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真鍋 歩 先生、中 智美 先生の独自取材記事

真鍋クリニック

(羽村市/小作駅)

最終更新日:2020/10/28

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小作駅から徒歩約8分、眼科と耳鼻咽喉科を併設する「真鍋クリニック」。1階の眼科は真鍋歩先生が、2階の耳鼻咽喉科は中智美先生が主に担当する。真鍋先生は国内外で多くの手術に携わってきた経験があり、同院でも一般的な診療に加え、白内障から網膜硝子体手術まで、幅広い疾患の手術に対応する手術のスペシャリストだ。一方、中先生は大学病院で耳鼻咽喉科の一般診療のほかに小児難聴や補聴器の外来でも活躍してきた。そんな先生たちが連携しながら、「地域医療への貢献」を第一のコンセプトとする同院。言葉の端々に患者さまへの愛情と地域医療への使命感が感じられる2人に、医院の特徴や今後の展望などについて聞いた。
(取材日2020年9月9日)

大学病院での経験を生かし手術も含めて幅広く対応

真鍋先生のお父さまが開業されたそうですが、これまでの経緯を教えてください。

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【真鍋先生】もともとは、隣駅の羽村駅前にある真愛眼科医院を父がスタートさせました。現在は真鍋クリニックが本院で、真愛眼科医院は分院として一般的な眼科診療をしています。真愛眼科医院で手術が必要な患者さまがいれば、連携して当院で手術を行います。私自身、生まれも育ちも羽村市なので、患者さまやスタッフの中には小さな頃から私を知っている人もいます。以前は手術を中心に大学病院に勤務していましたが、2016年4月にこちらへ移りました。今でも週1日は大学病院で後輩の指導をしたり、他院へ手術の応援に行ったりしています。現在の眼科の診療体制は、父である院長と、武藤先生、瀬口先生の4人で、僕の外来は火・水・金・土の週4日です。

中先生は今年着任されたそうですが、耳鼻咽喉科の特徴を教えてください。

【中先生】2020年8月から、前任の須貝先生に変わり着任しました。当院に来る前は、他の医院で2年間勤務していましたので戸惑いはありませんでした。また大学病院で、良性疾患や悪性疾患の外来診療のほか、小児難聴や補聴器専門の外来に携わったこともあります。当院はお子さまはもちろん、ご高齢の方も多いので幅広く診ています。耳鼻咽喉科というと、局所だけを診るイメージがあるかもしれませんが、実は全身疾患でも耳や鼻、喉に症状が出ることがあり、体や心の問題と関係していることもあります。ですので、診療ではそれを見逃さないよう心がけています。須貝先生が基盤をつくってくださったので、自分が関わってきた小児難聴や補聴器の知識も生かしながら、患者さんのためになる診療をしたいと考えています。

医師を、また今の科を選択された理由は?

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【真鍋先生】手を動かすことが好きだったので、手術のある外科系に進みたいと考えていました。研修医時代にさまざまな科を経験する中で、「24時間手術室にいたい」と本気で思っていたので、消化器外科医になるつもりでした。ですが、最終的に真愛会で働くスタッフのため、そして西多摩の地域医療を守る決心をして眼科を選び、ここに戻ってくることを決めました。
【中先生】祖父が内科の医師で、大病を患い長くは生きられない状態になってからも往診などを続けていました。それを見て「おじいちゃん死んじゃうから行かないで」と言ったら、「それが医者の使命だよ」と返ってきました。その時に祖父みたいになりたいと思ったのが医師を志したきっかけでした。最初は小児科がいいなと思っていましたが、耳鼻咽喉科の研修を受けた際に先生方の素晴らしい手術を見て感動し、また幅広い世代を診られることにも魅力を感じるようになり、この科を選びました。

引き継いだものをベースにプラスアルファの医療を提供

眼科ではどんな診療が受けられるのですか?

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【真鍋先生】西多摩地域には近くに大学病院がなく、アクセスの不便さから手術を諦めてしまう人がいらっしゃいます。私は国内外で手術のトレーニングを受け、多くの症例を経験をしてきましたので、その経験を生かし「大学病院でないと受けられない最先端の治療を、西多摩でも」をコンセプトとして診療しています。また近年、加齢黄斑変性症という目の病気が増えており、これは失明につながりかねない病気です。以前は大学病院で治療を受ける必要がありましたが、当院でも大学病院とまったく同じ治療を受けることが可能です。もちろん、より専門的な検査や治療が必要な場合は、大学病院と連携してすぐに紹介ができる体制を整えています。どんな病気でも諦めず、まずは気軽に相談してもらえる環境をつくりたいと思っています。

耳鼻咽喉科ではどうですか?

【中先生】補聴器の外来や舌下免疫療法など、今まで行っていた診療を引き継ぎつつ、自分の経験を生かしたいと考えています。設備などの関係で小児難聴に関しては大学病院とまったく同じ診療はできませんが、不安を抱えるご家族にアドバイスをしたり、適切な医療機関に紹介したりしています。また、お子さまを多く診てきたので小さなお子さまにも、あるいは耳鼻咽喉科が苦手な大人の方にも、安心して来ていただければと思います。どの科であっても、患者さまの困っていることを聞いて、どういった対処がその方にとって本当に良いかを考える点は同じです。そういう姿勢で診療に臨んでいきたいと考えています。

眼科と耳鼻咽喉科を併設するメリットは?

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【真鍋先生】花粉症の時期は目と鼻に症状が出ますので、目と鼻を一つの医院で診療できるのは、患者さまにとって良いことだと思います。また、耳鼻咽喉科には全身を診られる先生が多く、例えば眼科でアナフィラキシーショックが起きた際や、急に体調が悪くなった際にも対応しやすい点もメリットだと思います。
【中先生】耳鼻咽喉科でよく診る副鼻腔炎などは目に近い場所の病気なので、鼻の病気が原因で目に異常が出た場合にも相談しやすいと思います。また、花粉の時期に起こりやすいアレルギー性結膜炎は、耳鼻咽喉科と切っても切れない病気です。耳鼻咽喉科でも点眼薬を処方をすることはできますが、アレルギーの点眼にはさまざまな種類があり、その方に合った点眼薬を使うことが大切ですので、眼科でしっかり診てもらうことで薬の選択肢も広がるのではないかと思います。

地域医療への貢献をミッションに時代に合った診療を

診療の際に気をつけていることは?

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【真鍋先生】私はまだ地域の先生方と比べると若手なので、ご高齢の患者さまとも距離が遠くならないよう、懐に飛び込むつもりでコミュニケーションを心がけています。父が長年診ていた方も多く「息子さんね」と、最初から親しくしてくださる方もいてうれしく感じます。患者さまが感じていることを、ありのまま伝えられるような関係性を築くことが大切だと思います。
【中先生】お子さまは、鼻や耳の中に何かを入れるだけで怖いと感じやすいので、まずは安心させることが大切です。上手にできたら声かけをして褒めるようにしています。また、患者さまの話をさえぎらずに聞くことも心がけています。実は中学生の頃、耳鼻咽喉科で診てもらった際に、精神的なものと決めつけられ、医師に怪訝な顔をされたことがあります。「患者さまにはそんな嫌な思いをさせない」と、心に決めています。

これからの展望は?

【真鍋先生】現在、診療の中心は私と中先生という若手コンビです。まだこれからの部分はありつつも、若さを生かし時代のニーズにマッチした医師と患者の関係、診療体制を築いていければと思います。当院は「地域の患者さまの目と耳・鼻・喉をお守りする」というミッションを掲げ、地域医療への貢献を最優先に診療を行っています。西多摩地域は過疎化が進んでいますが、医療から取り残される人を1人も出してはいけないと思います。医療インフラを整え、お子さまからご高齢の方まで、すべての人が住みやすい町にしていけるよう、医療面から全力で支えていきます。

読者へのメッセージをお願いします。

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【真鍋先生】大事な病気を見逃さないことが僕らの役割であり、仕事です。「こんなことを相談したら馬鹿にされないか?」「怒られるのでは」と気にせずに、まずは気軽に相談に来ていただければと思います。ふらっと寄っていただけるカフェのような医院でありたいと思いますので、世間話をするつもりでお困りのことがあれば気軽にご来院ください。
【中先生】今までの経験を生かし、小さなお子さまから大人の方まで、地域に根差した医療を提供できればと思います。「子どもが処置を嫌がるのでは」と心配な保護者の方も、安心していらしてください。困り事がありましたらまずは気軽に相談してくださいね。

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