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志村 和秀 院長の独自取材記事

佐藤歯科医院

(八王子市/めじろ台駅)

最終更新日:2020/04/01

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京王線めじろ台駅より徒歩10分。開業30年の実績を持つ「佐藤歯科医院」は、地元の人だけでなく、遠方からの患者も多く通う歯科医院である。閑静な住宅地に位置するが、患者が絶えず来院している。2016年にリニューアルしたばかりの院内は、オールバリアフリー。すっきりと洗練されたデザインで統一され、診察台も新型で、チェアの座り心地もとてもよさそうだ。院長は歯科医師になって10年ほどのキャリアを持つ志村和秀先生。他に2人の歯科医師が常駐し、往診や日曜診察も行っている。診療内容やクリニックのことについて詳しく聞いた。
(取材日2017年3月10日)

幼児から介護が必要な患者まで、人に寄り添う診療

なぜ歯科医師をめざされたのですか?

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大学在学中、1年間中国へ留学したのですが、そのとき入っていた寮に歯科医師のイターン生がたくさんいて、歯科診療の現場を目にする機会があったんです。私自身は、当時は文系の学部を専攻しており、ジャーナリズムなど医療とはあまり関連のない分野に興味を持っていました。しかし、いろんな国のインターン生と接する中で、国が違っても「医療」という根源的なところで交流できることに大きな魅力を感じました。彼らの仕事を見ていると、みんなとても生き生きしていましたね。一生かけて取り組むなら、こんな仕事がいい! という気持ちが生まれて、大学卒業後、もう一度受験して歯学部に進学しました。卒業後は、生まれ故郷の山梨で研修を受け、その後東京で勤務医となって経験を積みました。歯科医師になって今年で10年ほどになりますね。

こちらの院長になった経緯をお聞かせください。

東京で初めて勤務医として働き始めたのがこの医院だったんです。当時は先代が院長でした。その後、他院でも4年ほど働きましたが、最初に勤務したこちらの医院からお話をいただいて、5年前に院長に就任しました。歯科大学卒業後に研修をした山梨大学の歯科口腔外科に始まり、当医院の先代の院長、さらに最後に勤務していた医院の院長から学んだことが、今の診療にすべて生かされている気がします。

患者層について教えてください。

ここは最初に勤めた医院ですから、患者さんは当時から通ってくださっている方が多いですし、紹介で来られる都心からの患者さんも多いです。山梨で働いていたときの患者さんで、今もここまで通ってくださる方もいらっしゃるのはうれしいですね。また地域には、お子さんが小さいうちから定期検診に通ってくださる意識の高いお母さん方も多く、大きくなっても虫歯が1本もないケースが結構あります。とはいえ、逆のケースありますから患者さんの層は多様ですね。

2016年にリニューアルされたそうですね。どんなことに配慮されましたか?

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院内はすべてバリアフリー、ベビーカーや車いすでも移動できるようにして、さらに患者層や治療内容に応じて使いやすいように診療スペースを3つに分割しました。1つはお子さんの診察や歯のクリーニングなどメンテナンス中心に使うスペース。隣にはお子さんが遊べる場所もあります。2つ目は、お年寄りや介護が必要な方にも使いやすいスペース。そして3つ目は、先端治療にも対応できる個室的に使えるスペースで、この場所は有線などの音楽もオフにしています。リニューアルに際しては、内装だけでなく、医療機器から椅子ひとつまで、すべて一新しました。歯科用CTは、少ない被ばく量で必要な情報を正確に得られるもの、治療用チェアの素材も患者さんの体の負担が和らぐようなものを選んでいます。

口の中を診ると、その人の健康状態がわかる

診療方針を教えてください。

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虫歯ができたら治すの繰り返しではなく、全身を診るという方針です。どうしてそこが痛くなったのか、大もとの原因を突き止めて、治療をしていきます。口腔内は、全身の健康状態と大きく関係しているんです。特に噛み合わせは、健康の要と言っていいほど重要で、腰や膝の痛みの原因になっていることがあります。また、歯周病は糖尿病と直結していますし、プラークは脳卒中の原因とも関係しています。若い人でも、全体に歯が大きく顎が小さい傾向にありますから、歯並びが悪くなりやすかったり、噛み合わせの低いほうだけに力を入れて噛んでいる場合が多いです。そのことが体全体のゆがみや疲れやすさ、体調全体に大きく関係しているケースもありますから、そこはよく診ていきます。実際に、歯の治療をしたら全身状態や良くなった、体調がいい、と患者さん本人がおっしゃる場合も多いですし、そう感じてもらえるような治療を心がけています。

日曜日の診療や往診もされていると伺いました。

日曜日の診療は半年前くらいから始めましたが、とても需要が多いと感じています。日曜しか来れない方のために、応急処置だけでなく、通常の治療を行うようにしています。当院は3人の歯科医師がいますが、日曜は私も担当しています。また、往診に関しては、当院では30年前から通ってくださっている患者さんが高齢になり、来院が困難になった場合でも診療させていただくため、というのが始まりです。往診は3人の歯科医師のうち、介護の知識があるドクターが中心になって行っています。来院できなくなったから治療できない、というのではなく、必要な限りずっと診させていただきたいと思っています。

こちらの医院で力を入れていることはありますか?また院長の得意分野は?

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いろんな患者さんの要望に応えるため、さまざまな選択肢を用意しています。例えば、噛み合わせの治療が終わったら噛み合わせの低い方に残った口元のしわを目立たなくすることを目的とした、歯科と関連したエイジングケアに関するアドバイスも対応していますし、女性の歯科医師も在籍していますから、何でも相談しやすいと思います。また小さいお子さんの対応にも力を入れています。1歳半、3歳児健診の後に乳歯の生えそろい具合や噛み合わせなどを診ながら、少しずつ歯科医院に慣れる意味も含めて通院していただけるようにと考えています。私の得意分野は、入れ歯でしょうか。インプラント治療など、先端の技術も提供できるようにしていますが、長年のお付き合いのある患者さんの介護を視野に入れていますから、入れ歯には詳しいほうだと思います。そのほかスポーツ歯科にも対応し、マウスピースも作っています。

親にしてあげたい、と思う治療を

休日はどのように過ごされていますか?

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学会やセミナー、勉強会などが多くなりますが、その帰りに先生方と飲みに行くのが楽しみですね。あとは水泳で体力をつけています。自分が元気じゃないと、患者さんの治療もできないですからね。他に好きなことは、格闘技です。護身術の一環でブラジリアン柔術をやっています。自分がスポーツに興味があるので、マウスピースの威力がいかにすごいかもわかりますし、診療でスポーツをされている患者さんの相談に乗っているのも、自分の趣味も大いに関係していると思います。

今後の展望についてお聞かせください。

分院をつくってクリニックを増やすよりも、今のこの医院の中で、より総合的な歯科医療ができるように力を入れていきたいと考えています。高齢の患者さんに関しては、今は往診だけですが、ゆくゆくはこの近くに介護施設を併設し、より介護世代の患者さんのケアができれば、という思いがあります。スタッフには、自分の親にしてあげたいと思うような治療をしていこうね、と話しています。それにしても「歯を大切にしておけば良かった」とおっしゃるお年寄りの方が多いですね。歯も失って初めて大切さがわかるということでしょうか。歯は手入れ次第で、本当にきれいな方もいらっしゃいますから、やはり小さいときから大切にできたら、と思いますね。

読者へのメッセージをお願いします。

歯科医師の役割は、虫歯を治すことだけではないことをお伝えしたいですね。歯が体全体に大きな影響を及ぼしていること、体の痛みや不具合を治しても、それが歯が原因である場合、何らかの治療を施さない限りは根本的には良くなりません。もし、体の具合が良くないという人がおられたら、ぜひ一度歯のチェックをされてみてください。噛み合わせのちょっとしたバランスの崩れが、体のゆがみとつながっていることがありますから、そこを治すだけで、全身状態が整い、体調が良くなることがあります。歯の健康がいかに体の健康とつながっているかを実感していただけると思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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