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長阪 信昌 院長の独自取材記事

ながさか歯科クリニック

(立川市/西国立駅)

最終更新日:2019/08/29

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立川駅と西国立駅の中間、閑静な住宅街の一角にある「ながさか歯科クリニック」。院長の長阪信昌先生は幅広い治療に対応する中、噛み合わせの治療には特に力を入れており、日本顎咬合学会の理事を務めるドクター。取材当日は難しい急患が入り、夜遅くまで治療をしていたにも関わらず、疲れを全く見せずに笑顔で対応してくださった。相手に緊張感を与えない気さくな人柄と、エネルギーのあふれる歯切れのいい話し方が印象に残る。「歯科医師というと、海外では“なりたい職業”のナンバー3に入る職業。日本の若い人たちにもそう感じてもらえるように、今、自分たちが頑張っていきたい」と、治療にかける熱い思いを語ってくれた。
(取材日2015年12月15日)

ひとりひとりに時間をかけた、本質的な治療を提供

長阪先生は、この地域での開業はいつになりますか?

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2007年の4月です。以前は池袋でテナントを借りていましたが、妻も歯科医師で、自宅と一緒であれば子育てと両立しやすいということもあって、こちらに自宅兼歯科医院を構えることにしたのです。いろんな場所を見て回ったところ、私は山梨県出身なので、中央線や中央道に近い地域がよかったのと、住宅街の隠れ家的な感じが気に入って、この場所に決めました。おかげさまで、子どもからお年寄りまで地域の方がたくさん通ってくださり、最近は治療を終えた後、予防のためにメンテナンスを受けにいらっしゃる患者さんも増えています。そのため、治療もメンテナンスも予約がなかなかとれない状況になっているので、診療室を増築して診療台を増やそうと考えているところなんですよ。

一人ひとりに時間をたっぷりかけていらっしゃるとお聞きしました。

はい。まず初診では、説明に時間をたっぷりかけます。緊急のことがない限り話をじっくり聞き、その上で患者の要望を叶えるプランを提案します。その際自費でも保険でもメリットをきっちりとお伝えします。さらに、治療もメンテナンスも1回につき1時間は時間をとって、じっくり診させていただいています。治療内容によっては3時間という人もいます。短時間で終わらせることもテクニックだと思いますが、できる限りきちんとした医療を提供していきたいので、十分に時間をとり、一人ひとりしっかり診て治療をしています。このスタンスは昔から変わりません。また、患者さんに対して “見える説明”をしたいので、歯肉の検査や口腔内写真の撮影なども、ほとんどの患者さんの治療で行っています。口腔内写真があれば拡大してお見せすることもできるし、言葉で説明するより患者さんの理解も早いと思います。それに、どんな治療をしたのかがわかると安心ですよね。

設備等も、マイクロスコープなど先進の機器を入れていらっしゃいます。

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最新のものを取り入れていきたい気持ちは強いですね。マイクロスコープを導入する前は拡大鏡を使って治療をしていましたが、拡大鏡を使い始めたときも、かなり衝撃を受けたんです。「ああ、肉眼では見落としていたものがあったんだ」と。そのうちに、マイクロスコープを使えばもっと違う世界が見えるはずだと思うようになり、導入を決意しました。マイクロスコープがあると視野が何倍も広がるので、根の治療にしても、治療後の成形を確認するにしても、より正確で緻密なことができると思います。例えば歯を削って詰め物をするときに、虫歯の取り残しもなく、型もきれいに削れるので、仕上がった歯を入れる時に正確に適合しやすく、そのため、治療後も虫歯などになりにくいのです。再治療を重ねると、自分の歯がどんどんなくなってしまいますので、再治療にならないように治療技術を磨き、精度の高い治療をめざしています。

噛み合わせに始まり、全体を診ていく

最近は管理栄養士もスタッフとして加わったそうですが、それはなぜですか?

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歯の健康のためにも、食べるなら、ちゃんとしたものをきちんと摂ってほしいからです。例えば、食べ物によって歯肉の色が変わってきたり、虫歯になったりしますから。特に甘いものを摂りすぎている患者さんは、当然血糖値も上がります。糖尿病になると、何の治療をしても改善しません。何をどう食べるかというのはとても重要なのです。僕から伝えることもできますが、管理栄養士は国家資格を持つ食の専門家ですから、より患者さんのためになることをお伝えできると思いますし、患者さんも納得できると思います。また、専門家が活躍できる場を広げていきたいという気持ちもありますね。歯科の治療は定期的に通うことが多いので、健康についてお伝えする環境をつくりやすいと思っています。

長阪先生の得意分野について教えていただけますか?

僕は開業医なので、歯周病も、根の治療も、入れ歯もインプラントも、すべてできなくてはいけないと思っています。これまでにいろんなことを勉強してきましたし、これからもバランスよくやっていきたい。ただそのなかでも、常に重視しているのが噛み合わせです。「てんとう虫」というスタディグループに所属し月に1回勉強会に参加し、私も年に1回症例を発表しています。ここでの勉強を通じて、歯の治療は噛み合わせを含めてトータルで行うことが重要だと実感しました。噛み合わせがよくないことで、歯の症状が悪化することもありますし、片頭痛や肩こりの原因になることもあります。また、噛み合わせは、記憶・計画・意欲をつかさどる脳の「大脳皮質前頭前野」という部分に関係していることから、噛み合わせがよくないと、認知症になりやすいという説もあります。

噛み合わせが患者さんの健康そのものに関わっているわけですね。

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そうです。自分はそういう大事なところに携わっているのだという自覚が、最近は特に強くなってきましたね。だから、入れ歯を1つ入れるにしても、きちんとしたものを入れるようにしたい。そうでないと、あとで少しずつずれてくるからです。また、歯を治療したことによって、逆に噛み合わせが悪くなるようなことがあってはいけないと思っています。どんな治療をするにせよ、最終的に噛み合わせが整っていることが大事です。噛み合わせがどうなっているのか、自分では気づけないことも多いと思いますが、例えば片方で噛む癖があるのなら、それには原因があるということ。若いうちは大丈夫でも、50代、60代になってから、酷使している側の歯が壊れてしまうこともありますから、一度相談したほうがいいですね。総義歯の場合、噛み合わせの高さが1mmから2mm違うだけで、見た目の若さにも変化があるんですよ。

治療をする上で心がけていることはありますか?

「患者さんと一緒に治していきたい」と思っています。歯科医院に来る患者さんは、「何とかしたい」という思いがあって、自ら足を運んでくださっているわけです。患者さんのため、と口で言うだけじゃなくて、情熱をもって、患者さんのことを思って治療をしたいです。同等の立場で治療を進めていきたいですね。歯周病にせよ根の治療にせよ、一部をのぞけば基本の治療をしっかり行うことで治癒します。あとは患者さんご自身の「治りたい」という気持ちや、日々のケアなども関わってくるでしょう。一方的な治療ではなく、患者さんを治療に引き込んで、常に考えを共有しながら進めていけたらと思っています。

地域で信頼される歯科医師をめざして

治療の面で、今後新たに取り組んでいきたいことはありますか?

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最近は、噛み合わせには顎や姿勢も関与していることがわかってきました。歯だけがきれいに並んでいればいいかというと、そうじゃない。筋肉や顎関節と歯のバランスが大切なのです。これは患者さんにもお伝えしていることなんですが、顎がずれている人は、必ずといっていいほど体が全体的にずれています。だから、歯の治療を受けるだけでなく、体を整えることが必要なんです。当院では、ゆくゆくは整体師の先生に加わってもらいたいと思っているんですよ。姿勢だったり、肩こりだったり、そういうところも含めてちゃんとやっていくためには、歯科医院に一人、整体師が必要だと思っているくらいです。今はスペースの問題もありますが、いずれは実現したいと思っています。歯から始まって、全体を診ていけたらいいですね。

よろこびややりがいを感じる瞬間は。

歯科医師はいわば職人のようなものです。同じ治療でもいろんな方法がありますし、もっときれいにできるだろうとか、知識や技術の追求には終わりがありません。歯科医師として経験を積めば積むほど、いろんなことがつながってきて、大きなやりがいを感じています。その結果、治療を終えた患者さんが喜んでくださったときが一番うれしいですね。あと最近思うのは、歯科衛生士や代診で来てくれている若い先生が、どんどん育っていくのがうれしい。みんなの仕事をみていて、「ここで気づけるようになったんだ」、「できるようになったんだ」と心の中でいつもよろこんでいます。当院はメンテナンスで通ってくれる患者さんもたくさんいますが、これも歯科衛生士をはじめとするスタッフががんばってくれているからだと思っています。

お忙しい毎日と思いますが、リフレッシュの時間などはありますか?

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休日は学会か勉強会の予定が入ることがほとんどです。「やらなくてはいけない」という思いがあるので、学会に行って知らないことを知ることがいい刺激になります。同じ志をもつ先生たちとは、お酒を飲んでいても仕事の話になることが多いのですが、今はそれが一番おもしろいです。だから、家族には恨まれているかもしれない(笑)。それでも休みがあるときは、家族で買い物にいったり、出かけたりしていますよ。

最後に読者に対するメッセージをお聞かせいただけますか?

「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、少し前までは、木が1本の「歯」で、森が「口全体」という認識だったと思います。でもこれからは、木が「口全体」で、森は「全身」というとらえ方をしていく必要があるのではないでしょうか。当院は歯科医院ですが、歯の痛いところだけを治療するのではなく、健康をトータルで考えていき、患者さんによろこんでいただける、来てよかったと思っていただける場所にしていきたいですね。そして、治療を受けた患者さんがほかの歯科医院に行ったとき、「前はどこの歯科医院に行ってたの?すごくいい治療をしてるね」と言われるくらい、こだわって治療をしていきたいです。たとえ費用がかかったとしても、いい治療が受けられるから人が集まってくる、それくらい質のいい治療をして、地域のみなさんの信頼を得られる歯科医院をめざしたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

●インプラント治療/1本40万円~
●歯列矯正/65万円~
●マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~
(すべて税抜き)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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