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石垣 竜 院長の独自取材記事

石垣デンタルクリニック

(大和市/南林間駅)

最終更新日:2019/09/11

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小田急線南林間駅から徒歩1分のところにある「石垣デンタルクリニック」は、2013年11月に開院したばかりの真新しい歯科医院。従来の歯科医院とは違う、暖か味のある白を基調にした院内は、およそ歯科医院らしくない優しいデザインになっている。診察室は個室と半個室になっていて、石垣竜院長とじっくり話ができる造りになっている。治療技術を一方的に患者に押し付けるのではなく、患者に寄り添い、話に耳を傾け、我慢を強いず、患者が本当に納得できる治療を心がけているという石垣先生。そこまで患者の立場に立った治療をするのには、どのような考えがあるのだろうか。明るく爽やかな笑顔の石垣先生に、患者と治療に対する思いを伺った。
(取材日2014年1月15日)

患者の緊張をやわらげ、少しでも話してもらいやすくするために考えたデザイン

院内はとても優しいデザインですが、どうしてこのようにされたのでしょう?

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ありがとうございます。実は私自身が病院嫌いなんです(笑)。病院や医院は体調が悪い時に行くものですし、行くと何をされるかわかりませんから、好きな人はいないと思います。扉を開けて中に入るのも嫌でしょう。だからこそ、入り口も歯科医院らしくない優しい感じにしました。そのイメージを持ったまま中に入ってきてもらえるように配慮してあります。また歯科医院である以上、診察台や器具は必要なもので、目に入ると患者さんを緊張させてしまいます。そこで、ベースになる色を従来の医院にあるような冷たい白ではなく、暖かい雰囲気のある優しい白でデザインしてもらいました。待合室にもテレビを置かず、デザインされた時計を掛けてあるのは、その雰囲気を大事にしたかったからです。これも患者さんを緊張させずに、落ち着いた気持ちになってもらうために考えたことです。

タブレット端末を導入されていますが、どう活用されているのでしょう?

タブレット端末には患者さんの歯の状態や、レントゲン写真、検査結果などが表示できるようにしています。患者さんが手に持って、目の前で見ることができるので、ご自身の歯の状態がよりはっきり分かってもらえるようになりました。それに、歯の状態やレントゲン写真、検査結果などは、診察台の前に設置するモニターで見ていただくのが普通ですが、当院ではモニターは置いていません。モニターは電源を入れないと画面が真っ黒になってしまいますので、それだけでも診察室の落ち着いた雰囲気を損なってしまいます。タブレット端末であれば診察室の雰囲気を変えてしまうことはありませんし、患者さんと近い距離で話すことになりますから、患者さんもより話しやすくなると思っています。それに、この端末には患者さんの治療履歴や検査結果など全ての情報がデジタル化されて一元管理していますので、どのスタッフにもその患者さんの情報を瞬時に共有することができますし、医院の運営の仕組みとしても効率良く活用できています。

ホームページも歯科医院らしくないデザインですね。

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なるべく歯科医院らしくないデザインにしました。大きくは、今までの歯科医院のホームページのイメージを少し変えたかったからです。普通、歯科医院のホームページなら、どういう治療をするかとか、得意な治療分野などを書くのでしょうが、そういったことはあまり書いていません。治療方法などはネットで詳しく調べることができる時代ですし、歯科医院なら痛くなく、早く、適切な治療ができることを誰もが望んでいます。また、そのために勉強したり、治療機器を導入するのも必然的なことだと思います。また、専門的なことは来院してから直接患者さんと話すものだと考えています。それよりも大事なことは、どういう考えで治療しているかということだと思っています。私が思う大切なことは、人と人との会話であり、会話によってつながっていくことです。そのつながりができれば患者さんも詳しい症状だけでなく、ご自身が望む治療方法など、色々なことを話してくれるはずです。それが最も大切だと思っているからこそホームページは歯科医院らしくないものにしました。

従来の歯科医師の枠にとらわれない、コミュニケーション重視の治療方針

石垣デンタルクリニックのコンセプト、「ギフト」について教えてください。

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私が考えているのは、この地域の人達に「健康の歯という贈り物をしたい」ということです。その贈り物のイメージを形にしたのがこの医院のデザインです。贈り物とは喜ばれるものです。つまり、こちらからの治療を押し付けるのではなく、本当に患者さんが喜ぶ、患者さんのためになるものでなくてはいけません。患者さんの症状や口の中の状態は様々です。その状態や患者さんの望む治療にあわせていきたいと思っています。それが「ギフト」という贈り物のコンセプトです。

歯科医師になられた経緯を教えてください。

父も、母方の家族も全員歯科医師でした。診療所のすぐ後ろが自宅だったので、薬の匂いを毎日嗅いで育ちました。とは言うものの、子どもの頃は虫歯だらけで、いつも父に治療してもらっていました。家が歯科医院なのに甘いお菓子ばかり食べて虫歯になるなんて本末転倒ですよね(笑)それに、通っていた学校の校医をしていたので、歯科検診などで診てもらう時にはなんだか気恥ずかしかったのを覚えています。そんな環境で育ったのですが、最初は歯科医師になるつもりはなかったんです。というのも、同じ歯科医師になってしまうと、父に比べられてしまうからです。しかし、同じ職業に就いて自分らしい歯科医師になれば、比べられてもいいと思い、父と同じ立場に立てば良いのだと考えるようになりました。もともと歯科医師そのものに抵抗があったわけではなかったので、その時から目指すようになりましたね。今はどこまで父に追いつき、その上でみなさまに認められる自分らしい歯科医師になることだと思っています。私が考える患者さんとのコミュニケーション重視の診療方針。どこまでそれが追求できるかだと思います。

なぜ患者とのコミュニケーションに重点を置かれているのでしょうか?

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歯科医師ならどこでも自院の紹介として噛み合わせや全身状態などを考えた治療など、技術面を強調すると思いますが、それは患者さんにとっては理解しづらいことではないでしょうか。歯科医院に行くということは、そこの先生の技術や丁寧さ、痛みの無さなど、良い治療をしてくれると思って行くはずです。つまり、それらがあって当たり前だということです。歯科医師の専門的な知識や技術は、医師がそれぞれ学び、研究しなければなりませんし、重要なことだと思います。しかしもっと重要なことは、患者さんがどういうことを相談したくて、どういうことをして欲しいのかを正確に把握することだと思うのです。患者さんが歯科医師の治療方針に一方的に従わなくてはならないのではなく、歯科医師の側から患者さんの声に耳をかたむけるために寄り添っていくべきだと思っています。患者さんからは決して寄り添っては来てくれません。そのためにも、いかに患者さんが話しやすくなるかが大事なのです。

技術の押し付けではなく、患者の意見を聞きながら決める治療方針

診察時に特に心がけていることは何でしょう?

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歯の状態は患者さんによって千差万別です。また、治療に対する要望もそれぞれ違うはずです。痛みがあったとしても、痛みを抑えることが最優先とは限りません。他を先に治療して欲しいとおっしゃる患者さんもいます。そのためにも、患者さんの要望をしっかりと聞きだすことが大事なのです。聞いたうえで、私も歯科医師としての判断をお話し、患者さんも納得できる治療方針を立てていかなければなりません。それが患者さんに寄り添うということではないでしょうか。例えば、家族の誰かが病気になったとすると、家族は全力で治療のための方法を考え、一緒になって病気に向き合っていくはずです。私は常にその時のような気持ちで患者さんと接することを心がけています。

歯周病が専門だそうですが?

歯周病は歯茎が腫れる病気だと思われていますが、実は歯の土台となる骨が溶けてしまう恐ろしい病気です。そのため、歯にどんなに良い金属やセラミックなどを被せても、土台がしっかりしていないと無意味になってしまいます。歯周病の治療で一番大切なことは、その状態をしっかりと把握することです。それによって治療の仕方まで変わってくるからです。また、患者さんにもご自身の歯周病の状態を理解してもらわなければ治療方法に納得いただけるはずはありません。患者さんが話しやすい診察室の暖かい雰囲気作り、歯の状態を目の前で確認できるタブレット端末の設備は、そのために必要なものでもあるのです。

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

休日はあちこちに出かけて、今まで見たことが無いモノやイベントを見に行っていますね。見たものをカメラで撮影するのが大好きです。音楽も大好きなので、さまざまなジャンルの音楽を楽しむためにCDを借りに行ったり、買いに行ったりしています。撮影した写真をここに置くとどんな雰囲気になるのだろうとか、手に入れた音楽をここで流すとどんな空間になるのだろうと常に想像していますね。空間を楽しむといった感覚が好きなのかもしれません。院内が優しく暖かい空間だと来院した患者さんに思ってもらえたなら、私のイメージした通りに反映されているということでしょうか。

何かアドバイスがあればいただけませんか?

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歯科医院はたくさんあります。先生もそれぞれ得意な分野や治療方法があり、独自の治療方針を持っています。急に歯が痛くなった時、どこの歯科医院に行くか迷ってしまうでしょう。どこが自分にとって一番良いのかを知るためにも、色々な歯科医院の治療方針を知っておくことが大事です。その歯科医院のホームページでも知ることができるでしょうし、口コミサイトもあります。治療方針に納得できるところで、なおかつ患者さんの希望をしっかりと聞き、できる限り適えようとしてくれる歯科医院を選ぶべきだと思います。それが医療の本質だと私は思っています。

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