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國本 あゆみ 副院長の独自取材記事

蛭間歯科クリニック

(墨田区/両国駅)

最終更新日:2026/03/10

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック main

JR中央・総武線両国駅西口から歩いて約2分。便利でわかりやすい立地にある「蛭間歯科クリニック」。1982年に保存歯科を専門とする蛭間重能(しげたか)院長が開業して以来、できる限り自身の歯を守る歯科保存治療に力を注ぐことで、地域住民の歯と健康を見守ってきた。蛭間院長とともに、患者とのコミュニケーションを大切にしながら、日々診療にあたっているのが、娘である國本あゆみ副院長だ。國本副院長は専門である歯科口腔外科領域を中心に幅広く診療を担当し、歯科衛生士らとともに女性の視点を生かしながら、患者のニーズを先取りした診療に尽力している。最近では、高齢者の口腔機能の低下を予防するための指導も行っている。國本副院長に、クリニックの特徴や歯科医療への想いなどについて聞いた。

(取材日2026年1月30日)

40年以上、保存治療を一貫して追求

こちらは長い歴史があると聞きました。

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック1

当院は父が1982年に開業したクリニックで、両国界隈の中でも歴史のある歯科医院です。父が保存歯科学を専門としていたため、開業以来、できる限り自身の歯を残すための「保存歯科治療」をモットーに、診療を続けてきました。最初の頃は、歯を残すために大切な予防について話しても、なかなか耳を傾けてくれない患者さんがほとんどだったそうです。時代とともに患者さんの意識も変化して、現在は予防目的で来られる方がとても多い印象を受けています。また、当院は開業当初から専門性の高い歯科衛生士が集まっています。歯科医療は歯科医師だけではできず、歯科衛生士とタッグを組んで取り組むことが大切であると、よく父も話しています。歯科衛生士は長く勤めている方ばかりなので、顔なじみのスタッフに診てもらえることは、患者さんの安心感につながるのではないでしょうか。

國本副院長が診療をされてきた中で、変化を感じたことはありますか?

私が当院で診療を始めた頃に比べると、さまざまな変化を感じます。例えば診療開始当時、小児歯科では虫歯を減らすことが大きな課題で、「おやつや甘い物を控えましょう」という動きがありました。しかし、今は子どもの虫歯はほとんどなくなりました。その代わり、顎の骨が小さく弱い子どもが増えていて、そのために歯列不正が起こりやすくなっています。歯列不正を治すため、顎骨の成長を利用した矯正を行うお子さんが増えています。成人の患者さんでは、5年後や10年後を見据えた治療を希望する方が増えてきた印象です。せっかく費用をかけるのだから、将来のためになる治療を選択したいという気持ちなのかもしれません。1~2年、自身の歯を持たせるための治療をするくらいなら、今インプラントにしたほうが将来的に良いと考える方が多くなってきたのでしょうか。同時に予防意識も高くなり老若男女、多くの方がメンテナンスに通ってくださっています。

改めて、こちらの診療方針をお聞かせください。

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック2

昔から変わらず、「できる限り歯を削らない・神経を取らない・歯を抜かない」が大前提です。初期の虫歯があった場合、すぐに削らず、メンテナンスやセルフケアで進行を食い止めることを図ります。歯がしみる・虫歯の進行によって、削って治療するタイミングを見計らいます。歯は削ったり神経を取ったりすると、それだけ弱くなってしまいます。また、最近はインプラント治療も多くなってきている傾向にありますが、「やはり歯は抜きたくない」という患者さんが、セカンドオピニオンで相談に来ることも多いですね。歯の根っこの治療をする際も、根っこが2本ある場合、1本でも残せる可能性があれば、さまざまな技術を駆使しながら残すための治療を行っています。

コミュニケーションを大切に、患者に寄り添う治療を

保存治療の重要性はどんな点にあるのでしょうか。

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック3

歯には歯根膜という歯と歯槽骨の間にクッションの役割を果たす組織があります。食べ物を噛む時には、強い咬合力が加わりますが、歯根膜はその力をクッションのように吸収・分散し、歯や骨を守っています。また、センサーの役割もあり、噛んだ時の硬さや食感、歯ごたえを脳に伝える役目もしています。歯根膜は天然歯だけに存在するもので、インプラントや入れ歯にはありません。入れ歯と認知症との関連も少しずつ明らかになってきていて、入れ歯と認知症のリスクの関係性も知られてきています。こうしたことからも、自身の歯で噛むことはとても重要です。

患者さんと接する際、どのようなことを大切にしていますか?

しっかり丁寧にコミュニケーションを取ることです。患者さんから「これまでこんなに丁寧に説明してもらったことはなかった」「とてもわかりやすかった」など、驚きや感謝の言葉をいただくとうれしくなります。さりげない一言で不安が和らぐこともあると思うので、患者さんの気持ちにできるだけ寄り添いながら話をしています。患者さんが何に一番困っているか、その点をよく聞くことも大切にしています。見た目、痛み、よく噛めないなど、同じ症状でも人によって困っていることは異なります。診察して、「よく噛めないことで困っているのでは」とこちらが想像していても、実際は見た目にお悩みかもしれません。最も困っていることを優先し、それに対する適切な治療を提案しています。また、女性だからこそできることも考えられたらと思います。

女性だからこそできることとは、例えばどのようなことでしょうか?

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック4

私は大学病院勤務時代、歯科口腔外科を専門に診察してきました。歯科口腔外科は男性の歯科医師が多かったのですが、やはりそんな中、口腔内の状況以外の治療に対する不安や悩み、バックグラウンドの話など、女性だから相談しやすいと話す方もいらっしゃいました。当院でも女性の歯科医師としてアプローチできることを考えております。歯科衛生士たちも、クリーニングに加えて何か患者さんにできることはないか、何か新しいことはできないかと、いろいろと考えています。最近では口腔機能低下症が問題になってきていますので、ガムマッサージ、リンパマッサージなど口腔機能低下を予防するための方法をお伝えしたり、よりきれいな口元をめざすためのアドバイスなども始めています。

これからも予防に注力し、健康寿命を延ばしていきたい

スタッフとも連携が取れているのですね。

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック5

当院はスタッフ皆が仲の良いクリニックだと思います。それぞれ専門を持つ歯科医師がそろっていて、専門的な視点から提案をしてくれます。若いスタッフからベテランまで全員が同じ方向を向いて、日々診療にあたっています。当院のように少数精鋭の歯科医院は、かゆいところに手が届くという良さがあるのではないかと思います。当院の歯科衛生士はあえて非担当制を採用しています。というのも、1人の患者さんの口腔内を複数の歯科衛生士が多角的に経過を診ていく上で、変化に気づく精度が上がるからです。同時に歯科衛生士のスキルアップにもつながると考えています。

「今後はこんなクリニックにしたい」など、理想の姿があれば教えてください。

適切な診断と精密な治療のために、必要であれば新しい医療機器や検査機器などはできるだけ取り入れていきたいと思っています。これまでも光学式口腔内スキャナーや歯科用CT、レーザー治療機器などを導入してきました。これからも患者さんに「来て良かった」「また行きたい」と思っていただける歯科医院をめざしていきたいですね。歯科医院に求めるものは、人によってそれぞれだと思います。コミュニケーションを大切にしてほしいと考える方もいれば、別にコミュニケーションは求めていないという方もいるでしょう。つまり、歯科医師や歯科衛生士との相性が大切なのだと思います。当院を選んで来ていただいた方々が後悔しないように、これからも丁寧な接遇・診療を心がけたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

國本あゆみ副院長 蛭間歯科クリニック6

今後は予防にさらに力を入れていくとともに、高齢に伴って起きやすくなる口腔機能低下症の予防にも積極的に取り組んでいこうと思います。当院は「自分の歯で噛む喜びを」をコンセプトに、生涯にわたりご自身の歯で噛むことができるよう、また患者さんの健康寿命を少しでも延ばしていければいいですね。当院に来てくださった方にとってベストな方法を選んでいただけるよう、日々スキルアップを心がけています。また、セカンドオピニオンにも応じていますので、些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~、インプラント治療/4万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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