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小林 京子 院長の独自取材記事

小林歯科クリニック

(立川市/立川駅)

最終更新日:2022/04/13

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立川駅から徒歩7分。小学校の向かいにあるのは、れんが造りの建物が印象的な「小林歯科クリニック」。明るく気さくな人柄が魅力の小林京子院長は、時間をかけて患者のニーズや悩みを探ることを大切にしている。また、歯科の分野以外のことでも、患者の健康と幸せに役立つのであればと、耳鼻咽喉科や内科など、他科とも連携を取り、サポートを行う。そんな小林院長が力を入れている歯周内科や小児矯正における取り組みなどについて聞いた。

(取材日2019年3月18日/更新日2022年3月29日)

治療後の状態維持には土台となる歯周病の治療が重要

開業の経緯や院内の造りについて教えてください。

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もともとこの場所で20年ほど診療していた別の歯科医院が閉院することになり、それを私が「小林歯科クリニック」として、2005年から引き継ぎました。ビルの外観はそのままですが、内装やレイアウトはすべて変更しています。院内の動線が一目で見渡せるようにして、ユニットもそれぞれ仕切り、個室のようにしました。また床を木目調にするなど、全体的に温かみのある造りにしています。お口の悩みや痛みを持って来院される方々が多いので、できるだけリラックスしていただけるようにと考えました。

先生はなぜ歯周内科に携わるようになったのですか?

長い間、歯周病、補綴、小児歯科などの専門の歯科医院に勤務してまいりましたが、最初に勤務した歯科医院の院長が、入れ歯やブリッジ、歯槽膿漏を専門にしており、その先生に学びながら日々患者さんの治療にあたっていました。ところが、せっかくかぶせ物をして治療ができても、歯周病が進んで歯が駄目になってしまうことがあり、どうしたらいいだろうかと考えていました。その時知り合いの先生から「歯周内科」という興味深い分野があるからやってみたらどうかと言われたのがきっかけで、取り組むようになりました。どんなに歯だけを治療しても、歯周病をしっかりと治療しないと良い状態が保てないばかりでなく、高血圧や糖尿病などの全身疾患にまで影響が及んでしまうことがあるので、そのことをぜひ知っていただきたいですね。

具体的にはどのような治療を行うのでしょうか。

一口に歯周病菌といっても、たくさん種類があります。当院ではまず、患者さんからプラーク(歯垢)を採取して、位相差顕微鏡という特殊な顕微鏡を用いて、どの歯周病菌が悪さをしているのかを特定します。お口の中は人により違いますし、健康状態によっても変わってきます。位相差顕微鏡で細菌の種類を確認して、患者さん一人ひとりに合った治療計画を立てて、外科的処置だけに頼らずに薬により内科的にも歯周病を治療していくのが当院の特徴です。今まで学んできたことを通して、痛みのストレスなく、来院回数を減らしホームケアで継続できる治療を行うにはどうすればいいかを考えたときに、まずは原因となる歯周病菌を減らして、患者さんの生活習慣の改善を図りながら免疫力を上げることが一番の方法だと気づいたからです。

こちらでは漢方薬の処方もされているのですか?

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できるだけ体への負荷を少なくして治していこうという考えから、患者さんに漢方薬を処方することもあります。西洋医学の抗生剤は、強い分、体を冷やしてしまう性質があります。また、患者さんの中には、体質的に西洋薬では改善されない方もいます。そういった方には、体質改善も含めて漢方薬の処方をご提案しています。

全身の健康を視野に入れた歯科診療

先生が患者さんと接するときに心がけていることを教えてください。

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患者さんの体全体を考えて、根本的な原因がどこにあるのかといったことまで突き止めるようにしています。単に「歯が痛い」と言っても、原因が歯ではないこともあるからです。歯科以外に原因がありそうだという場合は、内科や耳鼻咽喉科、整形外科などの信頼のおける先生方を紹介しています。また、治療に関しては、保険や自由診療も含めて患者さんにしっかりと説明した上で、選んでいただくようにしています。そのために、治療の選択肢をいくつも用意し、患者さんの生活の質(QOL)を向上させるにはどうしたらいいかを考え、なるべく自分の歯を残す、体に負担の少ない治療を心がけています。特に初診のカウンセリングは、患者さんの話にしっかりと耳を傾けるようにしているので、診察時間が一人1、2時間くらいかかることもあります。

食いしばりからくる噛み合わせの治療も行うそうですね。

他院で歯周病だと診断された方でも、よく検査をしてみると歯周病でないことがあります。それにもかかわらず歯がぐらぐらするなど歯が悪くなってしまっているのは「食いしばり」が原因であることが多いですね。当院には咬合力測定システムがあり、噛む力やバランス、どの部分で噛んでいるかといったことが、すべて数値化されて客観的に把握することができます。患者さんの中には100kg以上の力で噛みしめている方もいらっしゃるんですよ。これが原因で肩凝りや首の凝り、顎関節症を招く恐れがあるのでその方の噛み合わせや生活習慣での癖の改善に向けてアドバイスしています。

床矯正とはどのような治療なのでしょうか?

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床矯正は、顎を広げるための器具を装着することで歯並びの矯正をめざす方法です。最近は顎が狭いために鼻腔も狭くなり、呼吸が苦しくなって知らず知らずのうちに口で息をしてしまう口呼吸の方が増えています。口呼吸は風邪などの感染症にかかりやすくなるばかりでなく、集中力も欠けてきて、学力や性格に影響してしまう恐れもあります。この矯正法では鼻腔を広げるため呼吸しやすくなるといった口呼吸の改善に役立ちます。

歯が生えそろう前から予防することが鍵

小児矯正ではどのような取り組みをされているのですか?

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主に床矯正と筋機能矯正装置を提供しています。全身の発育を考慮し、装置だけではなく機能訓練も組み合わせて、永久歯が生えるスペースを確保する取り組みにも力を入れています。また、将来矯正を必要としない歯並びになるように、「バイオセラピー(口腔筋機能療法)」という、小さい頃の噛み癖や指しゃぶりなどを早く見つけて改善を図るトレーニングを指導しています。歯並びがきれいになりやすくするだけではなく、矯正後に歯が元に戻りにくくする効果も期待できますよ。さらに、年を取ると発症しやすい誤嚥性肺炎や睡眠時無呼吸症候群の予防のために、ガムや器具を使用して舌の筋肉を鍛えるトレーニングも指導しています。トレーニングができない、または舌が出てしまい床矯正が難しいお子さんのために、マウスピース型装置を用いた矯正を導入しています。子どもだけではなく大人に向けても提供しているので、気になる方は相談してください。

歯科の道に進んだきっかけや趣味についてお聞かせください。

私はもともと絵画を描いたり文章を書いたりするのが好きで作家志望でした。ところが母に「これからの女性は、何かあったときのために手に職を持っていたほうがいい」と言われたのがきっかけで、歯科医師をめざそうと考えました。実際に歯科医師になってみて、この道に進んで良かったと思いますし、母に感謝しています。趣味はウォーキングです。あとは花が大好きで見ていると心が和むので、小平市にある東京都薬用植物園に、季節の花を見によく出かけていますね。時々自宅でガーデニングもしていますよ。

赤ちゃん歯科にも取り組んでいるとか。

はい。赤ちゃんの健やかな歯と身体の成長のため、赤ちゃん歯科に力を入れています。歯にとって、1~2歳は将来矯正が必要になるかどうかを左右する大切な時期です。しかし、多くの親御さんは、子どもの歯並びの悪さや噛み癖に気づいていてもどうしたらいいのかわからず、結局虫歯になったり歯の状態がもっと悪くなったりしてから来院する傾向があります。そうならないように、当院では食育や家でできるトレーニングを行い、親御さんに赤ちゃん歯科の正しい知識や情報を伝えています。また、私が執筆した「赤ちゃんの離乳食」「赤ちゃんの歯磨き」に関する記事へのリンクも、当院ホームページにまとめてありますので子育てのご参考にしてみてください。

読者へのメッセージをお願いします。

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皆さんいろいろな医療施設に通っていらっしゃると思いますが、わからないことや聞きたいことなどは遠慮なく聞いて、先生方と積極的にコミュニケーションを取ってほしいですね。その中から、本当に信頼できるオンリーワンのかかりつけ医を見つけてもらえたらと思います。私も患者さんが健康で幸せになれるように、歯科という枠を超えて、できる限りお手伝いさせていただきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

床矯正(子ども)/6万円~、筋機能矯正装置(子ども)/8000円~、マウスピース型装置を用いた矯正(大人)/80万円~

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