地にぴったりなマリン風の内装が印象的です。

電車に乗って新浦安を通った時にきれいな街だなと感じ、2000年4月22日に開業しました。新浦安はとても落ち着いた雰囲気で、気に入っていますよ。海に近い場所ということで、青を基調とした内装にしました。だんだん年季が入ってきているので、きれいにしないといけませんね(笑)。
年季は長く続いている証拠ですね。先生の胸ポケットに刺しゅうされているキャラクターもかわいいですね。
お子さんたちが喜んでくれるんですよ。当クリニックには幼児から高齢者まで、幅広い年齢層の方が来院します。幼いお子さんは診察室で泣いてしまうことが多いですよね。なので、そんなときに力を貸してもらおうと考えたのが、かわいらしいキャラクターたちなんです。私の胸ポケットに刺しゅうされているキャラクターや診察室に置いてあるぬいぐるみを見て、子どもたちが笑顔になってくれたらうれしいですね。
どのような症状で来院される方が多いのでしょうか?

冬の時期ですと肌の乾燥、春に入ると花粉症が原因の肌荒れが多い印象です。他に、ニキビを治したい、しわを改善したい、ほくろを除去したいといったお悩みを持つ方などもいらっしゃいます。当クリニックは、皮膚科、形成外科、美容皮膚科と、皮膚全般の症状に対応していますので、患者さんの主訴は本当にさまざまです。ちょっとした悩みでも気軽に来ていただけるような、地域密着のクリニックでありたいと考えていますね。
ちなみに、先生のお肌もとてもきれいですが、日常生活で気をつけるべき点を教えてください。
いやいや、きれいというほどではありませんよ(笑)。でも、気をつけるべきことといえば、冬の間はとにかく保湿することが何より大切です。私もデスクにクリームをいくつも置いて、ちょくちょく手に塗っていますね。塗り薬や軟膏にも、さまざまな種類があるので、患者さんの症状に合わせて処方しています。
積極的に取り組んでいるオンライン診療
先生が医師をめざしたきっかけを教えてください。

祖父母と親戚が内科医と小児科医だったので、私も自然と医師を志しました。日本医科大学で形成外科を専門に学びながら、皮膚科や美容外科にも携わるようになったんです。大学では、多種多様な手術を経験しました。中には、合計12時間かかったケースもあります。当クリニックではそれほど大きな手術には対応していませんが、大学時代の経験を生かし、皮膚に関する症状を網羅できるクリニックをめざしています。
オンライン診療にも対応されていますね。
はい。当クリニックでは新型コロナウイルスの流行前からオンライン診療を始めていました。ただ、本格的に取り組み始めたのは、新型コロナウイルスが流行しだして需要が増えた後になりますね。オンライン診療を受診するのは、一度来院した後の状況を診させてもらう場合や遠方にお住まいという方の場合が多いです。インターネット環境さえあれば、時間や場所に縛られない点が、オンライン診療のメリットですね。
患者さんと接する上で、大切にしていることはありますか?

心がけているのは、患者さん一人ひとりに合わせたコミュニケーションを取ることです。しっかりとした詳しい説明を希望されたり、シンプルに薬の処方のみを求められたり、患者さんからの要望はさまざまです。なので、患者さんのお話を深く聞き、症状の原因を探ることを大切にしていますが、時間が限られているのも事実です。手術や施術を除き、予約制を取っていないので、診察に長い時間をかけてしまうと、他の患者さんをお待たせしてしまうことにつながりかねません。忙しいと、どうしても余裕を持った対応ができなくなると思うんです。患者さんとの会話と効率的な診察という、なかなか両立が難しいことに、いつも葛藤していますね。時間に余裕があるときは、いくらでも雑談したいですね(笑)。
ニーズの増える審美面に配慮した治療
長く診療を続けていらっしゃいますが、近年の美容ブームの影響などは感じていらっしゃいますか?

ニキビでお悩みの方が皮膚科を受診するケースが多くなってきた印象ですね。また、美容系の医療機械も進化を続け、医療脱毛、ほくろの除去など、気軽に施術を受けられるようになっています。変化に応じて、私も勉強会へ参加し、新しい知識を吸収したり、知り合いの医師や友人から情報収集したり、院内に新しい機械が到着したら自分で試してみたりしています。自分でも納得した上で、患者さんに提供したいという想いがありますから。施術後のアフターフォローもしっかり対応していますので、ご安心ください。
日々お忙しいと思いますが、趣味やリフレッシュ方法があれば教えてください。
趣味はDIYです。院内には私の作った棚がありますし、照明をLED電球に変えたのも電気工事士の資格を持つ私です(笑)。家では子どものゲーム機を収納する棚を作りました。コンテストに応募したら、なんと大賞と特別賞を受賞し、とてもうれしかったですね。設計することが楽しいんですよ。ちなみに、軟膏やクリームを収納しているデスクの棚も、自分で買ってきたアクリルを使って作った物です。
院内では先生の作品にも注目ですね! 最後に、読者へのメッセージをお願いします。

お伝えしたいのは、少しの悩みでも気軽に来ていただきたいということです。美容外科の施術や手術は予約が必要ですが、外来は予約制ではありません。「ニキビが突然できてしまったから、診察してほしい」など、飛び込みで来ていただいて大丈夫です。少しお待たせしてしまう場合もあるかもしれませんが、いろいろお話をして、治療していきましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とはフォトフェイシャル/2万5000円~、ほくろの除去/1万5000円~、医療脱毛/4000円~、しみレーザーケア/1万1000円~