全国のドクター8,980人の想いを取材
クリニック・病院 160,879件の情報を掲載(2021年7月30日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 立川市
  4. 立川南駅
  5. 医療法人社団慈泰会 立川皮膚科クリニック
  6. 伊東 秀記 院長

伊東 秀記 院長の独自取材記事

立川皮膚科クリニック

(立川市/立川南駅)

最終更新日:2021/06/03

38870 top

立川駅南口から徒歩2分の医療モール内にある「立川皮膚科クリニック」。ここは一般的な皮膚科診療から美容皮膚科診療まで幅広い領域に対応するクリニックだ。広々とした院内にはパウダールームも用意され、診察室・レーザー室・オペ室は完全個室。エキシマレーザーやパルスダイレーザーも早くから導入している。院長の伊東秀記先生は「皮膚科の領域で当院でカバーできないものはないと言っても過言ではない、それほどの自負があります」と語る。その言葉の裏には自身への厳しさと、大規模なクリニックならではの「自信」と「責任」の重さがうかがえる。診断がつかないことは許さない。原因は必ず追究する。伊東院長のアイデンティティーともいうべきこの徹底した姿勢の背景や、クリニックの特徴などについて話を聞いた。
(取材日2021年1月14日)

見た目・心・体の悩みと包括的に女性をサポート

一般診療から美容に関する診療まで幅広く対応していると伺いました。

1

皮膚科の領域で、当院でカバーできないものはない。そう言っても過言ではないと自負しています。ただし、無理な治療は行わず、必要であれば適切な専門病院への紹介も行っています。当院は特に美容に特化しているわけではなく、じんましんの治療もすればがんの診断も行います。どの領域の診療か、保険診療や自由診療かといったことはそれほど大事なことではありません。病気を診るのではなく人を診ることが重要で、患者さんそれぞれに適した治療を提供することが大切なのです。2020年には白斑・乾癬・アトピー性皮膚炎に対応するエキシマレーザーを導入しました。国内ではエキシマランプでの治療が一般的ですので、導入しているクリニックはまだ少ないかと思います。また関東でも早期に、血管腫の治療に有用な先進のパルスダイレーザーも導入しました。

皮膚科の分院をはじめ、心療内科や婦人科のクリニックも展開されているのですね。

はい。現在、皮膚科に対応した分院を中野・武蔵小杉・戸田・新座に展開しています。また三鷹に心療内科、新宿に婦人科のクリニックを開設しました。医療法人社団慈泰会として、見た目・心・体の悩みと包括的に女性をサポートできる体制を整えています。分院を任せる院長は「自分の家族を任せられるか」という判断基準で選んでいます。これは歯科医師である父からの教え「患者さんを自分の家族と思えば、判断にもズレが生じない」という考えに影響を受けているのかもしれません。

皮膚科である先生が、心療内科や婦人科の必要性を感じたのはなぜでしょうか。

2

皮膚疾患とメンタルヘルスには、実はとても深い関連があります。例えばアトピー性皮膚炎や円形脱毛症を悪化させる原因の一つが心の問題です。当院にも皮膚だけではなく「元気がない」「眠れない」といった悩みも抱えた方が多くいらっしゃいます。以前よりその割合があまりに多く、専門的に診る場所が必要だと感じていたのです。そこで三鷹に心療内科のクリニックを開院しました。気軽に通える、ハードルの低いクリニックです。また女性の患者さんが多い当院では、ピルや婦人科に関する相談もよくみられます。そこで新宿に女性の悩みに寄り添える婦人科のクリニックを開院しました。医療用レーザー機器を数台備え、女性のさまざまなお悩みに対応しています。

恩師から受け継いだ徹底的に原因を追究する姿勢

医師をめざした理由やご経歴についてお聞かせください。

3

父が歯科医師だったこともあり、私も自然と医療の道をめざしていました。私の先祖は熊本藩の藩医で、今も親戚には医師や歯科医師が多いんですよ。東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学附属病院の皮膚科にて研修を行いました。大学入学当初は外科志望だったのですが、臨床実習の際に大きな転機が訪れました。当時は教授だった現東京慈恵会医科大学医学部名誉教授の新村眞人教授の診察風景に衝撃を受け、進路を皮膚科に決めたのです。新村教授の勧めもあり、その後アメリカのスタンフォード大学にも3年間留学しました。留学中に上司だった現スタンフォード大学医学部部長のアン・アーヴィン教授からも、多くのことを学びました。尊敬できる医師との出会い、そして私自身も医師としての研鑽を積み、2008年に「あらゆる皮膚疾患に対応できるクリニック」をめざし開院しました。

診療における先生のモットーを教えてください。

何の病気であるか必ず診断をつけるということです。必要な検査をしっかりと行い、原因を突き止めます。これも新村教授とアン・アーヴィン教授から学び取ったものです。2人の共通点は「絶対に妥協を許さない」ということ。医療へのその態度は、私自身の「必ず診断をつける」という姿勢につながっていきました。当院には常勤・非常勤合わせて10人以上の医師がおり、お互い協力しながら切磋琢磨しています。さまざまな角度から病態を診て、それでも原因がわからない場合は検討会を開き、わからない点をとことん追究しています。

尊敬する医師の印象的なエピソードや言葉を教えてください。

4

新村教授は「臨床」「研究」「手術」のすべてができる医師でした。学生時代の実習の時、皮膚がんが疑われる患者さんが他院からの紹介で来られました。足には悪性黒色腫(メラノーマ)というがんと思われる病変があったのですが、新村教授はそれを見ると「ブラックヒールだよ、これは」と言ってメスですぐに切ってしまわれたのです。当時は今のように拡大鏡などなかったので、診断を下すには経験と見た目しか頼れるものがありませんでした。新村教授は患部を診て、わからなければ組織を見て、診断をつける医師でした。「皮膚科の医師は職人でなければならない」とも話されていました。大工や船大工は、一人で家や一艘の船を造れなければならない、と。つまり自分の判断で研究から治療までできなければいけないということです。こうした新村教授の姿が自分の医師としての基本的な考えとなったのです。

どんなに疲れていても最大限の診療を

医師として一番喜びを感じる瞬間を教えてください。

5

患者さんにとって、本当の助けになれた瞬間が私の喜びです。大学病院時代、患者さんから言われる「ありがとうございました」は「さようなら」と同じような意味でした。患者さんにとって医師が病気を治せるのは当たり前、単なるコミュニケーションの一つの言葉だったのです。しかしある時、先輩のクリニックでヒアルロン酸注入によるしわのケアの様子を見せてもらったのですが、それを終えた後の患者さんの笑顔は忘れられないものでした。その時の笑顔は、私が美容医療や自由診療を始めるきっかけともなったのです。心の底から「ありがとう」と言われた時の感動は、一度体験しないとわからないものでしょう。あのうれしそうな笑顔を考えると、日本の美容医療はまだまだだなと思います。それだけ患者さんを悩ませているのですから。今後も新しい施術法についてさらに勉強し、診療に役立てていきたいですね。

今後の展望をお聞かせください。

いくら自分が疲れていても、患者さんには自分の五感を持って最大限の診察をすることでしょうか。どんなにつらくてもやれることはしっかりやる。逆にそれができなくなってしまうようだったら医師は引退かなと思っています。私の座右の銘は「できないからやれないのではなく、やらないからできないのだ」。難しいと思われるケースにもしっかり向き合い、原因を追究して治療プランを立て、行動することが大切です。この姿勢は私だけでなくスタッフにも根づいており、待ち時間の短縮など患者さんの利便性を高める工夫に日々努めています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

6

今のお肌を維持できるようなケアをしながら、年を重ねてほしいですね。当院ではカウンセリングも実施しています。お悩みに対してどのようなケアが考えられるのか、診療の流れも説明しながらアドバイスしますのでぜひご利用ください。当院には多くの患者さんが来院されています。「待っていられないから薬だけ処方してくれ」という方には、他院の利用をお勧めしています。なぜなら、薬だけでいいのなら私たちは必要なくなってしまうからです。診療を大事にしてくださるのであれば、私はその患者さんが笑顔になれるよう尽力します。マイナスをゼロに、ゼロをブラスにして、心から笑顔になっていただけるよう努めていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/1mm辺り3300円~

Access