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磯部 司 理事長の独自取材記事

ホワイトデンタルグループ 八王子院 南大沢歯科

(八王子市/南大沢駅)

最終更新日:2019/08/28

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1990年、北海道に「磯部歯科」を開院してから約23年。現在は関東エリアに6つの店舗と100名以上の従業員を抱えるまでに成長した「ホワイトデンタルグループ」。今回は京王相模原線南大沢駅から徒歩1分の「八王子院・南大沢歯科」にお邪魔して、グループの設立者でもある磯部司理事長にお話をお聞きすることができた。最新のインプラント治療や審美歯科治療にも造詣が深く、歯周外科処置及びインプラント処置は約8000症例を超えるという豊富なキャリアを誇る磯部理事長。歯科医としての実力はもちろんだが、広域に渡る訪問診療や医療コンサルティングサービスなど、新しいシステムの導入も積極的に行うアイディアマンでもある。そんな磯部理事長に、グループ設立の経緯や企業理念、そして理事長自身の医療に対する思いなど、貴重なお話をたっぷりと聞かせていただいた。
(取材日2013年5月21日)

患者のニーズや意見を吸い上げるために、クリ二カルコーディネーターを配置

ホワイトデンタルグループの設立経緯を教えてください。

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私が初めて開業したのは27歳の頃で、最初に開院した場所は北海道でした。その数年後、妻が神奈川県出身なのでいずれは東京で暮らしたいという思いもあり、品川にもクリニックをオープンしました。その頃は北海道と品川のクリニックを行き来する日々でしたが、特に店舗数を拡大しようという目標はありませんでした。しかし私が39歳のときに体を壊してしまって、しばらく仕事を休むことになってしまったのです。そのときに「自分一人でやっていては、やはり限界がある」と感じたため、クリニックの数を増やして組織化を図ることを決意しました。おかげさまで現在店舗数は6店舗、従業員数も100名を越える組織にまで成長することができました。

競争が激しいと言われる歯科の世界ですが、他クリニックとの差別化を図るために取り組んでいることはありますか?

歯科に限らず、医療の世界で大切なことは「患者さんの求めるマーケット」と「我々医療機関の提供するサービス」が完全に一致していることだと思います。提供する側だけが一人歩きしてしまわないように、患者さんの求めているものが何かをしっかりと見極めたうえで、このグループのビジネスモデルを構築しようと思いました。その結果たどり着いた答えが、最新機器や道具などのハードウェアではなく、最終的には「人と人との信頼関係」が最も重要だということです。そこで平成22年6月24日(特許出願番号2010-140513)に「医療バリューシステム並びに医療バリュー方法」という特許を取得し、当クリニックでは、患者さんとしっかり向き合っていくために「クリニカルコーディネーター」というシステムを採用することにしました。

クリニカルコーディネーターというシステムについて教えてください。

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ドクターや衛生士の他に、各クリニックに患者さんとお話をするコーディネーターを配属しています。例えるならば、一流のホテルにいる「ホテルコンシェルジュ」のような役割ですね。患者さんは分からないことや不安なことがあっても、我々ドクターにはなかなか聞けなかったり、不満があっても正直に口に出せないこともありますよね。そんなストレスを無くすために、クリニカルコーディネーターが治療内容、治療費用、支払方法、医療控除やドクターの技術に対する意見や感想をヒアリングさせていただくのです。じっくり時間をかけてお話しすることで、話しづらい過去の治療のトラウマや金額面での不安要素なども、すべて解決させていただきます。クリニカルコーディネーターが存在することで、我々ドクターも技術提供に集中することができますので、患者さんにとってもクリニック全体にとっても、非常に良い効果をもたらす存在です。

医療以外の面からも高齢者をサポートできる訪問診療を提供

新クリニックを開院する際に、エリアを選ぶ基準などはあるのでしょうか?

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現在当グループの店舗は、百貨店内、商店街の一角、デパート内など、ロケーションは実に様々です。ただし、この南大沢歯科も含め多くの店舗に共通していることとが、「人がたくさんあつまる場所であること」と「幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃるエリアであること」ですね。年齢層が幅広いとそれだけ症状も多様化しますから、ドクターの勉強にもなるんんですよ。当グループのドクターには、ひとつのジャンルに偏らず、オールマイティな診療ができるようになってほしいと思っています。そして実はもうひとつ、クリニックを開業する場所を選ぶ際に、非常に重視していることがあるんです。

非常に重視しているもうひとつのこととは何ですか?

当グループの訪問診療対応エリアを、できるだけ広げられる場所に開院することです。訪問診療は、クリニックの所在地から半径16km以内までしか対応することができません。当クリニックのように各地にクリニックが点在していると、訪問診療の対応範囲が大きく広がっていくのです。その成果あって、現在は月間約800世帯以上の高齢者宅を訪問させていただいてます。できれば、いずれは関東全域を網羅したいと考えています。現在は各クリニックに複数代の専用車も常備しており、訪問診療だけを扱う別会社も設立するなど、順調に事業規模を拡大しています。

こちらのグループが訪問診療に注力する理由を教えてください。

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今後の日本はますます高齢化社会が進行し、高齢者向けの訪問診療のニーズがいっそう高まるでしょう。現在は老人ホームなどの高齢者向け施設が不足状態にあり、何万人もの待機高齢者がいるくらいですから、自宅で一人で生活をせざるをえない高齢者も増えていくと思います。そんな高齢者をサポートしていくのが、これからの医療に課せられた使命ではないでしょうか。ただ診察をするだけではなく、コミュニケーションをとることで高齢者の心の面もケアしてあげたいですね。生活に必要な色々な情報を提供してあげたり、介護する家族の負担を軽減してあげたり、医療以外の面でもサポートをしてあげることが私の考えている理想的な訪問診療です。そのためにも、普段から老人介護用の商品を自分で試してみたり、介護関連のサービスを提供している人たちとコミュニケーションをとったりと、情報収集には余念がありません!

team 匠 internationalという勉強会を開催し、グループ全体の技術力向上にも注力

先生がドクターになったきっかけを聞かせてください。

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実は私は小さい頃に小児喘息を患っていて、よく家にドクターが往診に来てくれたんです。その当時は注射が怖かったので往診の時間が嫌だったのですが、成長してからその頃を振り返ると、本当にありがたかったなと思うようになって。自分もそんな風に、誰かのために貢献できる人間になりたいと思うようになりました。ちなみに、そのときの往診の思い出は、私が訪問診療に注力するきっかけにもなりました。そして私が北海道で開業してすぐに、当時往診していたドクターが私のクリニックを訪れてくれたんです。だいぶ高齢になられたそのドクターに、私が入れ歯を作ってあげることになりました。しかしその入れ歯が完成した一週間後に、ドクターが亡くなってしまいました。たったの一週間ですが、その方は私の作った入れ歯を使ってくださいました。自分がお世話になった方に、最後にきちんと恩返しができたことを心から感謝しています。

各店舗のドクターの技術を向上させるための学習制度などはあるのでしょうか?

私は歯科医になってもう何十年ものキャリアがありますので、私自身の知識を若いドクターに現場で教えてることもあります。もちろんそれだけではなく、当グループでは各店舗のドクターと衛生士、スタッフを集めて、勉強会を開催しております。そのための専用レクチャールームも用意しているんですよ。その勉強会には、各専門ジャンルに精通している優秀なドクターをお招きして講義をしていただくこともあります。その他にも、ドクターが自分の研究内容を発表したり、ナレッジの共有を行ってドクターのレベル向上に努めています。

読者にメッセージをお願いします。

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良いクリニックを選ぶコツは、「話を聞いてくれる姿勢があるかどうか」を見極めることだと思います。ドクターでも衛生士でも受付のスタッフでも、誰でもかまいませんので、患者さんの声を積極的に拾おうとするクリニックは信頼ができるはずです。患者さんのことを本気で考えれば考えるほど、自然と患者さんの気持ちを知りたいと思うようになりますからね。当クリニックではクリニカルコーディネーターをご用意しておりますので、何でも遠慮なくお話してくださいね。コーディネーターが無料でご相談に応じるサービスもありますので、「まずは話を聞くだけ」というスタンスでもOKです。小児治療を受けて、大人になってからも通院して、そして高齢者になったら訪問診療を受ける。そんな“一生のお付き合い”ができるクリニックでありたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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