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清水太郎 院長の独自取材記事

たろう歯科クリニック

(世田谷区/三軒茶屋駅)

最終更新日:2020/04/01

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2013年7月に開院したばかりの「たろう歯科クリニック」。自身の生まれ育った世田谷で歯科医療に貢献したいと、清水太郎院長は三軒茶屋の地に開院した。院内は木目とホワイトをベースに、シンプルであたたかみのある北欧風のおしゃれな雰囲気。苦手な方も多い歯科独特の消毒のにおいはせず、そのかわり、患者がリラックスできるようにとアロマオイルが焚かれている。ユニットスペースも広く取られ、半個室に仕切られているためプライバシーへの配慮も万全だ。人と接するのが好きで、患者とのコミュニケーションを何より大事にしているという院長は、優しい笑顔と語り口が印象的で、患者が話しやすい雰囲気を作ってくれる。「地域の患者さんに気軽に来ていただける、ホームドクターをめざしていきたいです」と語る院長に、治療内容や今後の展望についてお話を伺った。
(取材日2013年8月2日)

きちんとした説明を何より大切に治療に臨む

歯科医師を目指されたきっかけは?

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私は周囲に医療関係者がいる環境で育ったわけではないので、最初のきっかけは中学校のときだと思います。保健室に掲示してあるポスターの中に「歯は全身の健康とつながっている」という内容のものがあったんです。それを見たときに、漠然とではありますが全身の中での歯の重要性を知り、歯科という職業に興味を持ち始めたんです。口の中だけではなくて、全身の健康につながっているということを初めて知ったんですね。それから自分で調べてみるとますます面白くなり、歯科医師への夢を持つようになりました。小さい頃から私は手先が器用でしたし、細かいことに没頭してしまうような少年でしたので、大学では実習はとても面白かったです。中心として学んだのは歯科保存の分野、いわゆる虫歯の治療です。私は人と交流したり、接するのが好きなので、もともと研究者タイプには向いていないなと思っていました。大学院や大学病院に残ると、論文や学会などで忙しくなるでしょうし、私は最初から歯科医師になるなら、いわゆる街の歯医者さんになりたいと思っていました。

開業までの経緯を教えてください。

卒業後は臨床の現場で経験を積むために、いくつかの医院に勤務しました。お隣の駅の池尻大橋や恵比寿、銀座、調布にある開業医の先生のもとで勉強をし、調布のクリニックでは院長も勤めました。歯科医師になったときから、いつかは開業したいと思っていましたので、タイミングもあり今年の7月に開院しました。私は生まれも育ちも世田谷の上野毛という場所ですので、世田谷区は非常になじみ深い街なんです。ですから開院するならば自分の生まれ育った街で、歯科医療を提供して地域貢献ができればと思い、この土地を選びました。

患者さんの年齢層は?

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開業するまでは20代〜30代の方が多いかなと思っていましたが、予想以上に幅広い年齢層の患者さんに来院いただいています。午前中は高齢者の方がほとんどですし、今は夏休みですのでお子さんも多く来られます。開院前には内覧会もしたのですが、来られる方の中には現在通っている医院に不満を持っている人が多くおられました。たとえばご高齢の方で、保険治療の入れ歯を希望しているにも関わらず、インプラントの説明ばかりで、治療が進まないといったことや銀歯の部分が虫歯になって行ったら、説明のないままセラミックを入れられて、お会計で始めて知ったという方も。私が治療のモットーとして一番大事にしているのは、患者さんに対する説明をきちんとするという、まさにその部分。治療方法や詰め物の種類に、数種類ある際には、メリット・デメリットを事前にお伝えした上で、患者さんに選択して頂きたいのです。患者さんには「治療前に知っていれば……」というお気持ちを絶対に持っていただきたくないですし、そう思わせるのは歯科医師の責任です。様々な治療法を提案したうえで、患者さんにご納得いただいて初めて歯科治療が始まるというのが私の考え方です。

自分が受けたい治療・家族に受けさせたい治療を提供していく

診療内容や院内のこだわりについて教えてください。

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当院では保険治療をベースに、一般歯科、小児歯科、予防歯科、歯科口腔外科、マタニティ歯科など幅広く診療しています。患者さんのニーズに応じて審美的な治療にも対応しています。その際もご要望を丁寧にお聞きし、治療方法や材料の選択肢、メリット・デメリット、治療費もきちんとご説明いたします。私は歯科医師ですが、自分自身が痛がりで怖がりなんですね(笑)。友人に私が歯の治療をしてもらっても「お前はやりにくい」と言われたりも。でも私が患者さんに提供したいのは、自分が受けたい治療や家族に受けさせたい治療です。ですからできるだけ痛くないよう、怖くないようにしたいと考えています。そんなこともあってか、歯科医師の友人が何名も私の治療を受けにきてくれますよ。歯科の治療で最も痛みを感じるのは、麻酔のとき。当院では表面麻酔のあと、細い針であらかじめ温めておいた麻酔薬をゆっくりと注入します。これによりかなりの痛みが抑えられるので、ストレス少なく治療に臨んでいただけます。機械音は仕方ない部分ではありますが、雰囲気作りやきちんとした説明で、不安を取り去ることも心がけています。説明はイラストや写真、模型を使ったり、口腔内カメラで撮影した写真を見ていただきながらご説明します。見えない口の中を確認できるだけでも、ずいぶん不安感は軽減されますし、視覚でとらえることでより説明もわかりやすくなると考えています。また、院内の衛生管理を徹底しています。私自身がきれい好きなこともあり、いつまでも新規開院したときと同じようなクリニックでありたいと思っているんです。たとえば、空気中に飛散した削りカスを患者さんが吸わないようにするために口腔外バキュームも設置したり、治療の直前まで治療器具は滅菌パックから出さないようにしています。患者さんには快適な空間で、安心安全な治療を受けていただきたいというのが1番のこだわりです。

マタニティ歯科とは、具体的にはどのような治療?

日本ではまだあまりなじみがない分野ですが、治療というよりは予防になります。妊娠中の女性はエストロゲンというホルモンの影響で歯肉が腫れやすくなったり、つわりなどでお口の中が酸性になり、歯周病や虫歯になりやすい状態にあります。妊娠2〜3か月頃から中期には、妊娠性歯肉炎も顕著にみられる症状です。また歯周病になると、子宮を収縮させる物質が産生されます。これは簡単にいうと陣痛を起こすものですから、低体重児や早産のリスクにもつながりますので、きちんと管理しておくことが大事です。妻が妊娠時に実際に妊娠性歯肉炎を起こしたのですが、とても不安に思ったと言うんです。赤ちゃんが生まれて、親からの口移しで虫歯菌が移ってしまうことなどは、みなさん割合ご存知ですが、妊娠性歯肉炎は知らない妊婦さんも多い。出産後に自然と治るものですが、よく口をゆすぐだけでも予防効果はありますし、妊娠がわかった頃から知っていたら安心ですよね。

妊娠中の歯科治療は胎児への影響はないのですか?

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安定期であれば一般的な歯科治療は普通にできます。乳歯の形成は7週目頃から始まりますので、赤ちゃんの健康な口腔を確保するためには、マイナス1歳からのお母さんの口腔管理や生活習慣を整えることが大切だとも言われているんです。ですから当院では妊娠初期に、お口の健康診断をお勧めしています。先述の妊娠性歯肉炎などは、定期的に清掃・メンテナンスを受けることで予防できますし、体調の変化から起こる症状で悩まれる方も多いと思います。私は現在までにも数多くの妊婦さんの口腔衛生管理を担当してきたので、気軽にご相談いただければと思います。

笑顔に自信を持って、幸せな生活を送って欲しい

先生のご趣味は何ですか?

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小さい頃から活発で、様々な習いごとをしていました。劇団に所属したり、レスリングをやったり。マリンバを習っていたときは、オーストラリアまで演奏にも行きました。学生時代には友人と草野球チームを作っていましたし、とにかく何でもやってみたいタイプ。今でもいろいろ挑戦するのが好きで、最近ではフルマラソンを2回走りました。休日は1歳の息子と一緒に遊ぶことが多いです。遠出はできませんが多摩川の河川敷や買い物に出かけます。うちの息子は、歯医者の子どもなのに歯磨きが大嫌い。夫婦で苦戦しながらなんとか虫歯にさせないようにやっていますが、本人はいつも泣き叫んでいます。もう少し大きくなったら歯の大切さを理解し、歯磨きが大好きな子になってくれると良いなと思います。

力を入れてきたい分野や、今後の展望をお聞かせください。

予防には力を入れたいと思っています。治療が終わることはひとつのゴールですが、そこでようやく健康になったというスタート地点でもあります。ですから虫歯になって、また治療して……を繰り返していては、痛みも時間も費用もかかるだけです。当院では、歯のクリーニングも私が担当します。それは患者さんのお口の状態を把握するため。それぞれの患者さんによって磨けていない場所や生活習慣も違いますから、検診やクリーニングでそこがわかれば、より良い予防プランを提案できるんです。虫歯にならない方が良いのは誰もがわかっていることですが、ブラッシング指導をしても3日坊主になる方も多いもの。当院では口腔内カメラで見て、患者さんの目で確認していただくことも予防法として取り入れています。実際に見ると記憶に残りますし、危機感を一度感じた患者さんは、口腔内の状態も必ず良くなっていかれますよ。現在は日本人のデンタルIQも高くなっていますが、患者さんとの交流の中で歯に対する意識や興味をもっと持ってもらえるように工夫して、歯医者のイメージ自体をもっとやわらかく、気楽な場所に変えていけたら嬉しいです。先日、自分の時計が壊れて修理に持っていったのですが、「ちゃんとメンテナンスをしていないからだよ」と時計屋さんに言われました。まさに同じです。悪くなる前に予防することで、常に良い状態を保てる。それが結局は患者さんの利益にもつながります。まだまだ新参者ですが、街のみなさんに愛される医院に成長していけたらと思っています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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とにかくわかりやすい説明を心がけていますのでなんでも相談いただきたいと思っています。そう心がけるきっかけとしてパソコンを購入しようと思った時のエピソードがあります。パソコン知識が乏しい私に販売員が専門用語を並べ、早口で説明してきました。自分の苦手分野の商品やサービスが必要で購入しようと思った時に、何より信頼感が増すのは、わかりやすい説明だと改めて強く感じました。そんな経験から私は難しい事をいかに分かりやすく説明する為に、どの様にすべきかという事に自信をもっています。わかりやすい説明と診療を通じて、私はみなさんが自分の歯に、そして笑顔に自信を持っていただきたいと思っています。自信がつくと仕事や恋愛、何事にも積極的になりますし、その先は素晴らしい人生につながっていると思います。身体はもちろん、心にも自信をもって日々を幸せに送っていただきたいと願っています。歯科医師として、私もそのお手伝いができれば嬉しいですね。

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