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雨森 洋貴 院長の独自取材記事

T.O.P.S. DENTAL CLINIC 

(渋谷区/西新宿五丁目駅)

最終更新日:2019/08/28

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西新宿五丁目駅から徒歩2分。山手通りに面したビルに「T.O.P.S DENTAL CLINIC」はある。エレベーターを降りてすぐの受付にはじゅうたんが敷かれ、おしゃれなシャンデリアや手作りのカウンターなど、まるでホテルのような洗練された雰囲気。目の前に広がる大きな窓からは新宿の高層ビル群が見え、6階ならではの開放感が心地良い。雨森洋貴院長の「クリニックに足を踏み入れた瞬間から、患者さんの不安や緊張を少しでも緩和できるようにしたかった」というこだわりが伝わる。日本歯周病学会歯周病専門医としての技術を生かしながら、全身の健康を考えた質の高い歯科医療の提供をめざしている雨森院長に、熱い思いを聞いた。
(取材日2017年8月21日)

モットーは「大切な人に受けてもらいたい治療」

先生のご経歴を教えてください。

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大学卒業後は明海大学PDI埼玉歯科診療所で2年間の研修を経て、医局員として10年間、勤務しました。その間、大学病院での診療と研修医の指導、学会発表や研究に携わり、最後の3年間は歯学部機能保存回復学講座オーラル・リハビリテーション学分野の助教を務めました。また日本歯周病学会歯周病専門医の資格を取り、インプラント治療などさまざまな経験を積むことができました。今の自分があるのは、優秀な教授陣や先輩方から歯科医師としての基礎を高いレベルでご指導いただいたおかげだと心から感謝しています。

幅広い経験を積まれた後に開業したのですね。こちらはどのような患者さんが多いですか?

虫歯などの一般歯科から、予防・審美・インプラント・口腔外科・入れ歯・ホワイトニング・矯正・小児歯科までトータルな歯科技術をご提供しています。最近はセラミック治療を希望する方が増えていますね。見えるところに金属を入れるのは嫌なようです。材質を知りたがる方が多いので、いくつか見てもらいながらそれぞれの特長を必ず話します。患者さんのお住まいは周辺で、働き盛りの方が多いですね。この辺りは一歩入ると住宅地が広がっているんですよ。私は大学で培ってきた技術や知識を生かして地域医療に貢献したいと思ったのが開業のきっかけなのですが、この場所はイメージしていた街とぴったり。痛い部分を治して終わりではなく、患者さんが一生健康な生活を送れるように、お口の健康を長期的にサポートすることをめざしています。

診療方針をお聞かせください。

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「自分が受けたい治療、大切な人に受けてもらいたい治療」をモットーにしています。もちろん「早く終わりたい」「痛くないように」などの気持ち、金銭的な事情や時間的な都合など、それぞれのニーズがありますから、一人ひとりに合った治療を探すことを大事にしています。ただ、私は歯科のプロですから、これからの将来にお口の中が悪くなることが目に見えているのにそれをお伝えしないわけにはいきません。治療を強要することはありませんが、なぜその治療が必要なのかをわかりやすく、丁寧に説明するのも歯科医師の仕事だと思っています。

潜在的なニーズを探ることが歯科医師の役割

院長は特に歯周病の治療を得意としているそうですね。

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日本歯周病学会歯周病専門医の資格を取得しています。歯周病は初期段階のサインを見逃さないことが大事ですが、進行してしまったら次のステップとして歯周外科治療、中でも歯周再生療法があります。細菌を除去することにより、歯肉はある程度健康な状態になります。しかし、一度失われた歯肉が元の状態に自然に戻ることは困難。そこで失った歯周組織を再生させる方法を取り入れて、できる限り歯を残すことを可能にするのが再生療法治療です。ただ、これは専門医にしかできない治療というわけではありませんが、当院では歯周病に関する豊富な知識と技術、経験を生かして、さまざまな選択肢の中から、一人ひとりに合った最適な治療法を提案させていただきます。

診療において大切にしていることはありますか?

患者さんが本当に求めていることは何なのかを、的確に把握することです。というのも、「痛い」「取れた」という主訴が、必ずしも本当に治したいことではないことって多いんですよ。当院ではまずスタッフが患者さんに状況を確認し、その内容を踏まえて私からさらにヒアリングをさせていただきますが、例えば「右上が痛い」ということがわかっていれば、「前にも同じことがあった? 昔も痛かった?」などと問いかけるようにしています。すると患者さんの気持ちがほぐれ、もっと話したいと思っていただけて、本当に治したいことや覚えていないことを引き出すことができます。もちろん歯を診ると様子はわかりますが、潜在的なニーズを探るのが歯科医師の仕事であり、そのスキルを磨くことは名医になるために必須でしょう。技術とコミュニケーションはバランスが必要なのです。

奥深いですね。ところで、休日もセミナー講師として活動することが多いと伺いました。

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最近は、平日のセミナーも多いんですよ。指導で心がけているのは、「嘘をつかない治療をしなさい」と伝えること。例えば、虫歯の治療をしていて「ちょっと虫歯が残っているけど様子見よう」なんて考えたら絶対にだめ。そこでしっかりできるかが重要なんです。自分にも嘘をつかない治療を積み重ねてほしいと思っています。そうやって100パーセントの環境で常に臨まないと、ドクターが成長しない。若いドクターが頑張ってくれないと、業界って良くならないですからね。私は大学時代にすばらしい恩師や先輩に教えていただきました。その感謝の気持ちを少しずつ、若い先生に伝えていきたいです。

患者が変わってくれたことがうれしい

治療で気を配られているのはどんなことですか?

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「気持ち良く治療を受けていただくには」と常に考えています。例えば、鏡を口に入れる時も、冷たいままは入れません。内科の先生が聴診器を少し温めておくのと同じです。指1本お口に入れる時も、できる限り患者さんに不快感を与えないような、ソフトタッチを心がけます。治療の説明をする時も、恐怖心を持たせないように、尖った治療器具はお見せしませんし、患者さんの目線よりも低くなるように、椅子の位置や角度を調整します。一つ一つは何気ないことですが、その積み重ねがあって初めて患者さんに安心感を与えられると思います。また、当院では衛生面においても注意しています。例えばタービン用の滅菌器で歯科用ハンドピースに存在している可能性のある微生物(細菌やウイルスなど)を死滅させています。また使用している、コップ、エプロン、注射針、手袋、マスクなどは使い捨てです。

ところで、院長が歯科医師をめざした理由を教えてください。

高校の吹奏楽部の先輩が歯学部への進学をめざしていると聞いて、そういう道も面白そうだなと思うようになったんですよ。ささいなきっかけです(笑)。「人生は人との出会いが大事だ」と学生時代の恩師がよくおっしゃるのですが、私もそう思いますね。大学卒業後の進路を相談するために先輩にかけた1本の電話が縁で、先輩の勤務先である明海大学に自分も進むことになったのですから。私は人との出会いには本当に恵まれていて、このクリニックを開業する際も、たくさんの方に支えていただきました。いろいろ無理も聞いてもらったのですが、最終的にここで開業を決めたのは、関わってくださった皆さんに「ぜひここで開院してください」と後押ししていただいたことが大きかったですね。

最後にメッセージをお願いします。

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開業して、患者さんが患者さんを紹介してくれたり、続けて来てくれたりするとうれしいですよね。数ある歯科医院の中から当院を選んできてくれたのですから。また、口の中の状態が非常に悪かった方が、一年後に来たら見違えるように良い状態になっていたことがありました。当院は予防歯科にも力を入れているのですが、こちらのアドバイスをしっかりと聞いて実行してくれたからこそですよね。結果が出ると私もうれしいです。大学病院時代に診ていたお年寄りが開業後にここに来てくれて、「先生が元気だった」と泣いてくれた時も、やっててよかったなと思います。やりがいはたくさんあります。一方で、もっと自分は成長しなくてはいけないと肝に銘じています。先ほど申し上げたように、若い先生の活躍がこれからの歯科にとって大切だからです。私も理想とする先生に出会ってきましたが、自分自身がそう思ってもらえるドクターになれるよう努力していきます。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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