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植草 啓之 院長の独自取材記事

青葉台脳神経クリニック

(横浜市青葉区/青葉台駅)

最終更新日:2020/07/13

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青葉台駅に近い場所に位置する「青葉台脳神経外科・内科」。2020年4月、大学病院や総合病院で脳神経外科医師として数多くの手術に携わってきた植草啓之先生が院長に就任、新体制でのスタートを切った。「専門の脳疾患に限らず、さまざまな全身疾患に対応する古き良き町医者でありたい」と話す植草院長がめざすのは、高い専門性とかかりつけ医という両輪で地域医療に貢献するクリニックだ。数ヵ月後には青葉台駅前への移転を予定しており、現在使用しているものよりもさらに性能の高さにこだわったMRIやCTも導入予定だという。脳神経外科を専門とし、急性期医療に携わってきたからこそ気づくことができる全身疾患のこと、同院の特徴など、気さくな会話で気持ちを和ませてくれる植草院長に話を聞いた。
(取材日2020年6月17日)

MRIやCTなど先端機器を用いて迅速で適切な診断を

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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頭痛、めまい、しびれ、脳梗塞や脳出血などの脳卒中、認知症を中心に首から上の疾患に関しては絶対の自信を持ちつつ、生活習慣病を中心に全身疾患も診ています。難しい病気であれば大学病院や地域の中核病院に紹介し、患者さんが最短距離で病気を治せるようなシステムの中で診療していきたいと考えています。実は9月に青葉台駅前への移転を予定しているのですが、そこでは先進のMRI装置とCT装置を導入します。新しいMRIでは、特殊加工された画像を用いて脳の萎縮の程度が確認でき、認知症の早期発見、早期の治療開始へつなげることができると考えています。また、来院当日に検査を受け、その日のうちにCT、MRIをはじめとした先端機器によって診断ができますし、予約システムも導入して、待ち時間のないよう努めています。

MRIやCTを導入されているのはなぜですか?

中核病院でしか受けることができないMRIやCTの検査設備を整えることで、脳疾患以外の脊髄疾患、肺疾患など多岐にわたる病気の早期発見、予防を可能にしたいと考えています。脳神経外科では、発見が遅れると後戻りできず進行してしまう病気が多いため、予防がとても大事になります。そのためには、ぜひ検診を受けていただきたいですし、何か異常があれば早めに受診していただきたいですね。特に脳に関する疾患では、急性期医療に携わった者でないと、その後にどういった心配があるのかをイメージしにくいことがあります。例えば糖尿病があるということは、首の血管が細いのではないか、脳梗塞があるのではないか、心疾患があるのではないか、腎臓はどうだろうというふうにスクリーニングを考えます。人間を臓器別で診るのではなく全身を診るシステムをつくり、地域医療の中で実現する。それが当院のめざすところです。

検査を受けやすくする工夫がありましたら教えてください。

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現在は、閉塞感の少ないオープン型のMRIを用いていますが、オープン型はどうしても性能が落ちてしまう側面があり、移転後は先進のMRIを導入します。狭いところが苦手な方なども安心して検査を受けるよう、今後は必要に応じて鎮静薬を使わせていただくことにしました。また、頭痛やめまいなど多岐にわたる症状に対してスムーズに検査できるよう、CTやMRI検査・診察の電話予約やインターネット予約もホームページからできるようにしました。働き盛りの世代の方も受診しやすくするため、最終受付時間は18時30分までにしています。ご自身が受診されなくてもご高齢の方が身近にいる場合には、認知症や脳血管疾患を早期発見することは重要となりますので、ご一緒に来院していただきたいですね。そのほか、他の医療機関におかかりで各部位のCTやMRIが必要なときは協力するよう心がけていますので、お気軽にご相談いただければと思います。

人としての関わりに魅力を感じジェネラリストの道へ

先生が医師をめざしたきっかけを教えてください。

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小さい頃、風邪をひきやすい体質だったため、小児科にかかることが多かったのですが、先生の大きな手で診察されると、ほっとして息苦しさも改善した気になりました。そういう安心感を与えることができる仕事をしたいなと、漠然と医師の道に憧れていたのだと思います。医学部に入学してからは、何でも診ることができるジェネラリストをめざしていましたが、大学5年生の研修の時、手術の素晴らしさを知りました。脳卒中で命の危機にさらされている方の脳を顕微鏡で処置することによって、その人の未来を切り開くことができる脳神経外科の手術には感動しましたね。それで、卒業後すぐに脳神経外科の門をたたきました。

長く外科の医師としてのご経験を積まれてこられたのですね。

大学病院や市中病院では手術に多く携わり、脳梗塞やくも膜下出血などの脳卒中を中心に研鑽を積んできました。難しい手術にうまく対応できたときは、やはりほっとしますね。医師になって3年目までは、ただ言われるがままに手術をしていましたが、初めて脳動脈瘤クリッピング術を執刀した時のことはよく覚えています。すごく感謝していただきましたし、これでようやく外科医師としての一歩が踏み出せたなと思いました。その後も少しずつより難しい手術にチャレンジして、患者さんに良くなっていただいて。その経験を積み重ねることで外科医師としての自信を培っていきました。

脳神経外科というご専門を持ちながら、ジェネラリストとして地域医療に進まれたのはなぜですか?

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病院勤務の中で、外来で患者さんから話を聞き、検査をして、安心していただく。ここのやりがいが大きくなっていきました。脳梗塞やくも膜下出血を起こしてから、そのピンチを救うのも重要な役割ではありますが、そもそもそのような状態に陥らない、つまりは予防することが大事なのではないかと思うようになったんです。そして、脳卒中治療の最前線にいたからこそ、患者さんにフィードバックできることも多いのではないかと思うようになり、今回、当院を前任の先生から引き継ぐことにしました。手術は短距離走の集中力に似ていますが、クリニックでの診療では患者さんの様子や検査、診断などずっと集中して診ていかなくてはいけません。集中力の使い方は変わりましたが、仕事への向き合い方に変わりはないのかなと思います。

2つの理念を掲げ地域に信頼されるクリニックをめざす

診療で気をつけていることは何でしょう。

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正直、僕は素のまましか出せない人間で(笑)、患者さんとお話しすることも好きなのでこのままのスタイルで診療しています。まずは人としてのコミュニケーションが大事なので、患者さんが何でも話せる雰囲気には気をつけています。あらゆる可能性を考えて診療する、ずっとそういう視点で仕事をしてきました。生活習慣病などに関して言えば、頭の血管がボロボロになって脳出血や脳梗塞、貧血を起こすような場合、体のどこかに何かがあることが多く、その治療にも多く携わってきたので、首から上の症状だけを診るのではなく、例えば足のむくみなども当然診るようにしています。

地域にとってどのようなクリニックでありたいとお考えですか?

地域の方々から「首から上の症状だったら青葉台脳神経クリニックの植草先生だね」と言われるぐらいの信頼を得たいという思いはありますね。脳神経外科のクリニック自体がそれほど多くないこともあり、どんな疾患でかかったら良いのかわからないという患者さんもいらっしゃるので、そこを一つ一つわかっていただけるよう日々の診療の中で伝えていけたらと思います。後は患者さんを薬漬けにしないということも考えています。なかなか難しいことではありますが、漢方を使うなど少しずつアプローチ方法を移していって健康になっていただきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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当院が掲げている「古き良き町医者でありたい」「先進の医療機器を用いた迅速で的確な診断」という2つの理念は、一見矛盾するようですが、とにかく困っている人がいたら放ってはおけない、専門外でもできることはするのだという考えが私の中にあります。そうなると全身を診るためのCTが必要ですし、得意分野の認知症や脳卒中疾患の早期発見には先進のMRIがあるとわかりやすいですよね。常に「患者さんのためにわかり易くて的確な医療を最短で、患者さんを診る以上は全力で」を基本理念に、寄り添える家族のように何でも相談してもらえるクリニックになりたいと思っています。ちょっとした症状に大きな病気が隠れていることもあるので、気軽に来ていただきたいです。

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