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増澤 通永 院長の独自取材記事

すみれ整形外科クリニック

(横浜市都筑区/鴨居駅)

最終更新日:2019/11/01

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「診療方針は、とにかく患者さんの話をよく聞くこと。苦痛を取り除き、患者さんが快適に生活しやすくなるよう努力するだけですね」と優しい笑顔で語る「すみれ整形外科クリニック」増澤通永院長。父が外科医師という環境に生まれ育ち、少年時代、尊敬できる整形外科医師に出会ったことから医師を志したとのこと。大学病院や総合病院の整形外科を経て「すみれ整形外科クリニック」の院長となり、スタッフをまとめて、クリニックを運営していく責任感を実感しているところだという。患者の生活場面に注目し、生活の質の向上を重要視した整形外科医師ならではの診療姿勢が印象的だ。一般外傷手術の経験に加え、股関節疾患などを専門としてきた。クリニックの成長とともに、今後の活躍が大いに期待される先生だ。
(取材日2014年6月9日)

温かいまなざしで多くの人の健康と暮らしを見守る

医師を志されたきっかけを教えてください。

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私は青葉区のたまプラーザで生まれ育ちました。父は外科医師でしたが、特に後を継ぐというような気持ちはあまりなかったのです。ただ子どもの頃から、部活や水泳など運動が好きでケガすることも多く、よく近くの整形外科に通っていました。とても優しい先生で、お世話になるうちに整形外科医という仕事に憧れるようになり、スポーツ医学にも興味を感じたことから、最終的には医学部に進みました。

そのまま整形外科医をめざされたのですか。

当初は整形外科にこだわらず、さまざまな診療科を学生時代、研修しましたが、やはり整形外科領域が面白いと感じました。整形外科は、骨や軟骨、筋肉、神経など全身の運動器官が対象で、外傷の手術もあれば、内科的な疾患もあり、とても幅広い診療科であるところに引かれたのです。大学卒業後は大学院に進み、変形性股関節症など股関節の病気の臨床と研究をしていました。変形性股関節症は、先天性股関節脱臼から発症するケースが多い病気です。近年は新生児健診で先天性股関節症をチェックするので若い世代は減っていますが、まだまだけっこう多い病気なんですよ。大学院卒業後は、大学の関連病院である新潟県の病院に赴任しました。

新潟県での生活はいかがでしたか。

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高齢の方が多く、また農業に従事されている方も多いので腰やひざ、ひじなどを壊される方が多いのが印象的でした。患者さんが少しでも症状が軽くなりスムーズに生活できるようになることを重視して、患者さんとよく話し合いながら診療に取り組んでいました。方言はそれほど強くなかったのですが、「やめる」という独特の言葉がありました。「痛い」とは少しニュアンスが違い、なんとなく調子が悪いというような意味で、「痛くはないがやめる」と言われ、赴任当時はどういうことだろうと困りました(笑)。穏やかな方が多く、雪は多かったですが住み心地は良く、とても良い所でした。

治療からリハビリテーションまで、長期的な診療を展開

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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リハビリテーションのスペースが広く器機類も充実しており、理学療法士が2名おりますので、十分な運動療法や理学療法を行うことができることですね。機器も複数ありますので、待ち時間も少なく、効率的に治療やリハビリテーションを受けていただくことができます。都筑区は、横浜市内の中でも平均年齢が若い地域で、患者さんにも比較的若い方が多いですね。ららぽーと内にあることもあって、30〜40代の女性の患者さんが目立ちます。症状としては肩こり、腰痛、家事や育児による腱鞘炎などですね。また野球やサッカーをしている子どもさんのケガや、腰痛の男性も多いです。運動会シーズンは、張り切り過ぎて足腰を痛めたというお父さんも多かったですよ。

先生の診療方針をお聞かせください。

患者さんが何を診てほしいと思われているのか、何を期待されているのか、患者さんの思いを見極めることが大切だと考えています。整形外科は、この症状にはこの薬というように明確に決められないことが多いですし、病気ではないが痛いということも少なくありません。また理学療法や運動療法の効果は短時間で明確になるものでもないので、患者さんと信頼関係をつくりながら、じっくりと話し合い診療を進めることが必要だと考えています。そして、できるだけ患者さんが快適に生活できるように、苦痛を抑え、解消していくことが私たち整形外科クリニックの役割だと考えています。

院長としての思いをお聞かせください。

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前任の病院では整形外科の責任者を経験しましたが、院長というのはやはり違うなと感じています。患者さんに対してもスタッフに対しても日々大きな責任を感じますね。また大学病院などでは、急性期や手術など短期間の治療を手がけることが多いのですが、こちらでは初診から治療、リハビリテーションまでトータルに診ていくことが大きな特徴です。患者さんとはずっと長いお付き合いが続いていくわけですから、常に総合的なことや、将来的なことまでを考え、広い視野で診療していかなければならないという責任も感じています。

外傷から内科的疾患まで。多様な診療に真摯に取り組む

印象的な患者さんとのエピソードがあれば教えてください。

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大学病院では重傷の患者さんも多数診療しました。私が当直の時、交通事故に巻き込まれた女性が救急車で運び込まれたことがあり、普通ならば足を切断するぐらいの重症例でしたが、まだ年齢も若く、足を切断したらその後の生活もいろいろな面で制限され、精神的なダメージも大きいだろうととっさに考えたのです。先輩の先生方に、なんとか足を切断しない方向で治療する方法はないかと相談し、私も治療に加わりました。そのことは後で患者さんにも感謝され、今も忘れられない症例ですね。

外科医師のお父さまから、どんな影響を受けましたか。

父は外科医院を開業しており、その仕事ぶりは大変だけれど面白そうだと思うことはありましたね。やはり医師を選んだのは、父の影響も大きかったと思います。ただ父はやはり昔の世代ですから、医師が治療方針を決める診療スタイルでした。その頃の患者さんは、それで安心され信頼されたと思いますが、時代も変わっていますから、私はもう少し客観的に、患者さんにも自分の体や症状については認識して理解していただいた上で、ともに治療を選んでいくという診療スタイルでありたいと思っています。

小学生のパパでもある立場から、子どもの健康で気になることはありますか。

野球を小さい時から練習している子どもさんは、練習をし過ぎてひじや肩を痛めたり、投球できなくなったりするケースが少なくありません。当院には野球経験者の理学療法士もおり、練習量などについても具体的にアドバイスができます。ぜひ、子どもさんの将来のためにも、私たち専門家に相談していただきたいと思います。ちなみに、うちの息子はバスケットボールのクラブに入っています。私としては、サッカーをしてほしかったのですが(笑)、息子はバスケットボールを選びました。でも、息子に付き合って応援するようになると、バスケットボールも面白くなってきました。子育てはなかなか思い通りにはいかないものですが、それで世界が広がることもありますね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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最近は、インターネットなどでいろいろと情報を集めて、体操やサプリメントで腰痛や肩こりを治したいという方も多いようです。しかし、やはり整形外科の医師の診断を受けて、きちんとした理学療法や運動療法を受けていただくほうが良いと思います。また肩こりには運動療法で筋肉をつけることが、痛みの解消には良い場合が多いのです。整形外科領域では新しい治療法も開発されてきていますので、痛みやしびれ、不具合がある時には、気軽に整形外科に来院していただきたいですね。当院は、ららぽーと横浜の中にあり交通アクセスもよく、エスカレータやエレベータも整備されていますので、足腰の悪い方にも通院しやすいと好評です。ぜひ、多くの方に利用していただきたいと思います。

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