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近藤 哲夫 理事長の独自取材記事

近藤歯科クリニック

(立川市/立川駅)

最終更新日:2020/04/01

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晴れた日には遠くに富士山が望める立川駅前の立川通り沿いにある「近藤歯科クリニック」。同院がテーマとしているのは、「一体感を持って共有する治療」だ。患者の8割が子どもで、家族で通う人も多い同院では、永久歯を抜かずに顎の成長を良い方向に向かわせることにつなげる矯正治療を実施。近藤哲夫理事長はスタッフとともに、子どもの思いと親の思いの両方を受け止め共有し、皆が一緒に最善のゴールをめざす治療を行っている。歯並びに関する相談が多いことから、小児の治療に重きを置くようになった近藤院長の誠実で優しい人柄は、親と子どもたちから信頼を寄せられている。そんな近藤先生に、日々の診療における想いを聞いた。
(取材日2019年2月19日)

小児歯科・矯正歯科に精通した院長がトータルに対応

こちらのクリニックの診療の特徴を教えてください。

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一般的に歯科は、小児歯科、口腔外科、矯正歯科と各分野に分かれていて、横のつながりがなく連携ができていないこともあります。そのような場合、複数のクリニックに通わなくてはならず、親御さんの負担が大きいのが現状です。そこで、当院ではすべての治療を僕が担当し一貫した方針で行っています。治療面での大きな特徴は、永久歯を抜かずに矯正治療をしていることです。この方法によるメリットは精神的な影響が大きいほか、お子さんの顎の発育を妨げにくいことが挙げられます。ただでさえ、最近のお子さんは顎が小さい傾向にあるので、歯を抜いてしまうとますます小さくなってしまい、かえってすきっ歯になったり大人になってから不具合が出る可能性もあります。そこで、永久歯を抜かずに顎の成長を良い方向に変えることにつなげていくという治療を取り入れています。

親御さんたちの頼れる存在ですね。よくある質問はありますか?

やはり歯並びの相談が多いですね。それがそもそも、当院が小児矯正を始めたきっかけでした。食べ物や哺乳期および授乳期の過ごし方の変化によって、歯並びは昔と比べて悪くなってきていると感じます。例えば、母乳であれば自然に舌や唇の動きを学びますが、ミルクの出が良すぎる哺乳瓶だとそれがなかなか鍛えられないともいわれています。離乳食もやわらかすぎたり、唇や舌を使わない食べさせ方になっていたりすることで、顎の成長を妨げている可能性もあります。社会の変化とともに、コンビニなどで気軽に甘いものが手に入るようになったことも理由の一つです。歯にとって一番大事なのは食べ物ですから、当院ではお母さんが作りやすいものでお子さんの体に良いものを一緒に探していきます。このように、お子さんを中心に、お母さん、スタッフ皆で一体になって共有していくということが当院の一番のモットーです。

歯の健康には生活のすべてが関係しているのでしょうか?

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虫歯も歯並びも生活習慣の結果だと考えます。ですから当院では、歯並びや虫歯、歯周病の原因を徹底的に探ります。大切なのは歯並びを動かすテクニックではなく、動かした後もきちんときれいな状態が維持されること。原因に対して対処をしないと再発につながってしまいますから、後戻りを防ぐためにも原因を追求することが大切なのです。寝相や食べ方、舌の動かし方は、なるべく小さいうちに変えるのが良いと考えますので、何をどうすれば良いか、お母さんやお子さんのお話を聞きながら一緒に考え、できそうなことを見つけて取り組んでいます。

歯だけを診るのではなく、全部を包み込めるように

一体感というのが大きなテーマなのですね。

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当院の一番のセールスポイントは患者さんと一体になることで、歯科医師と患者さんという関係ではなく、患者さんと同じ立場でその人にとって良い方向に進めることが理想だと思っています。お子さんやお母さんたちとともに悩みや希望を共有し、最終的には皆がハッピーになるのがベストですね。つらいのは対立してしまうこと。そうならないように、ときにはお子さんとお母さんの間に立ちながら、同じゴールをめざして一生懸命に取り組んでいます。当院のスタイルは極論をいえば、歯だけを見ないこと。歯だけを見る職人ではなく、全部包み込めるような存在でありたいです。スタッフ、患者、歯科医師の皆が仲間、そう言った一体感を大切にしたいです。

そのような診療スタイルを保つことの原動力となっていることはありますか?

皆さんに支持していただいてここまで続けてこられて、本当にありがたいという気持ちでしょうか。今後もお役に立っていきたいという思いでいます。冒頭の話のようにこれまで歯科を受診する際に不便を感じていた人も多いと思うので、そういうところを少しでも変えていけたらと思います。ただ歯を削って詰めるのではなく、お子さんの成長や再発の防止、良い噛み合わせを維持するといったような、少しでも先につながる治療をめざしていきたいですね。良い習慣にご自分で気づいて自然に無理なくそれが身についていってくれるとうれしいです。

では、日々の診療ではどのようなことに気をつけていますか?

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わかりやすく、患者さんがご自分で気づいてもらえるようにお話しするようにしています。お子さんには友だちのように気軽に話せるように接しています。一番うれしいのはお子さんが、その日あったことを話してくれること。椅子に走ってきて自然に座って、リラックスしておしゃべりしてくれる時間は、僕にとってもスタッフにとっても楽しいひとときで、舌や口の動きを観察していると治療のヒントが見つかることもあります。逆に泣いているお子さんは、歯科に対するトラウマを抱えていることがあるので、それをお母さんと本人に確認しながら対応していきます。また、親御さんの中には、お子さんのお口のトラブルを自分のせいだと思って悩んでいる方もいらっしゃいますが、決してお母さんだけの責任ではありません。誰が悪いのかではなく、一緒にできることを頑張りましょう、今からでも心配ありません、とお声かけをしています。

子どもたちが自分からやりたいと思える矯正治療を

日々の診療でスタッフとの連携はどのように取られていますか?

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いろいろな会話をするようにしています。ここでも共有することが大切で、どう思ったかなど必ず一方的に話すのではなく、意見や考えを聞くようにしています。そういったところは診療のスタイルと変わりないです。スタッフとも一体になれるように、スタッフ教育にも力を入れています。歯科のことだけではなく食べ物に関する知識などの情報を共有し、その人の長所を伸ばしてあげられるようにしたいですね。個性を尊重していきたいので、ユニフォームは個人の好きなカラーやデザインを選んでもらっています。患者さんに寄り添う基本の姿勢は同じでも、その人らしいやり方で患者さんにアプローチができることはとても良いことだと思っています。

これまでの診療で印象に残っている出来事はありますか?

今はもう高校生で、3歳くらいから診させていただいている患者さんがいます。その子が最初に虫歯で来院した時、まだ僕も未熟だったので体を押さえつけて治療を行ったんです。それから10年以上たってから、「昔、先生が押さえて治療をしたことを覚えている?」と聞くと彼女は覚えてて。その時、本当にそれで良かったのかなと思ったんです。その後、日々の積み重ねで彼女とは人間関係を築けたからこそ今があるのだと思います。そして、そのときの経験から、現在はお子さんのお話も聞きながら、一緒になって治療に取り組むようになりました。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今後は、より小さい頃からお子さんの歯並びを整えることをめざす予防矯正という考え方が広まっていくと思います。従来の矯正治療よりも早い、歯が生える前の段階から、どうすればよりお母さんの悩みが少なくなるか、どう生活すればお口の中が良い方向に進むかを掘り下げていきたいです。口の周りの筋肉の機能ができる頃からのアプローチや、妊娠中のお母さんへの指導やアドバイスも行っていきたいですね。お子さんの治療は楽しくなければ続きません。当院ではお子さんが楽しめるように、カプセルトイを設置したり、「かわいくなったね」、「格好良いね」と褒めるなどさまざまな工夫をしています。歯は抜かない、痛い装置もつけない、子どもたちが自分から喜んでやってくれるような、楽しんでできる矯正治療を提供することをめざしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療(大人・子ども):25万円~35万円
マウスピース型装置を用いた矯正:69万円
セラミックインレー:3万9800円
セラミッククラウン:4万9800円
入れ歯:5万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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