こすが歯科医院

こすが歯科医院

小菅 伊知郎院長

38240

京王線府中駅から徒歩5分、保険診療全般だけでなく、顎関節症・噛み合わせの治療に取り組んでいる「こすが歯科医院」。開院から16年、「焦らず・急がず・確実に」という診療スタイルを続けてきたのが小菅院長だ。開院以降、たまたま噛み合わせや顎関節症の患者さんが多く来院したことから、自らも対応すべく治療の知識と経験を積み重ねてきた。その知識や考察の一旦を同院のブログで読むことができる。「患者さんと、歯の状態や治療内容を「共有」することから始めていきたい」と語る小菅院長。笑いを交えながら、哲学を感じさせる言葉が次々にあふれてくる。そんな小菅院長に、開院までの経緯、診療の際に心がけていることなどを中心に話を聞いた。
(取材日2016年6月16日)

治療の質やサービスを優先した診療スタイルを構築

―開院までの経緯を教えていただけますか?

開院までの間に幾つかの歯科医院で勤務医として働いてまいりました。前職の際は、その地域の方々と馬が合ったのか多くの方と接する機会を得て、非常に忙しい日々を経験しました。保険診療に関しては、ある程度までは対応できるかなと覚えたのはこの頃です。その後、開業を決意し、2000年に開院します。開院から半年、患者数延べ50人ほどで“どうしよう”と頭を抱えた事を覚えています。凹んでも仕方ない、“どうしよう”という迷いを“どうすれば”と自分に問いかけながら気が付くと、3年目ぐらいで月に40~50人の患者さんが来院していただけるようになりました。人間と云うのは面白いものです。開院時の決めごとは、「忙しさに踊らされない」だったのに、結局これでは踊らされる羽目になると違和感を覚え“どうすれば”と考え直し、今のスタイルに落ち着きます。

―顎関節症、噛み合わせの治療に力を入れているとうかがっています。

感謝しないといけない事に、来院される患者さんの中には、一般歯科診療を期待する患者はもちろんの事、気が付くと他の歯科医療機関とは相性が合わなかったのか当院を訪ねていただく方々との出会いもありました。そんな方が結構な割合を占めるようになって行きます。もともと私は神経の治療を専門にしていたのですが、噛み合わせ・顎位に難がある患者とその疾病に対応すべく、顎関節症・噛み合わせを学ぶ必要性に迫られます。不思議な事に対峙がうまくいくと、さらに難しい症状の患者と出会う。結果的に、「専門性が出会いによって育まれた」そんな個性を会得した感じです。

―こちらでは治療スタンスがいくつかあるとうかがっています。

急性症状等の緊急性がある際は別ですが、それ以外は極力歯を削ることを避けています。小心者なのでしょう。まずは信頼関係の構築に重きを置いています。いきなり削る事から始めないからこそ生まれると思っている、“人と人の信頼の種をまく”、この作業を大事にしたいのです。保険治療を主体と考えられている方であれ、噛み合わせや保険外治療を望まれている方であれ、当院の考え方や治療目標を患者と医療サイドが共有する事を基本スタイルとしています。「焦らず・急がず・確実に」に必要な条件になるのでしょう。保険外治療の場合、平均で1~2時間、保険治療の場合は30分~1時間を目安にしています。補足になりますが、検査が共有の担保になる事はあらかじめ了解いただければ幸いです。

記事更新日:2016/07/22

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