全国のドクター9,013人の想いを取材
クリニック・病院 161,455件の情報を掲載(2020年2月26日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 足立区
  4. 高野駅
  5. 時田歯科クリニック
  6. 時田 邦生 院長

時田 邦生 院長の独自取材記事

時田歯科クリニック

(足立区/高野駅)

最終更新日:2019/11/07

20191003 bana

東武伊勢崎線西新井駅、東武大師線大師前駅、日暮里・舎人ライナー高野駅が最寄駅で、足立区の住宅街の一角に位置する「時田歯科クリニック」。1981年の開業以来、地元の患者や他院からの紹介で多数の患者が訪れる。時田邦生院長は、治療の「質」にこだわり、「最初に治療の結果を出すことで患者さんから信頼を獲得、まずはそこがスタート地点です」と語る。虫歯、義歯、インプラントや歯周組織再生療法など幅広い診療を行い、口腔内の検査、適切な初期治療と処置、治療後の維持管理に至るまで、患者とコミュニケーションを重ねながら進めていく。「見た目の美しさは、機能美の集大成」と語り、補綴の技術や診療の進め方などにもこだわりがある。穏やかで優しい口調が印象的な時田院長に、たっぷり話を聞いた。
(更新日2019年9月30日)

病んだ口腔の可能性を最大限引き出せるような治療を

歴史のある歯科クリニックなのですね。

20191003 1

そうですね。当クリニックは1981年に開業し、今年で38年目を迎えます。亡くなった父が近所で内科の医院を開業しておりまして、私はずっとこの地で育ちました。医師である父の背中を見て育ったことに加え、元来、手先を使う仕事が向いているという自覚もあり歯学部を志しました。明海大学歯学部を卒業した後、都内の病院歯科口腔外科などに通い、さまざまな勉強を重ねていたのですが、親からこの地での開業を勧められ踏み切り今に至ります。当クリニックは、一般歯科、小児歯科、口腔外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科、吸着性総義歯と幅広い診療に対応しています。地域にお住まいの患者さんが長年通ってくださっているのに加え、他院からの紹介患者さんもいらっしゃいます。

来院される患者さんの年齢層や症状、また診療はどのように行いますか?

いわゆるブランド歯科医院ではありませんので、近隣にお住まいの中高年の方が中心です。年齢的には40代以上の患者さんの割合が高いですね。現在はだいぶ減りましたが、虫歯や抜けている歯が何本もあり、残っている歯もグラグラ……といった、お口の中がトータルで崩壊してしまっている方が、少し前は非常に多かったんです。当クリニックでは、診療は「保険診療」が中心で、レントゲン検査をはじめとした諸検査を行い、そこでいったん患者さんに病状の説明をさせていただきます。その上で、患者さんの要望を伺い治療範囲や治療方法、通院期間など具体的な治療方針を設定して治療を進めていきます。

診療の際、大切にしていることはどんなことですか?

20191003 2

「治療結果により患者さんに信頼していただく」ということです。患者さんがどのような治療を希望としているのかを引き出し、実際の治療がスムーズに進んで初めて患者さんが安心し、信頼感を得ていただけると思います。そこをスタートと考え、例えば残念ながら抜歯をするにしても「歯を抜かれた」ではなく「歯を抜いてもらった」と思っていただける治療はとても重要です。患者さんにとって、歯科の治療というのは「歯を削る」というマイナスのイメージが大きいと思います。「自分の歯がどのくらいもつのか」「削ってももたないのだったら治療は受けたくない」といったところが本音だと思います。検査と処置、治療後の維持管理も含めてトータルでお話しさせていただき、病んだ口腔の可能性を最大限引き出すよう、力を尽くして日々診療しています。

歯の「見た目」の美しさは、機能美の集大成

痛みを少なくする治療についてはどのようにお考えですか?

3

治療の際の痛みをできるだけ軽減するために必要なことは、医療機器の使い方や注射針の刺し方なども含めた、歯科医師がトータルで持っている知識と技術・経験であり「腕」だと思います。麻酔の注射一つをとっても、刺入部位が数ミリずれることで、何度も刺入することになります。一般の方からよく「歯医者さんがたくさんあって、どこに行ったら良いのかわかりません」という声を聞きますが、その際には、クリニックの大きさや設備などだけで判断せず、「医師の技術や人間性もしっかり調べた上で検討したほうが良いですよ」と申し上げています。やはりクチコミでしょうね。

患者さんとのエピソードを教えてください。

性別、年齢、性格など、患者さんのタイプも実にいろいろです。若い頃は「より良い治療をしたい」という想いと自分自身の度量がアンバランスで、患者さんから指摘されたりしたこともありました。しかし、そのような患者さんの大半の方は、今でも当クリニックに定期的に足を運んでくださいます。一つ一つの治療に誠実に向き合いコミュニケーションを重ねるうちに、患者さんのバックグラウンドなどがよくわかるようになり、少しずつ信頼関係を築くことができた結果だと思っています。患者さんから学んだことを明日に生かす姿勢は大事です。歯科診療は日々進歩しており、専門書や講習会に足を運んだりすることで、頭の中では理解できても心と体で覚えることはすぐにはできません。私自身、これまで患者さんからたくさんのことを教えていただきました。反省点は、自身の糧として経験を積み重ねていくことが大切だと思っています。

歯周組織の再生やインプラントなど歯の修復、審美歯科にも対応していらっしゃいますね。

20191003 4

喪失した骨の再生手術、欠損歯のインプラント補綴、吸盤の原理で吸着させた吸着性総義歯に対応し、患者さんのお口の状態から最も適した方法を提案し、治療を進めていきます。口腔の「見た目」の美しさというのは、機能美の集大成です。歯や歯茎を理解し構築していくと、見た目も美しくなるということです。歯の色調なども、照明器具の種類によって変わってきます。また、修復の痕がほぼわからないレベルに適合させることで耐久性が格段に向上していきます。大規模な処置は生涯に2回ほどで済ませることが可能なところまできました。歯科治療も手術により血液を扱いますので、求められる管理基準は医科と同じようなレベルです。口腔内の手術から歯の神経の切断除去まで適切な滅菌レベルの維持管理が非常に重要です。

患者と歯科との連携による口腔内のメンテナンスを

治療後のメンテナンスはどのようにされていますか?

5

患者さんの自発的な管理がポイントです。概念を知っていただくために、セルフケアとプロフェッショナルケアと呼ぶ2つの要素をまとめたリーフレットをお渡ししています。患者さん自身で行うセルフケアというと、「歯磨きだけを一生懸命やればいい」と思ってしまいがちですが、「歯磨き以前に食生活の状態や家族間での唾液のやりとりを管理することが口腔内原因細菌の減少につながりますので、この2つを意識した上で管理を行ってください」と伝えています。必要なのは「歯磨き」ではなく「口腔の清掃」です。動機づけとして、位相差顕微鏡を使い患者さんご自身の口腔内細菌を見ていただきます。「百聞は一見にしかず」で、ご自身のお口の中を客観的に見ることによって、積極的にケアを行うきっかけをつくり、患者さんと歯科クリニックとの連携によって、お口の健康を保つお手伝いをしています。

お忙しい日々の中、休日はどのようにお過ごしですか?

一人で暮らしておりますので、休日は洗濯や掃除など、家事をしていることも多いですね(笑)。休日は頭と気持ちをフラットに保つように心がけています。毎日が小さな決断の連続なので、ともすると偏りがちにならないよう気をつけています。診療にあたり大切にしている時間です。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

20191003 6

臨床の歯科医師になり30年以上経過しました。一貫して大事にしてきたことは、治療成績です。ご存じのように、歯は血液の供給がありませんので自然治癒しません。そこをカバーし耐久性を与えるには丁寧な治療が不可欠です。今は歯科医師として、また院長として仕上げの期間だと思っています。治療の正否の判断は、治療終了から10年後、20年後に判断しています。また、その判断は患者さんご自身がなさるものと考えています。「あの時、治療しておいて良かった」と感じていただいたときが「成功」だと思います。口腔を通して全身と心の健康へ寄与できれば歯医者冥利に尽きますね。保険診療で15年以上、自由診療で30年以上の耐久性を獲得するのが自分の中の目標です。健康保険の問題が確かにありますが、今後は治療期間の短縮や治療費用の低コスト化、後進の育成などが私の使命と考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント埋入手術/1歯のみ35万円、吸着性総義歯/39万4000円、ハイブリットセラミックインレー(コンタクト)/3万5000円、歯周病再生療法/22万5000円~
※症例によって異なる場合がございますので、詳細はクリニックにお問い合わせください。

Access