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近藤 哲夫 理事長の独自取材記事

近藤歯科クリニック

(立川市/立川駅)

最終更新日:2022/05/10

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立川通り沿いにある「近藤歯科クリニック」は、歯列矯正、特に子どもの成長発達をテーマにした小児矯正に力を入れているクリニック。2021年10月にリフォームした待合室には明るい日の光が差し込み、全面ガラスに施されたロゴマークの象が目を引く。間接照明を取り入れるなど、外から明るい院内に見えるよう工夫したと話す近藤哲夫理事長。患者数全体の約8割を占める子どもを含め、家族で通う人も多い同院では、できる限り抜歯せず発育成長を良い方向に向かわせることにつなげる歯列矯正を実施。誠実で優しい人柄から、多くの親と子どもたちから厚い信頼を寄せられている近藤理事長に、日々の診療について話を聞いた。

(取材日2022年3月25日)

小児歯科、矯正歯科に精通した理事長がトータルに対応

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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一般的に歯科は、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科と各分野に分かれていて、横の連携ができていないこともあります。そのような場合、複数のクリニックに通わなくてはならず、親御さんの負担が大きいのが現状です。そこで、当院ではすべての治療を僕が担当し一貫した方針で行っています。治療面での大きな特徴は、永久歯を抜かずに矯正をしていること。この方法によるメリットは精神的な影響が大きいほか、お子さんの顎の発育を妨げにくいことが挙げられます。ただでさえ、最近のお子さんは顎が小さい傾向にあるので、歯を抜いてしまうとますます小さくなってしまい、かえってすきっ歯になったり大人になってから不具合が出る可能性もあります。そこで、永久歯を抜かずに顎の成長を良い方向に変えることをめざした治療を取り入れています。

どのような相談が多いですか?

やはり歯並びの相談が多いですね。それがそもそも、当院が小児矯正を始めたきっかけでした。食べ物や哺乳期および授乳期の過ごし方の変化によって、歯並びは昔と比べて悪くなってきていると感じます。例えば、母乳であれば自然に舌や唇の動きを学びますが、ミルクの出が良すぎる哺乳瓶だとそれがなかなか鍛えられないともいわれています。離乳食もやわらかすぎたり、唇や舌を使わない食べさせ方になっていたりすることで、顎の成長を妨げている可能性もあります。社会の変化とともに、コンビニなどで気軽に甘いものが手に入るようになったことも理由の一つです。歯にとって一番大事なのは食べ物ですから、お母さんが作りやすいものでお子さんの体に良いものを一緒に探すなど、お子さんを中心に、お母さん、スタッフ皆で一体になって共有していくということが当院のモットーです。

歯の健康には生活のすべてが関係しているのでしょうか?

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虫歯も歯並びも生活習慣の結果だと考えます。ですから当院では、歯並びや虫歯、歯周病の原因を徹底的に探ります。大切なのは歯並びを動かすテクニックではなく、動かした後もきちんときれいな状態が維持されること。原因に対して対処をしないと再発につながってしまいますから、後戻りを防ぐためにも原因を追求することが大切なのです。寝相や食べ方、舌の動かし方はなるべく小さいうちに変えるのが良いと考えますので、何をどうすれば良いか、お母さんやお子さんのお話を聞きながら一緒に考え、取り組んでいます。

歯を診るだけでなく患者の思いや背景に寄り添う診療を

子どものマウスピース型装置を用いた矯正に対応していらっしゃるそうですね。

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導入している歯科医院はまだあまり多くはない子どものマウスピース型装置を用いた矯正ですが、当院では本格的に取り入れ、成人、子どもどちらにも提供しています。子どものマウスピース型装置を用いた矯正の場合、前歯の噛み合わせを修正し、子どもの成長発育を正しい方向へ持っていくことをめざします。年齢に関係なく始めることができ、当院では7歳以上が適応になります。その特徴は、先ほども言いましたができる限り抜歯をしないということですね。子どもの成長発育をきちんと理解し予測して、好ましい状態をイメージした上で、マウスピース型装置を用いた矯正に当てはめることが大切です。

ほかにはどのような特徴があるのですか?

当院では長く床矯正に力を入れてきましたが、床矯正の限界を感じる部分もあり、そこをマウスピース型装置を用いた矯正でカバーしています。また、従来のブラケット矯正の場合、永久歯が生えそろってからでないと手がつけられませんでしたが、マウスピース型装置を用いた矯正の場合は乳歯列の状態でも永久歯が出ていさえすればすぐに取り組めます。費用が高めなのが欠点ですが、床矯正でうまく結果が出なかった場合はマウスピース型装置を用いた矯正に移行するとか床矯正に口腔トレーニングを取り入れるなど、床矯正とマウスピース型装置のコンビネーションで、いろいろな流れを可能にしています。

親御さんにとっても心強いですね。

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お子さんやお母さんたちとともに悩みや希望を共有し、最終的には皆がハッピーになるのがベストですね。親子が対立してしまってはつらいので、時にはお子さんとお母さんの間に立ちながら、同じゴールをめざして一生懸命に取り組んでいます。歯だけを診る職人ではなく、すべてを包み込めるような存在でありたいですし、スタッフ、患者、歯科医師の皆が仲間だという一体感を大切にしたいですね。皆さんに支持していただいてここまで続けてこられたことは本当にありがたく、今後もお役に立っていきたいという思いでいます。ただ歯を削って詰めるのではなく、お子さんの成長や再発の防止、良い噛み合わせを維持するような、少しでも先につながる治療をめざしていきたいですね。良い習慣にご自分で気づいて自然に無理なくそれが身についていってくれるとうれしいです。

子どもたち自らが希望する歯列矯正の提供をめざして

日々の診療ではどのようなことに気をつけていますか?

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わかりやすく、患者さんにご自分で気づいてもらえるよう話し、お子さんには友達のように気軽に話せるように接しています。一番うれしいのはお子さんが、その日あったことを話してくれること。椅子に走ってきて自然に座って、リラックスしておしゃべりしてくれる時間は、僕にとってもスタッフにとっても楽しいひとときで、舌や口の動きを観察していると治療のヒントが見つかることもあります。逆に泣いているお子さんは、歯科に対するトラウマを抱えていることがあるので、お母さんと本人に確認しながら対応していきます。また、親御さんの中には、お子さんのお口のトラブルを自分のせいだと思って悩んでいる方もいらっしゃいますが、決してお母さんだけの責任ではありません。誰が悪いのかではなく、一緒にできることを頑張りましょう、今からでも心配ありませんとお声かけをしています。

スタッフの存在も大きいですね。

当院には歯科衛生士が5人と受付、管理栄養士がいますが、言葉では言えないほど良くやってくれています。"子どもたちのために、患者さんのために"というスタッフ皆の思いが伝わってきます。診療では歯科衛生士が矯正装置や装着に関して細かくチェックし、治療の流れ、事前情報と現在の状態、過去の治療の流れ、その日のお母さんや子どもの様子などをうまく伝えてくれて、最終的にまとめて私が患者さんに説明するという流れができています。また、管理栄養士は全体をまとめ、石こうを注ぐこともしますし、流れを見て受付をサポートするなど、縁の下の力持ち的存在です。そんなスタッフたちが楽しく仕事ができ、幸せになれるように常に考えていますね。それぞれが考える力を持っていますし、チームとして支え合う力もあります。歯科医師ができることには限界がありますから、当院はスタッフの力で成り立っているということですね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今後は、より小さい頃からお子さんの歯並びを整えることをめざす、予防のための矯正という考え方が広まっていくと思います。妊娠中のお母さんへの指導は管理栄養士が行っていますが、口の周りの筋肉の機能ができる頃からのアプローチや歯が生える前の段階からどうすればよりお母さんの悩みが少なくなるか、どう生活すればお口の中が良い方向に進むかなどもさらに掘り下げていきたいですね。お子さんの治療は楽しくなければ続きません。当院ではお子さんが楽しめるようにカプセルトイを設置したり、「かわいくなったね」、「格好良いね」と褒めるなどさまざまな工夫をしています。歯は抜かない、痛い装置もつけない、子どもたちが自分から喜んでやってくれるような、楽しんでできる矯正を提供することをめざしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

※すべて税込価格
子どもの床矯正:38万5000円~49万5000円(分割支払い)
大人の床矯正:49万5000円~60万5000円(分割支払い)
マウスピース型装置を用いた矯正:81万9500円(分割支払いとデンタルローン選択可)
セラミックインレー:7万6780円
セラミッククラウン:8万7780円
入れ歯:5万5000円~

詳細は公式ホームページ内「費用について」ページに掲載

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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