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山口 一朗 院長の独自取材記事

山口歯科医院

(杉並区/荻窪駅)

最終更新日:2023/01/13

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荻窪駅からバスで5分の八丁バス停前にある「山口歯科医院」。2011年にリニューアルした清潔感のあるきれいな歯科医院だが、開業は古く、90年以上の歴史を誇る。山口一朗先生は2007年4月に就任した3代目院長。幅広い疾患に対応しつつ、睡眠時無呼吸症候群への歯科的アプローチや口臭治療など、専門性の高い診療も提供している心強い歯科医師だ。現在は自分のスタイルで医院の診療にあたっているが、祖父である初代院長の時代から変わらず受け継いできたものがある。それは、患者を大切にすること。そして来院したすべての患者に気持ち良く帰ってもらうことを何よりも心がけている。注力している治療のことから患者への温かな想いまで、たっぷりと語ってもらった。

(取材日2022年12月21日)

専門性の高い診療の導入で新たなニーズにも対応

開業から長い歴史をお持ちですが、現在はどんな患者さんが多くいらっしゃいますか?

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祖父である初代院長の時代から来院されている高齢の患者さんもいらっしゃる一方で、新しくこちらに住むようになった若い世代の方も増えています。2011年のリニューアルの際には、「幅広い層に来ていただけるファミリー向けの歯科医院」を基本コンセプトにしました。院内はバリアフリー化してスロープを設け、ドアをできるだけ大きくし、車いすで来られる方もそのまま中に入れるようにしました。また、私が数年前から学校歯科医をやっている関係で、お子さんの来院が多くなっていますね。現在担当している小学校は私の出身校なので、地域に恩返しをするような気持ちでやらせていただいています。年に2回の健診に加えて、小学6年生を対象に口腔保健指導も実施しているんです。そういった新しいことにも取り組みながら、お子さんのたちの口内環境を見守っていければと思っています。

診療で特に力を入れている分野を教えてください。

さまざまな悩みを持つ患者さんの最初の入り口になれるよう、予防歯科をはじめとしてオールマイティーに対応できる歯科医院をめざしていることは変わらずです。加えて、せっかく来院してくださった患者さんを他医療機関に紹介することなく当院で対応できるよう、専門性の高い医療も提供できるよう取り組んできました。現在は、睡眠時無呼吸症候群の治療、矯正歯科にも注力しております。矯正歯科については2014年から矯正歯科専門の歯科医師を定期的に配置し、お子さんの顎や骨格の成長に合わせた小児矯正から成人矯正まで幅広く対応しております。特に小児矯正は近年ニーズが増しており、ごきょうだいで相談にいらっしゃる患者さんも多いです。

睡眠時無呼吸症候群の治療に注力するきっかけはあったのでしょうか?

実は私自身が睡眠時無呼吸症候群の患者として、近隣の耳鼻科の先生に診ていただいているのです。その先生から、睡眠時無呼吸症候群の治療に使用するスリープスプリントを作ってもらえないかと依頼いただくようになりました。今ではその先生だけでなく、近隣の耳鼻科の先生方からの製作依頼も増えてきています。そうなった以上、ただスリープスプリントを作るだけではなく、睡眠時無呼吸症候群についての理解をもっと深めていくべきだと考え、研鑽を深めてきました。大げさかもしれませんが、この辺りで最も睡眠に詳しい歯科医院をめざすくらいの気持ちで勉強しています。

睡眠時無呼吸症候群は、歯科で相談できることを知らない方も多いかと思います。

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睡眠時無呼吸症候群の診断・検査は歯科で行うことはできないのですが、気になることがあれば是非お気軽にご相談ください。お話を聞いた上で、必要に応じて当院が連携している耳鼻科をご紹介しております。そこで診断した結果、スリープスプリントが必要であれば当院で製作するという医科歯科連携がとれていますので、患者さんもスムーズに治療を進めることができると思っています。睡眠時無呼吸症候群はよく肥満の方に多いといわれますが、肥満でなくても発症する可能性はありますし、最近は小児の睡眠時無呼吸症候群も増えているといわれています。日中の眠気があったり家族に異変を指摘されたりしたら、放置せずに一度相談をしてください。

患者の思いをくみ取るため「対話」を重視

こちらで診療を始められる前の経歴を教えてください。

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1997年に東京歯科大学を卒業後、開業医でも十分行える範囲の口腔外科手術はできるようになりたいという思いで東京歯科大学水道橋病院口腔外科に勤務しました。ここでは全身疾患を抱えて来院される患者さんもいたので、勉強になることが多かったですね。その後、予防歯科に力を入れていた埼玉県の歯科医院で3年ほど勤務しました。ここで学んだことが現在の診療スタイルのベースになっています。2つの医療機関で研鑚を積んだ後、2003年から当院で診療を行っています。

診療において最も心がけていらっしゃることは何でしょう?

初めて来院される方は不安や緊張感を持っている方も多いので、まずリラックスしていただけるように、患者さんとよくお話をすることを心がけています。よく話をして、その方がどういう治療や処置を望まれているのかまずは確認し、理解することが大切です。歯の治療について考えられていることは、一人ひとり違いますから、患者さんが望まれていることが医学的に妥当なものであれば、できるだけ患者さんの思いに沿って治療するように努めています。来院されたすべての患者さんが嫌な思いをせずに、気持ち良くお帰りいただけるよう、誠心誠意、治療にあたっています。

予防歯科についてもこだわりがあるとお聞きしました。

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予防歯科の原点は患者さんが自宅で実践できるケアだと考えていますので、衛生士によるブラッシング指導を大切にしています。当院では「つまようじ法」を推奨しています。歯と歯茎の間につまようじを入れるような感覚で、特殊な歯ブラシを差し込んでいくブラッシング法です。歯茎を刺激して鍛えたり、歯茎と歯の間に付着したプラークや汚れを除去したりすることがめざせます。歯肉炎の強い方などは、これによってだいぶ状態が変わってくると思います。あとは、歯周病の予防です。歯周病は初期のうちは自覚症状がなく、気がついたときはかなり進行していることが多いので、悪くならない段階から定期的なケアとチェックを受けられることをお勧めしています。

できることを増やして地域医療により貢献したい

歯科医師の家系ですが、子どもの頃から歯科医師になろうと思われていたのですか?

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小さい頃からそれぞれの時期になりたい職業がありましたが、医療系の進路を具体的に考えるようになったのは高校に進学してからだったと思います。幸いにも祖父と父の卒業した東京歯科大学に入学できたことで、歯科医師としてしっかりとやっていきたいと思いを新たにしました。亡き父とは10年近く一緒に仕事をしていましたが、世代も違うので診療スタイルも当然異なります。ただ、代々山口歯科医院が「患者さんを大切にする」という姿勢が変わっていないのは自信を持って言えると思いますし、これからもそうあり続けたいと思っています。

今後の抱負をお聞かせください。

基本的なスタンスはオールマイティーな診療をすることですが、今後は専門分野の診療もより拡充していきたいと考えています。睡眠時無呼吸症候群の治療や矯正歯科に加え、歯科用CTも導入しましたので、インプラントにも対応していく予定です。この1年間で設備・技術ともにしっかり準備をしていきたいと思っています。私にできることを増やして患者さんの新しいニーズに応えることで、少しでも地域医療に貢献できればうれしいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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「歯科医院が嫌いな人ほど、歯科医院をうまく利用していただきたい」ということですね。症状が悪くなってからクリニックに行くと、どうしても痛みが出たり、治療で不快な思いをすることになります。歯が痛くならないうちに行き、メンテナンスを受ける方が負担も少ないですし、嫌な思いをしなくて済みます。もちろん、歯の健康のためにもベストです。また、睡眠時無呼吸症候群をはじめとして、睡眠の悩みに歯科からもアプローチができるということを皆さんにお伝えしたいです。治療が必要になれば医科歯科連携をとりながら患者さんをサポートさせていただきますので、気になることがあればぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/50万円~、成人矯正(部分矯正)/11万円~

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