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荻原 康平 理事長の独自取材記事

荻原歯科

(足立区/竹ノ塚駅)

最終更新日:2020/04/01

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竹ノ塚駅から徒歩5分の住宅街にある「荻原歯科」。来年で開院から70年を迎える。今年4月、先代から理事長を受け継いだのが荻原康平先生だ。荻原先生は日本大学歯学部卒業後、同大学歯学部付属歯科病院に勤務。7年前から荻原歯科で診療にあたってきた。理事長就任は大きな変化だったそうで、「患者さんへの感謝の気持ちが今まで以上に大きくなった」という。特に力を入れているのがマウスピース型装置を使った矯正で、目立たず、取り外せるというメリットがあるのだとか。「高度な治療」をめざす荻原理事長。話の中には患者の役に立ちたいという想い、今まで以上に地域に貢献できる歯科医院にしたいという想いがあふれていた。
(取材日2017年6月21日)

目立たず取り外せるマウスピース型装置の矯正に注力

理事長就任で変化はありましたか?

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あらゆる部分が変わったのですが、特に大きかったのが患者さんに対する気持ちの変化です。これまで以上に感謝するようになりました。本当にありがたいと思います。歯医者さんがこれほどたくさんある中で当院を選んで通ってきてくれるのですから。もちろん全身全霊でやっているのはこれまでと同じなのですが、今まで以上に身が引き締まって、よりよい治療を提供したいという思いでいっぱいです。立場が人を変えるといいますけど、そういうことでしょうか。祖父、そして父が70年近くにわたって続けてきた当院を受け継ぎ、高度な治療を提供できる歯科医院へとさらに育てていきたいと思っています。

特にマウスピース型の装置を使った矯正に力を入れているとか。

はい、この矯正は目立たないことが何よりのメリットです。患者さんは20〜40代の働く女性が中心なのですが、仕事中に矯正装置が目立ないほうがいいというご要望が多くて。それにお答えできるのは、やはり薄くて透明なマウスピース型です。それに、食事の時はご自身で外して構いませんので、食べ物が詰まることもありませんし、歯磨きをしやすいこともポイントです。食事制限もありません。また、従来の矯正装置であるブラケットと比べて、マウスピース型装置のほうが歯を細かく動かすことができます。目立たない、取り外しができる、歯が動く、痛みが少ない。ですから、自分が矯正をするなら、この方法をやりたいと思いました。費用は少しかかりますが、長い目で見てそれを超えるだけのメリットがあるのは間違いありません。皆さんが治療に踏み出せるよう、当院ではカード決済、デンタルローン等取り入れていますので、ご相談いただきたいと思います。

そもそも矯正をやろうと思ったきっかけは何でしょう?

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僕はもともと口腔外科の出身です。外科的な処置はたくさん学んで実践してきたのですが、歯並びは専門外でした。でも、診療していると歯並びを治したいという方にたくさん出会います。僕はお口の中のどんな悩みも解決できる歯科医師になりたいと思っていますので、矯正をできるようになろう、なかでもマウスピース型の矯正装置を使った施術で患者さんに満足していただこうと考えました。矯正というのは、しっかりとした知識と技術のもと、綿密な治療計画を立てることが大切です。というのも、おかしな方向に歯を動かしてしまったら、治すのにさらに何年もかかってしまいますからね。ですので、矯正をするなら徹底的に学びたくて。銀座にあるマウスピース型矯正を専門とする歯科医院で高名な先生に師事し、今も提携しています。

素晴らしい師匠からの学びを地元、足立区に還元したい

インプラント治療もされているのですね。

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マウスピース型の矯正治療同様、高いレベルでご提供できます。ちょうど今月、新しいCTの機器を導入したところでもあるんです。インプラントには、学ぶ者の登竜門とも言えるサイナスリフトという技術があります。顎の骨が薄くてインプラントを埋入できない場合に、頬に窓開けして骨を補いその上で埋入する方法ですが、当院では他院で難しいと言われた方でもお断りせずご対応できるようにしています。インプラントは、千葉の袖ケ浦にあるインプラントを専門とする歯科医院の先生に教えを請い、難しいオペの時には来ていただいていました。それで、当院では先生の技術から持っている器具まで、とにかく全部真似ました。全部できるようになりたかったのです。

一般歯科や予防歯科での取り組みはありますか?

患者さんと歯科医師、歯科衛生士の間に立って調整役となるスタッフと協力して、口腔内写真及び、口腔内の記録をファイリングし、患者さんにお渡ししていきたいと考えています。ここに虫歯があるとか、欠けているとか、歯周病が進んでいるといったことですね。そういう記録をきちんと取って、特に初診の患者さんには十分な時間をかけてご説明していく。そして、定期検診で来院される時にも状態を記録して、ファイルに追加していきます。患者さんも自分の状態を把握すると、定期検診に通うモチベーションになりますよね。それは、虫歯や歯周病の予防につながっていきます。歯周病は、糖尿病、心筋梗塞、認知症など全身疾患に関わる病気。その認識は患者さんの中にも広がってきましたが、まだまだです。それは僕ら歯科医師の責任ですから、きちんとお伝えしていくことで患者さんの歯の健康を守っていきたいと思います。

どの分野でもベストの治療をめざしているのですね。

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僕自身、中途半端なことが嫌いで、とにかく突き詰めたい性格なんです。それに、それぞれの分野で素晴らしい師匠に出会えたこと、本当に恵まれていると思います。これからはそれを、僕が生まれ育った足立区で、地域の皆さまにお返ししていきたい。祖父、父が守ってきた「医療法人和康会」を今まで以上に地域に貢献できる存在にしていきたいと、命がけで思っています。これまでも本気でやってきましたけど、今まで以上に患者さんに還元したい、そんな気持ちです。ただ、仕事が楽しいとは言いません。例えばがんの専門医が「仕事楽しいよ」と言ったら違和感を感じませんか? 歯科医師も一緒。医療人ですから。僕は仕事は生きがいだと思っています。

父に学んだ謙虚な姿勢。今は全エネルギーを仕事に注ぐ

仕事の生きがいは、どのようなときに感じますか?

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どうしたら患者さんにとって一番良いだろうと考えて、結果、それが患者さんの役に立つときです。患者の立場に立って考えると不思議と良い方法が浮かぶんですよね。または、患者さんが自分の家族だと思って考えてみること。「僕だったらこういう治療を受けたい」「父や母にはこういう治療を受けてもらいたい」と考えた内容をご提案して、最終的には患者さんと話し合って決めます。僕が選んだ案は正しいかもしれないけど、患者さんが一番喜ぶ治療であるとは限りませんから。僕は患者さんが希望に応じて選べるように、選択肢とそれぞれのメリット・デメリットをご説明していきます。そのための時間は惜しみません。そのため、30分間話し合いだけで終わることもありますが、僕としても話せてよかったなと思いますし、それが幸せです。

先生にあふれるエネルギーは患者さんのためなのですね。

キッズスペースを作ろう、パーティションを立てようなど、やりたいことがたくさんあって、理事長になってから手帳に細かくメモしているんです。メモは会社経営をしている母の影響です。とにかく何でもメモしているのを見て、記録を残すのは大事なのだなと。父から学んだこともたくさんありますが、一番は常に謙虚でいることです。僕は大学病院で悪性腫瘍を診ていたので、患者さんから「先生、先生」と言われることが多くありました。しかし、ここに来たら父は患者さんに対して本当に腰が低い。僕は「治してあげる側なのになんでペコペコしているんだろう?」と感じたほどで……。父はそんな僕の患者さんとの接し方を見て「何だその話し方は!」と叱ってくれました。今ならその意味が本当によくわかります。今は、僕の治療を受けてくれる患者さんに心から感謝していますし、役に立ちたいと思っています。

先生ご自身に大きな変化があったのだと感じました。

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丸くなったということでしょうか(笑)。ただ、誰よりも負けず嫌いで向上心があるという点では、まだまだ尖がっているのかもしれません。もっと技術を吸収し、もっと良い歯科医院にしたい。そのエネルギーをすべて患者さんに還元したい。どこの歯科医院にも負けない歯科医療を、この竹ノ塚で提供したい。今、僕のすべてのエネルギーは仕事に向かっています。できる限りのことはすべて行い、患者さんに貢献したいと思っています。

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