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宝田 寛子 院長の独自取材記事

T's DENTAL salon

(港区/虎ノ門ヒルズ駅)

最終更新日:2020/04/01

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オフィス街にある「T's DENTAL salon」。白をベースにテーマカラーの紫をアクセントとして取り入れたデザイン性の高い院内は、明るく清潔感にあふれている。院長の宝田寛子先生は、北海道医療大学歯学部を卒業後、高齢者歯科治療や訪問診療、インプラント治療など、幅広い診療分野で研鑽。同院では、女性ならではの細やかな配慮を生かして、診療にあたっている。治療に対する緊張のため汗をかいてしまう患者には、足元から風を送るようにしたり、 患者が妊婦の場合には体を冷やし過ぎないようにするなど、一人ひとりに合わせた気配りを心がけている宝田先生。そんな患者思いの先生に、クリニックの特徴や診療の際の心がけ、開業までの経緯など、幅広く聞いた。
(取材日2017年9月29日)

女性ならではの気配りや配慮を生かして「おもてなし」

開業して4年だそうですね。まずはクリニックの特徴についてお聞かせください。

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当院は、院長である私をはじめスタッフ全員が女性ですから、女性ならではの気配りや配慮を生かした「おもてなし」の心で患者さんをお迎えしたいと考えています。スタッフが忙しそうにしていると、患者さんは質問したくてもできませんよね。それで、忙しいときこそ、話し方や扉を閉める音一つにまで気を使う姿勢を大切にしています。また、患者さんに安心して治療を受けてもらえるよう、衛生管理を徹底し、院内感染の予防にも努めています。診察室には土足で入っていただけますが、患者さんごとに床を拭くなど、常に清潔で快適な環境を保てるよう気を配っているんです。クリニックのテーマカラーを紫とすることに決めたのは、私が好きな色であるとともに、お気に入りの診療ユニットに使われている紫がとてもきれいな色だったからです。

診療ユニットにはかなりこだわっておられるようですね。

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開業の際一番こだわったのが、大学病院でお世話になった先生や尊敬する先輩も使っていた、ドイツ製のユニットの導入です。低濃度の過酸化水素水がユニット内に流れる水消毒システムを搭載しており、常に清潔な水が流れる仕組みになっています。また、患者さんのお口に入る水は、歯に刺激を与えない少し温かめの温度に調整されており、「刺激が少ない」と喜んでくださる方も多いんです。衛生的であることに加え、削るパワーもハイレベルです。当院では、なるべく抜かない・削らない治療を心がけていますが、削る量や時間を最小限に抑えられるため、患者さんの負担も軽減できるんです。また、照明が明るく乱反射しないため、口の奥までよく見えるという特徴もありますね。さらに、座り心地がとても良いため、リラックスして眠ってしまう患者さんもおられるほどです。診療における大切な相棒ですので、自分で磨いたりして大切に扱うよう努めています。

アニメーションや口腔内カメラを駆使して丁寧に説明

患者層や主訴について教えていただけますか?

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オフィス街ということもあり、開業当初は比較的、男性の患者さんの割合が多かったのですが、最近では、近隣にお住いの女性やお子さんの患者さんも増えてきました。現在、私にも5歳の娘がいますので、母親としての実体験から親御さんにアドバイスすることもできます。また、妊娠中の方に対しても、どんな姿勢が楽かなど、自分の経験から細やかな配慮を示せるんです。主訴としては、虫歯のチェックや歯のクリーニングのために来院される方が多いのではないでしょうか。この地域は、定期的に歯をきれいにしたいなど、お口の健康に対する意識の高い方が多いように感じますね。他に、虫歯があるにもかかわらず、今まであまり歯科医院に行ってなかった方がいらっしゃって、その後はきちんと真面目に通ってくださるということも多いですね。

診療の際、どんなことを心がけておられますか?

患者さんに納得していただいた上で治療するよう心がけています。どんなに良い治療でも、患者さんが望まなければ、良い治療とはいえません。それで、丁寧な説明とカウンセリングには特に力を入れています。口頭だけでは伝えにくいので、アニメーションや口腔内カメラなどを駆使しているんです。どんな治療を行うかをビジュアルでお見せしたり、診療前後の写真を比較して説明したりすると、安心していただけているようです。「何か質問はないですか?」とお声がけし、患者さんが話しやすい雰囲気をつくるようにも努めていますね。また、嫌な思いをさせないため、治療の際にミラーやカメラが口の中に当たらないようにするなど、細かい点にも気を配っています。実際、「痛いときは手を挙げてください」と伝えても、我慢される方も多いものです。それで、痛くなる前にこちらが察知するよう心がけているんです。

とても細やかな配慮を払われているのですね。

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治療だからといえ、唇をぎゅっと引っ張られたら嫌ですよね。それで、なるべくソフトに触れるなど、引っ張り方一つまで気を配っています。特に冬場の乾燥する時期は、引っ張ることで唇が切れてしまったりもしますので、治療前に白色ワセリンを塗ってからお口を開けてもらうようにしています。また、治療に対する緊張のため、汗をかいてしまう方がいらっしゃれば、室温を下げたり、サーキュレーターで足元から風を送るようにして差し上げます。逆に、 妊婦さんの場合は冷やし過ぎないよう注意しています。妊娠中は刺激臭に敏感になることもありますので、「この臭いは大丈夫ですか?」などお声かけするようにも努めていますね。当院には、お仕事の合間を縫って来院される方も多くおられます。患者さんも増えてきており、難しいこともあるのですが、できる限りお待たせしないようにも心がけていますね。

エステに通うような感覚で、気軽に来院してほしい

ご経歴や開業までの経緯をお聞かせいただけますか?

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大学卒業後は東京医科歯科大学で高齢者歯科に携わり、主に入れ歯や全身疾患について学びました。その後勤務した松戸や東雲のクリニックでは、訪問診療やインプラント治療にも携わりました。開業前に幅広い診療を経験したことは、今の私にとって、とてもプラスになっています。かなり前から開業したいという思いは持っていたのですが、結婚や出産と重なり、もう少し先のことと考えていました。そうしたら、以前お願いしていた業者さんから、育児休業中に一度見てほしい物件があると連絡をいただきまして。「子どもが生まれたばかりで今は難しい」と一旦はお断りしたのですが、試しに見に来たら自分が思い描いていた通りの物件で心が動きました。こんなに理想通りの物件と出会えたのも何かの縁だろうと、大変なのは承知の上で開業を決めたんです。

印象的だった患者さんとのエピソードを教えてください。

3年ほど前、ボランティアで海外に行かれている若い男性が、前歯のかぶせ物がとれたということでお困りになって来院されました。他の歯科医院では、「歯を抜くしかない」と言われたそうで、「歯を抜かずに何とかこの日までに治してほしい」とお願いされたんです。難しいオーダーでしたが、一生懸命頑張って治療させていただきました。年に一度ほど帰国された際に来院してくださるのですが、その時残した歯が今も調子が良いそうで。本当にうれしいですね。実は、その方は熊本地震の被災地の出身の方で、震災の後一旦熊本に戻られました。その時、当院に在庫していた歯ブラシや歯磨き粉などをボストンバッグに入れて被災地に持っていってもらったんです。後日、皆さんが喜んでいる様子を写真に撮って持ってきてくださって。少しでも助けになれたことに喜びを感じましたね。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

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あまり構えることなく、エステに通うような感覚で、クリーニングからでも気軽に来てほしいですね。私は、歯科医院は怖いというイメージを払拭したいと思っているんです。以前、歯が何本か抜けてしまい、口を隠すためマスクをして来院された若い女性がいました。勇気を出して来てくださったその方を裏切らないよう、みんなで温かくお迎えし、私も心を込めて治療しました。その思いが伝わったのか、その後マスクを外し、笑顔で通院されるようになりました。他にも、歯科医師嫌いだった方が、「ここだったら」と定期的に通ってくださるようになるのを見るとうれしくなるんです。細やかな配慮を心がけ、お口のことでお悩みの方の力になりたいと願っています。どんな歯磨き粉を使えばいいのかなど、ささいなことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。

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インプラント/40万円~(税抜)

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