全国のドクター8,987人の想いを取材
クリニック・病院 161,454件の情報を掲載(2020年2月20日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 墨田区
  4. 両国駅
  5. 蛭間歯科クリニック
  6. 蛭間 重能 院長、國本 あゆみ 先生

蛭間 重能 院長、國本 あゆみ 先生の独自取材記事

蛭間歯科クリニック

(墨田区/両国駅)

最終更新日:2019/08/28

20181101 bana

1982年に開業以来、地域に根づいた歯科医院としてたくさんの患者から厚い信頼を得ている「蛭間歯科クリニック」。両国駅から徒歩で約3分という好立地で、待合室、院内と、温かみのある空間となっている。蛭間重能院長は、歯を抜いたり削ったりせずに虫歯や歯周病を治療することをめざす「歯科保存治療」を専門とする歯科医師だ。院長の娘である國本(旧姓蛭間)あゆみ先生は、口腔外科を専門としている。口腔機能の衰えが、全身の機能の衰えにつながっていくという「オーラルフレイル」にならないよう、予防歯科にも注力する。5人常駐する歯科衛生士とともに、患者とのコミュニケーションを重視した丁寧な診療を行う蛭間院長、あゆみ先生の2人に、診療方針や心がけていることなどについて聞いた。
(取材日2018年12月21日)

歯を削らない、抜かない、神経を取らないために

こちらは歴史のある歯科医院なのですね。

1

【院長】当院は1982年に開業して以来、30年以上たちますが、おかげさまで地域にお住まいのたくさんの患者さまに足を運んでいただいています。歯を削らない、神経を取らない、歯を抜かないことをモットーに、歯科衛生士によるメンテナンスをお勧めしていますが、何十年にもわたって定期的に歯のお掃除に来る方は、年を取っても虫歯や歯周病などのトラブルが非常に少ないことを実感しています。

最近はどのような患者さんの来院が多いですか?

【あゆみ先生】私は週に2、3日、当院で診療にあたっています。いらっしゃる患者さまは、30〜40代の女性の方が多いのですが、最近は同じ世代の男性の方も増えてきましたね。当院のホームページをご覧になるなどして、「歯を抜かないで済みませんか?」「今通っている先生に、インプラントを勧められたのですが、他に方法はありませんか?」など、セカンドオピニオンを求めて当院に来られる方も多くいらっしゃいます。

診療ポリシーを教えてください。

2

【院長】歯を削らない、神経を取らない、歯を抜かないこと。これが私のポリシーです。むやみに神経を取ると、いわゆる「枯れ木」になってしまうのです。レーザーで神経を保護しながら治療を行うなど、歯を残したり神経を取らない治療はいくらでもあります。何歳になっても、自分の歯で食べることができるような保存治療に力を注いでいます。歯を抜いてしまうと、ブリッジやインプラントになることもありますが、費用もかかりますし治療も難しくなってしまいます。
【あゆみ先生】患者さまのカウンセリングに時間をかけ、しっかりコミュニケーションを取ることです。歯科医療は日々進歩していて、一つの症例に対してもさまざまな治療法があります。患者さまご自身も勉強し、知識も豊富になってきていますので、患者さまが「自分で治療法を選ぶ時代」になってきていると思います。このような方々にお応えできるよう、日々スキルアップを心がけています。

5人の歯科衛生士がきめ細かなメンテナンスを行う

予防歯科に力を入れているそうですね。

3

【院長】はい。当院のポリシーである、歯を削らない、神経を取らない、歯を抜かないことを実現するためには、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐ予防歯科に力を入れることが非常に大切であると考えています。高齢化が進む日本では、口腔機能の衰えが全身機能の衰えにつながるという考え方、いわゆる「オーラルフレイル」が注目されています。歯が悪くなると、免疫力が低下し、歩くことさえままならなくなることもあると考えられています。研究データによると、歯を噛む力と認知症には相関関係があるともいわれています。自分の歯で噛む力をいつまでも保つためには、定期的に通っていただきメンテナンスを受けていただくことが大切なのです。同時に、毎日歩くことを日課にしたり、何か好きなスポーツをしたり、可能な範囲でトレーニングをしたり、体を動かすこと。これが「生涯現役」につながると考え、折にふれて患者さまにお話しさせていただいています。

歯科衛生士さんもたくさんいらっしゃいますね。

【あゆみ先生】当院には、常勤の歯科衛生士が5人おります。全員女性で、開業当初から勤務しているベテラン衛生士から若手衛生士まで、キャリアはさまざま。定期的なメンテナンスの場合、歯科衛生士は担当制の歯科医院が多いと思いますが、当院ではあえてご希望の方をのぞいて非担当制で診療を行っています。一人の患者さまのお口の中を、さまざまな歯科衛生士がチェックすることで、いろいろな角度からその方のお口の健康について深く考えることができるだけでなく、衛生士それぞれのスキルアップにもつながると考えています。診療以外の時間でも、講習会に積極的に参加したり、先輩衛生士が後輩衛生士を指導したりなど、チームワークが良いのも当院の大きな特徴だと思っています。

子どもの歯について、最近何かお感じになることはありますか?

4

【院長】私は地元の小学校で15年間校医を務めていますが、最近、お子さんたちの虫歯は非常に減ってきていますね。その反面、歯並びが悪い子、歯肉炎の子が多いように感じます。毎日の食事にやわらかい食べ物が多いと、顎の骨があまり大きくならず、結果的に歯が重なり合ってしまうことがあります。ちりめんじゃこや煮干しなど、日々の食生活に、固い食べ物を意識して取り入れてほしいですね。歯肉炎は、歯磨きがしっかりできていないことが原因の一つだと思います。小さいうちからかかりつけの歯科医院をもち、定期的に診てもらうことが、生涯を通じての健康につながりますので、親子でぜひ取り組んでください。子どもの歯肉炎は、歯科衛生士が対応すると治りも早いと考えております。歯科医院の中でも、歯科衛生士が常駐しているところを探すことをお勧めします。

患者がいつまでも噛める歯を

歯を抜かない治療へのこだわりと、抜かない治療が難しい場合の対処について教えてください。

55

【院長】繰り返しになりますが、私もあゆみ先生も、できるだけ抜かない治療を考えています。どうしても抜きたくなくて、遠くから来られる方は多いですね。悩みをお持ちの方の期待に応えられるよう、インプラント治療などの処置は、「最後の手段」と考えています。しかし、結果的にインプラントにした場合でも、インプラントが合わないこともあります。そのような場合は、専門の経験を積んだ歯科医師により、特殊な義歯を施すことも可能です。
【あゆみ先生】私も、できるだけ抜きたくないという患者さまのご要望にお応えしながら、一方では5〜10年後の口腔内の状態を見据え、今インプラントにしたほうがかえってよい場合は、必要に応じてインプラントのご提案をするようにしています。CTを導入し、シミュレーションしながら手術を行います。

矯正歯科、小児歯科はどのように対応されているのですか?

【あゆみ先生】小児歯科、矯正歯科は主人が非常勤で月に3日、対応しています。主人の話を聞いていても、お子さんの虫歯は減ってきていますが、歯並びの悪いお子さんが増えてきていることを感じます。当院では、歯の生え変わりの時期から矯正治療を行い、歯がすべて生え変わってからなるべく非抜歯で歯並びを改善できるよう対応しています。無料相談も行っていますので、お子さんの歯並びが気になる方は、生え変わり始めた時期に一度いらしていただけたらと思います。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

6

【院長】下町の歯科医院として、スタッフ一同スキルアップに励みながら、歯を削らない、抜かない、神経を取らない保存治療にこれからも努めていきたいと思います。他にも当院では、口腔外科、矯正歯科、補綴治療につきましては各分野を専門とする歯科医師が治療に当たっております。来院日などにつきましては、当院までお問い合わせください。今後も一人でも多くの患者さまに、いつまでも自分の歯で噛めるようなサポートを提供し続けていきたいですね。
【あゆみ先生】最近は、美への意識の高い方が増えてきていることを実感しています。これからは、予防の概念だけでなく、「歯を美しくする」といったコンセプトの診療にも力を入れていきたいですね。歯肉マッサージ、リップマッサージ、ホワイトニングなど、「歯科のエステ」的な感覚で施術を受けていただくなど、幅広く診療ができればと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~40万円、特殊義歯/20万円~、小児矯正/40万円~、部分矯正/20万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access