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西山 信一郎 院長、西山 大樹 先生の独自取材記事

大手町フィナンシャルシティ西山クリニック

(千代田区/大手町駅)

最終更新日:2022/06/15

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大手町駅から直結するオフィスビルの4階にある「大手町フィナンシャルシティ西山クリニック」は、循環器疾患およびそれに伴う内科疾患を専門的に診察する医院。院長の西山信一郎先生は、虎の門病院に34年間勤務した後、2007年に同院を開業。そうした経緯もあって、勤務医時代から西山院長が対応している患者やその家族、また患者からの紹介による来院者が多いのだという。日本循環器学会認定の循環器専門医である西山院長は、明るくユーモアに富んだ性格で、的確な診断と専門性の高い診察にこだわる。最近は、同じく循環器内科の医師である次男の西山大樹先生が週2回、長男の西山信大先生が週1回、手伝いに来てくれるそうで、今後にも期待ができそうだ。そんな西山院長と大樹先生に詳しい話を聞いた。

(取材日2022年3月22日)

友人や家族に勧められる質の高い治療をめざす

どんな患者さんがいらっしゃいますか?

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【西山院長】私が以前勤務していた頃からの患者さんやそのご家族、患者さんからのご紹介の方が多いですが、最近はフリーで来院される方も増えてきました。ビルに入館するために受付を通らなければならないので、誰でも気軽に入れる感じではないので、近隣にお勤めの方は逆に少ないですね。主訴のほとんどは、心臓に絡んだ循環器疾患です。狭心症の方や高血圧、最近は不整脈の方もかなりいらっしゃいます。高血圧や狭心症の場合は、リスクとなる高脂血症や糖尿病も含めて診察しています。花粉症や風邪、腹痛の方もいらっしゃいますが、一日のうちの8割は循環器の専門領域の患者さんですね。

診療方針を教えてください。

【西山院長】前勤務先の病院長がよく口にされていた「友人や家族の治療を安心して委ねられる病院」という言葉が、当院の診療方針です。当時も感銘を受けましたが、開業後も常に心に留めて診療にあたっています。そうした場所であり続けるためには、常に最新の医療について学び、質の高い診療を提供していかなければなりません。私は十数年間、毎年刊行される医薬品の解説本の執筆に携わっており、勉強する機会をたくさんいただいているので、知識を吸収しながら診療に生かしています。

命に関わる症状もある循環器疾患の治療では病院を選択するべきでしょうか?

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【西山院長】心臓や血管の疾患である循環器内科では、確かに急性期には手術やカテーテルなど難しい処置が必要な場合があります。しかし、急性期を過ぎれば大がかりな検査器具などは基本的には不必要です。患者さんの話を聞いて診察し、生活指導と適切な薬物治療で再発を防いでいくことが、治療の上で最も重要になります。ですから、クリニックでも適切な治療はできるわけです。大きな病院ですとどうしても診察に時間をかけられず、すぐに入院となる場合もありますが、当院なら例えば心不全の高齢者の方などは、こまめに通院することで入院せずに治療を続けていただけます。

専門的な知識と豊富な経験を生かした治療方針を提案

診療上で最も重要視されているのはどんなことですか?

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【西山院長】まずは患者さんの話をよく聞きながら診察をすることです。すると問題点がかなり集約されてきますので、そこから適した検査を行い、早期に診断をつけることが肝心です。治療方針に関しては、循環器内科の医師としての知識と経験から最適と考える治療法を第一選択として提示します。しかし患者さんやご家族のご希望もありますから、必ずしもこちらの選択肢を押しつけるのではなく、よく相談してベストな治療に持っていくように心がけています。また検査は最低限で済ませ、投与する薬も必要性をよく考えてできるだけ少なくすることも重要だと考えていますね。

院長も大樹先生も循環器内科のスペシャリストであると伺いました。

【西山院長】私は日本循環器学会認定の循環器専門医です。また1978年に日本内科学会認定の総合内科専門医の資格も取得しています。
【大樹先生】私も、兄の西山信大先生も、日本循環器学会認定の循環器専門医であり、日本内科学会認定の総合内科専門医です。普段私は順天堂大学医学部付属病院でカテーテル治療を専門に診察をしていて、兄は虎の門病院の循環器センター内科医長として不整脈の治療に尽力しています。私は週2回、兄は週1回こちらで診察をしています。火曜日の午前中がエコーと診察、木曜の午前中は私が外来を担当しています。私、父、兄と全員が総合内科専門医の資格を取得しているのも強みですから、そうした面も生かしていきたいと考えています。

専門性の高いクリニックならではの特徴を教えてください。

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【西山院長】当院では、運動負荷心電図やホルター心電図、デジタルエックス線、頸動脈・心臓・腹部の超音波検査、肺機能検査、睡眠時無呼吸症候群の検査などが可能であり、また、ワルファリン処方にあたっては、外来受診の際に血液凝固検査でPT-INRを確認し診断、その場で投与量を決定することができます。カテーテル検査やMDCT(冠動脈CT検査)は専門の施設で行い、その後に診療方針を決めることも可能です。強固な病診連携体制づくりにも注力していますので、当院では十分な治療ができないと判断すれば、責任を持って信頼できる機関や医師を紹介させていただきます。また複数の病気を抱えた患者さんは、大学病院などではいくつもの科を受診しなければならないのが現状です。臨床の場で患者さんを診るには、総合的な内科の知識が大事だと考えて総合内科専門医の資格を取得し、現在も勉強を続けています。

父と2人の息子ともに循環器内科を専門に尽力

医師をめざした理由を教えてください。

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【西山院長】私で3代目の医師家系ということで、子どもの頃から医学の道へ進むしかないという雰囲気で(笑)。医師以外の道を考えたことがないんです。当時始まったばかりのカテーテル技術を学べる循環器内科と、内視鏡技術の必要な消化器内科に興味を持ちました。大学卒業後は、尊敬していた大先輩の医師らの「まず内科のゼネラルを身につけてから専門性を高めたほうが、より良い医師になれる」という考え方に感銘を受け、内科が臓器別に分かれていた虎の門病院を選びました。4代目となる息子2人も循環器内科に進み、長男は不整脈、次男はカテーテル治療を専門としています。
【大樹先生】循環器の医師をめざしたのは、やはり父がきっかけですね。また、循環器内科は治療の成果が目に見えやすいことも理由です。症例や超音波検査の結果で気になることがあれば、父に相談しています。

今後の展望をお願いします。

【西山院長】循環器だけでなく、不整脈や糖尿病専門の外来診療日を週2回ほど設けられたらよいなと思っています。信頼のおける先生にお願いすればより専門性の高い治療を提供することができますからね。新たな診療スタイルなども取り入れていかなければなりませんが、そこは息子たちに任せたいと思っています。
【大樹先生】感染症対策や高齢化社会に向けて、オンライン診療を少しずつ取り入れていきたいと思っています。電話で診療するケースもありますが、やはり患者さんのお顔を拝見しないと健康状態を把握しにくいですからね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【西山院長】最近では、若い方にも不整脈、虚血性心疾患、狭心症など、ストレスやお酒が関連する病気が増えています。生活習慣を見直すだけでなく、ストレスを発散することも心がけるべきです。なかなか難しいことではありますが、仕事ひと筋にならずに趣味に費やす時間もつくってほしいですね。当院は循環器内科に限らず内科全般の診療に力を入れ、「質の高い診療」と「きめ細かなケア」を提供するよう努めています。信大先生も「期待と信頼に応える医療をモットーに、一人ひとりの症状や希望に沿った選択肢の中で、クオリティーの高い不整脈診療を行うよう心がけています」と言っており、病に苦しむ方々が最善の医療を受けられるよう、手助けできるクリニックでありたいと思っています。誰にでもオープンなクリニックですから、気軽に来院してください。

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