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鈴木 達夫 院長の独自取材記事

鈴木歯科医院

(府中市/西国分寺駅)

最終更新日:2020/04/01

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西国分寺駅から徒歩7分、国分寺市と府中市にまたがる住宅街にある「鈴木歯科医院」。鈴木達夫院長は、患者自身の治したいという強い意志を、専門の技術や知識で支えるのが歯科医院の役目だと考えてきた。特に歯周病治療と根管治療に力を注ぎ、しっかり治療期間を取って、丁寧に取り組むスタイルを取っている。患者の意見を聞きながらも、真実を隠さず自身が適切と思う治療を提案。専門用語を使わずわかりやすい説明をし、意思決定は患者が行うという流れだ。多くの患者を求めるよりも、自分の体を大切にする患者と着実に信頼関係を築きたいという鈴木院長。その根底にある、治療における「自己責任」の価値観や、その背景、同院のこだわりなどを語ってもらった。
(取材日2019年12月4日)

素早く適切な技術で、患者の「治したい」を叶えていく

洗練された居心地の良い院内ですね。

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院内外の設計はほとんど自分で手掛けました。好きなインテリアデコレーターに依頼したところ内装しか経験がないというので、「だったら自分でやってしまおう」と(笑)。来院しやすい雰囲気と機能美を兼ね備え、患者さんがゆったりと快適に過ごせるような居心地の良い空間をめざしました。診療室を半個室にしたのも、患者さんのプライバシー保護と安心感、それにスタッフの動きやすさを両立させた形です。あとは安全面への配慮ですね。院内で使用する水は除菌浄水器を使うほか、歯を削るタービンのヘッドは専用の滅菌機器で、そのほかの器具も瞬間滅菌装置やオートクレーブで滅菌するなど、衛生管理も徹底しています。

どういった患者さんが多いのでしょうか。

この辺りは住宅街で、高齢者よりも若年層が多い珍しい地域ですが、来院してくださる方は子どもから年配の方まで満遍ないですね。もともと父が診療を行っていた歯科医院を2000年に私が買い取るという形で引き継ぎ、開業しました。そもそも交通の便が悪いエリアで開業したいと考えていたんです。駅前など便のいい場所での診療は、「通いやすさ」を歯科医院選びの基準にされている方が多いと思うんですね。私は「歯科医師の治療に対する考えを十分理解した上で歯科医院を選ぶ」という視点を持っていただきたいと思っています。当院は、お一人お一人の患者さんとしっかり向き合う分、スケジュール管理は厳密です。予約時間の遅れが続出すると他の患者さんに迷惑がかかってしまいますから。誤解を恐れずに言うと、自己責任で治療を続けていただくようお願いしています。土日も診療しているのも、通院を継続していただきたいという思いの表れです。

診療の特徴を教えてください。

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一つは、地域のかかりつけ医として、偏りのない高いレベルの治療に努めていることです。近年は歯科医療においても専門分野を細かく分ける風潮にありますが、特別な症例を除いて、医科と歯科が分かれているだけですでに歯科そのものの専門性は高いと私は考えます。そのため、口腔内が1つの病気にかかっているという意識で、患者さんの口の中をトータルで診ることを心がけています。また、口腔内の細菌は全身の疾患に影響します。「歯科がしっかり治療すれば医科の仕事は減らすことができる」というくらいの気持ちで、虫歯・歯周病などの細菌を減らし、口腔内の環境を整えるためのケアについてアドバイスをしています。

個々の患者としっかり向き合うことを重視

診療のもう一つの特徴は何でしょうか。

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「スピーディーかつ適切な治療」を実践していることです。一人の患者さんの診療に集中したいので、当院は予約制を採用しています。集中する分、1回の治療時間が短縮できますし、患者さんの通院に伴うストレスを軽減することにもつながります。「もう終わったの? 大丈夫?」と思われるかもしれませんが、初診時にしっかりと治療後のイメージを持ってから手を動かすので、無駄がないんです。当院は靴のまま入っていただくスタイルなので、外から見ると患者さんの靴が一足もなく、待合室にも誰も待っていないので空いているように見えるかもしれません。実際はありがたいことにたくさんの方に来ていただいていますが、治療に向けた準備も含め、しっかりとした治療をスピーディーに行っているのでお待たせする時間が少ないのです。

特に根管治療と歯周病治療を大切にしているそうですね。

はい。きちんと治すために最も大切なのは、歯が白いか白くないかなどという見た目のことではなく、目に見えない部分です。根管治療とは、歯の神経が入っている根の部分の治療で、再発して再治療が必要になることがよくあります。私は幼い頃から歯が悪く、根管治療の重要性を身を持って感じてきました。そのため当院では、10年後、20年後に差の出る、再発しない根管治療をめざしています。拝見していると、感染した根管に行う感染根管治療が必要なことが多いですね。この症状に関しては、再治療を必要とさせた歯科医師の技術的な問題はもちろん、患者さんが治療期間中にしっかりと通うことができたかどうかも大きいと思っています。

歯周病治療のポイントはどこにありますか。

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歯周病治療もまたすベての治療の基礎となる大事な治療です。歯と歯茎をしっかりお掃除し、それを保つことが何よりの治療ですが、患者さんはそれができなかっために病気になっているわけです。当院ではベテラン歯科衛生士の指導のもと、正しいケアの仕方を身につけていただいていますが、医師や歯科衛生士の努力だけでなく患者さんの協力が必要不可欠です。私は再発させないという自負を持って、後々の治療に幅を持たせる治療を心がけていますが、やはり患者さんの協力も欠かせません。

信頼関係を大切に、将来を見据えた治療を提供

大学卒業後から開業までの経緯を教えてください。

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私はこの地域で生まれました。祖父、父、2人の兄まで歯科医師という家系で、全員が日本歯科大学の出身です。両親は義務教育終了後は自活するのが当たり前で「自分の人生なんだから、好きな道を進みなさい」というスタンスでしたが、祖父や父の姿を見て歯科医師は良い職業だと感じていたので、自ら進んでこの職に就きました。西葛西のクリニックに2年、新小岩に3年勤務し、新浦安と西新井では8年間、分院長を経験しました。郊外ばかりに勤務したのは、幅広い治療を身につけたいと思っていたからです。例えば患者さんの年齢層や地域の特性のある都内のオフィス街にあるクリニックなどは、治療技術にも偏りが出るので避けたいと考えました。治療に苦手分野をつくらないよう、必ず診療内容の違う勤務先を選び、現場で多くの経験を積んでここまできました。

日々の診療で心がけていることを教えてください。

患者さんには「自分の体のことは、自分で考えてほしい」と思っています。子どもに対しても一人の人間として、「今治療しなければ後で困るのは自分なんだよ」と伝えます。子どもでも治さなくてはいけないという意識は持っていますから。ただ恐怖心や痛みへの不安があるのだと思います。でも、痛さやつらさを私や保護者が代わってあげることはできません。だからしっかり対話し納得してもらい、「治していきたい」という気持ちになってもらうことが必要なんですね。それは大人にもいえることで、本当に必要なのは治療後のセルフケア。治療は私ではなく、患者さんご自身のためにするものです。治療後もメンテナンスや通院期間などのアドバイスはしますが、強制はしません。ご自身の体を大切にしたいと考えている患者さんと信頼関係を築いた上で、スピーディーで適切な治療をお返しできればと思っています。

最後に患者さんへのメッセージをお願いします。

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私は「一般的な歯科医師に比べると、患者さんにとって不都合な歯科医師」なのかもしれません。名医ではありませんし、すべての患者さんのニーズにあてはまる歯科医師ではないと自覚しています。ただ患者さんの「治療したい」という気持ちを、技術や知識を生かして支えるのが私の役割です。歯科治療は将来を左右するものであり、どの口腔内にもあてはまるといったような画一的な治療はなく、その内容やレベルは歯科医師によって異なります。だから皆さんには、ご自分に合った歯科医院を選んでほしいと思っています。私は患者さんの将来を見据え、いい材料と技術を組み合わせ、少しでも負担の少ない治療を選択し、ご提案しています。利益重視の治療や「患者さま」と呼ばなくてはならない状況になったとき、それは私が歯科医師を引退すべき時ですね。今後も今の治療を継続していくことを目標に頑張っていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/約10万円~約70万円
※症例によって費用が異なります。詳細はクリニックにお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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