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藤井 秀朋 院長の独自取材記事

オーラルデンタルクリニック川崎

(川崎市幸区/川崎駅)

最終更新日:2020/04/01

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川崎駅から徒歩3分。大型商業施設駐車場の真向かいにあるのが「オーラルデンタルクリニック川崎」だ。自然光が降り注ぐ明るい待合室は、アロマの香りと軽やかなBGMが流れ、心地良い雰囲気。診療室はすべて広い個室で、治療中もゆったりと過ごせそうだ。「個室診療室は欧米では当たり前のこと。感染予防を含め、診療環境は欧米の基準に基づき、本来はこうあるべきだと思う形を実践しています」と藤井秀朋院長は話す。診療については、歯や骨、舌などで構成される口を一つの臓器と捉え、多角的な視点から診断できることや、オールラウンドに治療できることを重視。幅広い診療内容に対応している。そんな藤井院長に、クリニックの特徴や歯科医療への思いなどについて話してもらった。
(取材日2018年12月20日)

欧米基準の衛生管理により、清潔な診療環境へ

こちらの患者層や地域性などについて教えてください。

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患者さんは川崎周辺の方々と遠方から来られる方々、半々くらいですね。東京や千葉、埼玉、茨城といった近隣県に加えて、静岡、和歌山、兵庫などからもいらしています。遠方の方は勤務医時代に診ていた患者さんだったり、その患者さんが当院を紹介してくださったお友達だったりします。インプラント治療のご要望が多いため、ご高齢の方が多いですね。川崎地域は歯科に対する意識の差が激しいと感じます。意識の高い方はとても高いのですが、逆にほとんど意識していないという方もおられます。歯科への意識を高めていただくためには、まずご自身の口の中がどういう状態か知っていただくことが大切ですね。

診療室はすべて広い個室で落ち着きますね。

欧米では個室診療室が当たり前ですので、当院でも患者さんが清潔でリラックスできる環境を心がけています。衛生管理については、治療機器の滅菌、使い捨て器具の活用は当然ながら、ユニットで患者さんや医療スタッフが触れる場所にはすべて感染予防用のシートを貼り、患者さんごとに取り替えています。グローブも個室を出入りする度に取り換えるなど、感染予防策を徹底して実践しています。診療時間は、1人あたり90分から120分を確保し、患者さんとの十分な相談時間を取りつつ、治療も進められる部分は進めていきたいと考えています。治療の密度が濃くなり、通院回数も少なくなりますので、患者さんにとっても利点が多いのではないでしょうか。

歯科医師をめざされたきっかけは何ですか?

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親戚に歯科医師が多かったので、歯科医師の仕事は身近に感じていました。実は私は両利きで、右手も左手も大差なく使えるのです。手先も器用で、子どもの頃から緻密な作業が得意でした。それもあって、高校生になって将来のことを考えた際、手に職をつけたいと思い、歯科医師の道をめざしました。実際に今、治療や手術の際に両手が同じように使えるので、とても便利です。左右のどちら側の歯もスムーズに診られますし、メスも左でも右でも握れて自由自在。歯科治療は精密さが求められ、特に根管治療は緻密な手作業になりますが、私にとても合っていると思います。

口腔は一つの臓器。多角的に診断・治療できる力が重要

診療方針について教えてください。

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患者さんが納得するゴールに向けて、その方と相談しながら効率よく治療を進めることです。患者さんが納得されないまま治療を進めて、そのまま治療終了となることが、最も良くないと思っています。ですから、患者さんが理解・納得されるまでじっくりと話し合うようにしていますね。今はたくさんの治療法の中から、自分に合う方法を選べる時代。それぞれの治療法について丁寧に説明して、患者さんが確信を持って選べるようにすることが大切だと思います。そのためには、口腔内写真やエックス線画像などをお見せして、まず現状を正しく理解していただかなければいけません。よく「歯医者で歯を抜かれた」などと言いますが、「抜いてもらった」と思ってもらえるのが本来の形です。それが「何々された」となってしまうのは、患者さん側の理解不足、そして歯科医師側の説明不足、双方に原因があるのでしょう。その溝を埋めるための時間はとても重要だと思います。

こちらでは幅広い診療に対応しているのですね。

口腔は28本の歯と歯茎、骨、舌などで構成されている一つの臓器です。歯科診療の領域としては、矯正、審美、義歯、歯周病などと細かく分類されていますが、口腔内ではそれぞれ深い関連性があるのです。例えば歯周病予防のために矯正治療が必要となったり、インプラントも予防歯科の長期的観点から必要となったりする場合もあります。また、嚥下機能や咀嚼、発音機能などの口腔機能回復も歯科医療の範疇に含まれます。そういったあらゆることに対応できないと口腔のスペシャリストとはいえないのではないでしょうか。口腔全体を多角的な観点から診断でき、どのような症例でも高い技術をもってオールラウンドに治療できること、またそれによって口腔全体を管理できることが重要だと考えています。もしも歯科医師に何か不得手な分野があって、正しい診断、最適な治療ができないとあれば、それは患者さんにとって不利益なことだと思うのです。

予防についてはどのような取り組みをなさっているのでしょうか。

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まずデンタルIQを高めることが予防歯科の基本であると考えています。行為の前に、予防の概念を持つことが重要ですね。概念を持つことが、意識の変化につながると思うのです。そして意識が変化すれば、歯科に関する基礎的な知識も頭の中にすっと入っていくでしょう。そうして身についた歯科の知識はとても大きな財産になると思います。そしてそれらを、お友達などにもどんどん伝えていってほしいですね。また、歯科医療に対する判断力も大切です。今はインターネット上にさまざまな情報があり、誤った情報も多いのが現状です。あやふやな情報に右往左往している方が多いように感じます。患者さんをはじめ、地域の方々に歯について正しい知識を持ってもらい、判断力のレベルが上がるようさらに努めていきたいですね。

治療で人生が良い方向に変化することが自身の励みに

これまでの診療で印象的な出来事はありますか。

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勤務医時代に診ていた患者さんが、開業後、わざわざ私のことを探し出して来てくださったのはとてもうれしかったですね。どこで開業するとは伝えていませんでしたから、インターネットで検索したりして「先生、見つけたよ」と。かなり多くの方に来ていただきました。また、歯の状態が悪く、ほとんど会話をせず心を閉じていた患者さんが、悪かった歯をすべてインプラントにした結果、診療中に冗談を言うほどまで明るくなった例があります。先日は、婚活で歯を治療した方が、無事婚活に成功して、子どもが生まれたよと報告しに来てくれました。このように、歯の治療によってその方の人生がいい方向に変わっていく姿を見るとうれしいですし、自分自身の励みにもなります。

プライベートはどのようにお過ごしですか。

趣味は釣りで、釣り暦は40年近くになります。以前は、ルアーフィッシングやフライフィッシングをよくやっていましたが、最近は、沖縄など日本各地で海釣りを楽しんでいます。幸い、ここは羽田が近いですから(笑)。釣りは現地の歯科医師たちと一緒に行って、楽しみながら、歯科医療について情報交換しています。場所によって歯科医療についての考え方や取り組みなども異なりますので、釣りよりもそういった情報交換が主になることもあります。そのおかげで、日本全国に歯科医師のネットワークができています。今度地方に転勤になる、という人には、転勤先のクリニックを紹介したり、地方から東京近辺に来る人には当院を紹介してもらったりしています。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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これからも地域の方々に頼りにされる歯科クリニックであり続けたいと思います。当クリニックに来た方のデンタルIQがより高まり、それが地域の皆さんにも広がっていけばと願っています。デンタルIQの向上は、まずご自身の歯の状態がどのようになっているかを理解して、その原因などを解釈することから始まります。「歯科医師に診てもらったから安心」と思うのではなく、そこから何をすべきかが重要なのですね。まずは現状把握のために気軽に受診していただければと思います。また、何か悩みや困っていることがあればどんなことでもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/臼歯 38万円~、前歯 40万円~
矯正治療/1ブロック 15万円~、全体 90万円~

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