医療法人社団東京愛成会 たかつきクリニック

医療法人社団東京愛成会 たかつきクリニック

長瀬幸弘 先生

37007

JR青梅線昭島駅北口から徒歩1分の好立地に位置する「医療法人社団東京愛成会たかつきクリニック」。入院施設のある「高月病院」や隣接する「たかつき第2クリニック」とともに、この地域の精神科医療を支えている。開院して、20年以上、地域密着型のクリニックとして市内を中心に立川市や武蔵村山市、福生市などから通う外来患者に向けて心のセーフティネットの一翼を担っている。患者に寄り添った医療を展開する同院の特徴や「うつ」を未然に防ぐための注意点、病院・クリニックとの連携について、たかつきクリニックの勤務医であり、第2クリニックの院長も兼任する長瀬幸弘先生に聞いた。
(取材日2014年9月11日)

うつを未然に防ぐためには睡眠パターン把握が重要

―医師になったのは父の影響なのですか?

はい。今思うと、父の影響が一番大きかったように感じますね。日本大学医学部を卒業した後は東京医科歯科大学の精神科に入局しました。医局で2年間研修医を務めてからは川崎市にある栗田病院で5年間勤務しました。大学病院に在籍中は指導医の指示の元で研修していたところがありましたが、外の病院では自分で治療を進めなければいけませんでした。大学病院と栗田病院での7年間は医師として鍛えられた期間でしたね。

―患者さんの症状ではどのようなものが多いですか?

最近は「うつ」で通われる方が多いですね。うつ病までには至らない「うつ状態」も含めて、その原因はあらゆることと言っていいでしょう。事故に遭う、肉親が亡くなる、ペットロス、恋愛トラブル……とさまざまな原因からいろいろなタイプの気分の沈み方があります。さらに、深いうつ状態には、統合失調症、神経症、人格障害などに起因することもあります。お子さまだと注意欠如・多動性障害、いわゆる「ADHD」ですね。特に最近では、若い世代で「アスペルガー障害・発達障害」がみつかり、社会とうまくコミットできずに社会参加が難しい状態になっている方が増えてきました。家族や会社の上司から「精神科を受けてみたら」とすすめられてくる方もいますし、自ら「自分はもしかして発達障害かもしれないので診断してもらいたい」という方も多いですね。

―うつ病のサインにはどのようなものがありますか?

初発症状で多いのは睡眠障害です。「眠れない」というのはうつ病にとってすごく重要な信号なんです。「眠れない」と言って受診されてお話を聞いてみると、実は気分も落ち込んでいて物事に対する興味もなくなってしまっている。何をするにも億劫で家事もできない、仕事でもパフォーマンスが上がらない……そうした話をお聞きした上で「うつ状態ですね」と診断を下すケースは非常に多いですね。治療では、「寝付きが悪い」「頻繁に目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」「寝た気がしない」という4つのパターンに睡眠障害を分けて、睡眠指導や必要に応じて睡眠薬の処方を行います。睡眠というのは人それぞれですし、年齢によって時間も短くなってきますし、浅くなってきます。今の自分の生活に合った睡眠時間を知っておくことが重要になります。クリニックを受診する前に、自分がどのような睡眠を摂っているかの確認をしていくことをおすすめします。

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