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和田 博嗣 院長の独自取材記事

ワダ矯正歯科

(国立市/国立駅)

最終更新日:2022/03/02

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科 main

国立駅南口前ロータリーの一角に位置するビルの6階という、アクセス至便な「ワダ矯正歯科」。中に入ると、木目調に統一された待合室、診療室が目に入る。ほのかに木の香りも漂い、自然と心が和らぐレイアウトになっている。和田博嗣院長は、「その場限りでなく、末永くきれいで健康な口元が保てること」をテーマに、患者一人ひとりの症状や希望に即した矯正治療を行う。舌の癖の改善を目的に行うトレーニングなども治療に取り入れ、歯科衛生士によるメンテナンス、丁寧なブラッシング指導にも力を入れる。自身の歯並びや噛み合わせについて気軽に相談できる無料相談も行い「今後も、たくさんの患者さんの笑顔のためにスタッフ一同頑張っていきたいです」と語る和田院長に、診療の特徴などについて聞いた。

(取材日2018年10月16日)

「根本からの矯正治療」がテーマ

開業はいつされたのですか? 経緯と、国立に開業した理由を教えてください。

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科1

当院は、2009年に開業しました。東京医科歯科大学附属病院退局後、いずれは開業することを念頭におきながら、都内の歯科医院の矯正治療担当として勤務していました。その勤務先の一つが国立市だったのですが、いらっしゃる患者さんは、歯に対する意識の高い方が多かったのです。開業するならこのエリアにして、地域にお住まいの患者さんがよりきれいな口元になるようなお手伝いをしたいと思い、ロータリー内で駅からすぐ近くのこの物件に決めました。おかげさまで開業以来、国立市の方はもちろん、国分寺、立川、小平、小金井、東村山、府中など幅広いエリアから患者さんがいらっしゃいます。文教地区で、周辺の大学や高校に通学されている方の割合も多いと思います。

木のぬくもりが感じられる院内です。また、患者さんの年齢層についても教えてください。

ありがとうございます。「歯医者さんは怖い」というイメージをお持ちの方が多いと思うので、院内はやわらかい雰囲気で統一しました。壁や天井に天然の木材を取り入れ、ベランダにも植物を飾り、待ち合いスペースから見えるようにしています。カウンセリングルームもゆったり設計にし、患者さんとじっくりお話しできるよう配慮しました。患者さんの年齢層ですが、開業前は、10代の学生さんが多く来るのかと思っていたのですが、今は20〜30代の女性の方の来院が多いですね。もちろん、10代の中高生や小学生のお子さんもいらっしゃいます。20〜30代の患者さんは、矯正装置を目立たせたくないということで、裏側矯正などを希望される方が多いです。皆さんある程度矯正治療についての知識をお持ちで、インターネットなどでいろいろ調べた上で当院にお越しくださる方が多いですね。

診療ポリシーについて、教えてください。

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科2

矯正治療は時間もお金もかかるものですので、しっかり丁寧にカウンセリングを行っています。例えば「矯正中なのが目立たない装置」一つとっても、歯の裏側に装着するタイプのもの、表側につけるけれどワイヤーが目立たないタイプのものなどさまざまな種類があります。また、患者さんが裏側矯正を希望される場合でも、お口の状態が裏側矯正に不向きな場合もありますので、その際には他の方法を提案させていただくこともあります。その場限りではなく、末永くきれいで健康なお口を保つ、すなわち「根本からの矯正治療」をテーマに、「歯のでこぼこを治す」「口を閉じやすくする」などその方にとってのゴールに向けてどんなアプローチができるのかを、矯正の材料や治療期間、金額などを一通り説明させていただいた上で、治療方法を決めていきます。

舌の癖を改善するトレーニングも

診療にはどのような特徴がありますか?

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科3

歯並びの原因はさまざまで、歯のサイズが大きい、顎の幅が狭い、舌の癖、骨格的な遺伝などがあげられます。当院では、舌の癖に着目し、舌の癖の改善を目的としたトレーニング(MFT)を、舌の癖に原因があると思われる患者さんに対して行っています。舌が正常よりも下の位置にあることで無意識に歯を押すようになり歯が出たり、歯のでこぼこの原因になることがあります。そのような方に対して、正常な位置を指導したり、食べ物を飲み込んだり咀嚼したりする時に、正常な位置で舌を維持できるような簡単なトレーニングです。1分前後で終わる簡単な内容ですが、毎日続けていただくことで改善をめざします。このように、歯並びの悪化の原因から解決していくことで、矯正治療後の後戻りも防ぐことが期待できるのです。

小児矯正にはどのように行っているのですか?

子どもの矯正治療に適した時期は、6、7歳頃といわれています。この時期に、学校の健診などで歯並びについて指摘されたり、噛み合わせなどが気になる場合は、まず一度ご相談いただければと思います。その子のお口の状態をしっかり診てから、必要に応じて正常な顎の発達を促すためのI期治療を行います。しかし、治療開始時期は、「早ければ良い」というものではありません。お子さんによっては、もう少し大きくなってから治療を始めたほうがいいケースもありますので、治療のスタートラインを十分に見極めた上で診断、保護者の方にお伝えするようにしています。

治療中のメンテナンスはどのように行っていますか? その他、特徴のある治療があれば教えてください。

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科4

矯正治療中は、器具を装着しているため、歯磨きがとてもしづらいものです。当院には歯科衛生士が複数名おり、矯正治療中のメンテナンスに加え、歯磨き指導も行っています。矯正用の細い歯ブラシや、ワイヤーをつけていてもお手入れが簡単にできるフロスなどを使っていただきながら、患者さんと一緒に歯磨きの練習をしています。矯正治療が終わってからも、3、4ヵ月に1度くらいの割合で通院いただき、お口の状態をチェックさせていただいています。当院では、間近に結婚式を控えた患者さんに対し、挙式の前に前歯の重なりを早めに治療し、挙式が終わってからじっくり治療を続けるなど、患者さんのライフイベントに合わせた治療にも応じています。

事前相談も積極的に行う

無料相談も行っているのですね。

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科5

そうですね。患者さんのお口の状況を確認し、矯正治療が必要か否か、治療が必要な場合、治療に適したタイミングやどのような治療になるかなどを無料相談させていただいています。事前予約で受けつけていますので、お気軽にお問い合わせください。相談後、より詳しくお口の状況を把握したいとなった場合には、当院で精密検査を行い診断結果をお伝えし、治療計画、治療費などについてご説明します。

歯科医師をめざしたきっかけと、ご自身の健康管理法について教えてください。

父が矯正専門の歯科医師で、実家の石川県で開業し、今も現役で診療しているのです。幼い頃から父が歯科医師として働く姿を間近で見てきたので、自然と自分も矯正専門の歯科医師をめざすようになり、今に至る感じです。矯正治療は、特に女性の方は、治療の途中からだんだんと笑顔がすてきになったり、生き生きとした表情になっていく姿を見ると、やりがいを感じますね。健康管理法は、ランニングを続けています。週に2回くらい、10キロのペースで走っています。ハーフマラソンの大会に出たりしながら、体力づくりしています。

今後の展望と、読者ヘのメッセージをお願いします。

和田博嗣院長 ワダ矯正歯科6

当院は、来年10周年を迎えます。これまでたくさんの患者さんに矯正治療を行ってきましたが、矯正治療が終わった後も、さまざまな変化があるものです。よりきれいな歯列を末永く維持できるよう力を尽くしてまいりました。この姿勢をつらぬき、10年後、20年後も患者さんに来ていただけるような歯科医院でありたいと思っています。歯並びや噛み合わせが気になる方は、ぜひ一度事前相談にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

検査・診断/5万円、成人矯正装置(II期治療)/70万円~、裏側矯正装置/95万円~、小児矯正装置(I期治療)/35万円~、(いずれも調整料等別)

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