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谷 健太郎 院長の独自取材記事

中延デンタルクリニック

(品川区/荏原中延駅)

最終更新日:2021/11/04

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昔ながらの商店街が連なり下町情緒あふれる荏原中延。にぎやかな駅前から徒歩約1分の好立地にあるのが、2011年に開院した「中延デンタルクリニック」だ。「中延・荏原中延から虫歯をなくそう」をスローガンに開院した谷健太郎院長は、幅広い治療経験を生かし地域密着型の歯科診療に取り組む。去年より今年、今年より来年と常に設備面や技術面でのアップデートを重ね、歯科技工士3人常駐という体制を整えることで、スピーディーで質にもこだわる診療を提供している。キッズコーナーには治療を受けた子どもたちの写真が飾られ、待合室に設置された水槽の熱帯魚が訪れる人の心を和ませる。そんなアットホームな雰囲気の中で、開院から10年を迎えた同院の話を谷院長に聞いた。

(取材日2021年9月14日)

地域に浸透させていきたい予防歯科の考え方と実践

開院から10年と伺っています。最近は、どのような患者さんが多いのですか?

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予防の患者さんがとても多いですね。クリーニングをしてほしい、メンテナンスをお願いしたいと言って訪れる患者さんが全体の約半数を占めています。半数を超える月もあるほどで、「歯が痛い」と言って来られる方は明らかに少なくなっています。当院は、開院当初から予防歯科に力を入れてきたので、予防の意識が地域の方々に浸透しているのだとしたらうれしいことですね。中には親子3代、家族ぐるみで通ってくださっている方もいらっしゃいます。僕だけでなく、スタッフにもお願いして「治療が終わりはゴールではないよ、健康な歯を長く保つことがゴールだよ」と患者さんには伝えています。予防の実践は、長いお付き合いですね。

スタッフの数など体制に何か変化はありましたか?

現在、歯科医師は私と女性歯科医師、矯正担当歯科医師で診療しています。加えて歯科衛生士が7人、歯科技工士が3人在籍しています。歯科技工士が3人常駐しているクリニックは近年は珍しいのではないでしょうか。入れ歯やかぶせ物の製作は外注しているクリニックも多いのですが、歯科技工士が常駐することで、高度な技術を伴う治療をスピーディーに行うことができます。通常、数日かかるかぶせ物の治療から装着までを最短1時間で対応することも可能です。また大きな変化としては、2021年4月からは、保育士も在籍し始めました。お子さま連れの方も気兼ねなく診療を受けてもらえます。

院内に歯科技工士さんが常駐されているメリットは大きいですね。

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歯科技工士が助手を務め、患者さんの口腔内を実際に確認しているので、色や形も、より患者さんの要望に近いものに仕上げることができます。また、当院では歯科技工士が初診カウンセリングを行っており、カウンセリングを専門に担当する技工士もいます。それによって私自身の治療体制にも余裕が生じ、難症例の親知らずの抜歯や時間のかかる治療に集中できますし、病状や治療の希望をスタッフ一同共有することができ、速やかで効率の良い診療体制の構築にも一役買っています。スタッフの充実は当院の生命線であり、患者さんからの信頼にもつながっていますね。

質の高い診療を支える設備とスタッフの充実

こちらの設備面について教えてください。

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2年前に3Dスキャナーを導入し、口腔内のスキャンをすることで細かい情報を得ることができるようになりました。噛み合わせなど、患者さん自身がなかなか実感できない部分も映像で見れば一目瞭然です。また、この3Dスキャナーを用いたマウスピース型の装置を用いた矯正も始めました。ワイヤー矯正は矯正専門の先生にお任せし、マウスピース型装置を用いた矯正は僕が担当しています。

設備とスタッフの充実がこちらの大きな特徴ですね。

そうですね。設備に関しては去年より今年、今年より来年のほうが整っている、と進化していきたいと考えていたので、少しずつアップデートしてきました。先ほどお話した3Dスキャナー以外にも6年前には、院内で技工物の設計、製作ができるCAD/CAMシステムを導入しました。ジルコニアという材質を使ってインプラント上部のかぶせ物などもここで製作できるようになっています。ジルコニアは強度のある材質なので、食いしばりの強い人の奥歯への適用やブリッジ製作でも用いています。自分の歯と同じような色にしてほしいという要望にもお応えしています。設備と人員の充実によって、院内で完結する治療を徐々に増やしています。

診療ではどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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患者さんの「かかりつけ医」であると思っているので、何か困ったことがあったら必ず力になりたいですね。それはスタッフにもお願いしており、例えば、ぶつけた歯が折れたなど、どんなことでも困っている患者さんがいたら診療を断らないことを、クリニック全体で心がけています。そういう緊急の患者さんが来られると、メンテナンスの予約患者さんをお待たせしてしまうようなこともあるのですが、できるだけスムーズに診療できるよう努めています。

ワンストップで幅広い治療が可能な歯科医院でありたい

院内感染の防止にさまざまな対策をされているそうですね。

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虫歯や歯周病に代表されるように、歯科医療とは突き詰めれば細菌との戦いでもあります。そして、医療機関にとっては院内感染はあってはならないこと。患者さんに不安感を与えないよう、当院では滅菌には最大級の注意を払っています。お口に入れるものは、可能な限り使い捨ての製品を使用していますし、タービンなどの歯を削る機械には専用の熱洗浄・滅菌器具を導入。熱をかけられない機具にはガス滅菌をするなどしています。また、ユニット給水の細菌を検出限界以下にしていくためにユニットウォーターラインの除菌装置や口腔外バキュームも4台設置しています。コロナウイルスもそうですが、エイズや肝炎ウイルスなど危険性の高いウイルスは山ほどいますから、普段からの感染症対策が大切だと思います。

先生が歯科医師を志したきっかけを教えてください。

曾祖父、祖父、父と続く歯科の家系に生まれましたが、父は「歯医者にはならないほうがいい」と言っていました。僕が高校生の頃、「歯医者になることによほど強い意志がないならやめろ」と言われ、別の学部に進学しましたが、結局大学を中退して歯学部に入り直し現在に至ります。父は歯科医師の10年後、20年後は厳しいと言っていましたが、その父も祖父も誇りを持って仕事をしていました。祖父が自分で製作した入れ歯を並べながら「こうして手間をかけることで、患者さんがよく噛めるようになって幸せになってもらえる」と言っていたのを覚えています。当時の僕にはまだよく理解できていませんでしたが、そういった記憶が、自然と自分の中に刷り込まれていたのかもしれません。実際にその気持ちがわかったのは歯科医師になってからです。診療を始めて患者さんの気持ちをダイレクトに受けることで、「ああ、やりがいがあるな」と感じました。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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ワンストップで幅広い治療が提供できる歯科医院でありたいですね。歯科診療には保険診療と自由診療があるため、治療の幅を広げることで患者さんに多くの選択肢を差し上げることができます。当然のことながら保険診療は費用を抑えることができますが、自由診療は費用が高くなる分、材質にこだわれるようになることで、長持ちや仕上がりにもこだわれるようになるメリットがあります。どちらを選ぶかは、患者さんが何を優先するか次第なので、当院では事前にアンケートを取って、患者さん一人ひとりのニーズに合う治療を選択していただくようにしています。そのためにも設備や技術を常にアップデートして、どんな困りごとでも解決できる歯科医院でありたいですね。何かあったら、まず相談してみたいと患者さんに思ってもらえるよう、日々研鑽を続けていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/38万5000円~、ジルコニアを使ったかぶせ物/10万8900円~、ブリッジ(1本)/10万8900万円~、ホワイトニング/2万2000円~、成人矯正/70万円~、小児矯正/40万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/77万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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