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平井 克典 院長の独自取材記事

ひらい歯科医院

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2019/08/28

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豊洲駅の出口から徒歩30秒という抜群の好立地にある「ひらい歯科医院」。ドアを開くと、院名と並ぶ愛らしいふくろうのロゴマークが出迎えてくれる。院内のそこかしこにいるふくろうは、平井克典院長が「幸運の象徴と言われるし縁起がいい」とトレードマークに選んだもの。院内は隅々まで掃除が行き届き、清潔感であふれている。「トータルできちんと治す」ということにこだわり、虫歯治療はもちろん、インプラント治療、矯正治療、歯周病治療など、すべてを自身で手がける。そのために、日々の研鑽を今でも怠らない。穏やかで明晰な口ぶりが印象的な平井院長に、歯科診療への思いやクリニックの特徴、今後の展望に至るまで、幅広く話を聞いた。
(取材日2016年4月5日)

全分野の治療を一人で行い、口腔内を正常に機能させる

医院の特徴について教えてください。

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当たり前のことではありますが、「トータルにきちんと治す」というのが私のポリシーです。矯正やインプラントなど診療分野によって医師を分けると、それぞれの先生のポリシーがあるので、口の中は一つなのに治療に統一性が欠けてしまうことがあります。そこを私自身がオールラウンダーとして患者さんお一人の口腔内をすべて診ることで、全体の治療計画の中で、まずは歯周病の治療をして、次に噛み合わせを良くするには削るのがいいのか矯正がいいのか、という風にお一人お一人に合わせて最良の方法でトータルコーディネートできることが強みだと思います。ですから、当院では虫歯治療はもちろん、インプラントも矯正も予防も全部、私が手がけています。一人の口の中を正常に機能させるためには、歯周病治療だけ、補綴だけ行うというのでは完全には回復しないと考えています。

すべての分野の治療を一人で行うのは大変なのでは?

私は患者さんに対して、一つ一つの治療を丁寧にこだわりながら行い、口の中全体が正常になるようにトータルケアをしたいという強い思いがあります。入れ歯はできるけどインプラントは苦手だとか、矯正は他のドクターに任せるという歯科医師になりたくなかったのです。歯茎の上に歯がきちんと立っていて、噛み合わせもしっかりできて、審美的にもきれいだというのが理想です。ですので、どの分野も自信を持って治療できるようにするための努力を重ねてきました。日曜ごとにあらゆる学会やセミナーに出席し、帰宅してからもさらに勉強するという生活を数年前まで、10年近く続けてきました。

設備へのこだわりはありますか?

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患者さんに少しでも良い治療を提供したいと考え、2004年頃に当時は珍しかったマイクロスコープを入れました。その頃はほとんどのクリニックが導入していませんでした。また一般的にマイクロスコープで審美治療を行うのは難しいと言われていますが、私は審美的な治療にはマイクロスコープは不可欠だと考え、取り入れています。その他、根管治療やオペにも使っています。CTは2010年に導入しました。それによって、インプラント治療の診断精度が格段に上がり、治療自体もスムーズに進むようになりました。当院ではCTとマイクロスコープの両方を組み合わせた治療が、審美治療やインプラント治療などの精密審美を追求する上で欠かせないスタイルとなっています。また、減菌レベルにもこだわり、クラスBのオートクレーブで滅菌しています。ユニットや診察室内なども、スタッフたちに声をかけて、こまめに掃除をしてもらっています。

変化する町に合わせて、多様なニーズを的確にキャッチ

診療で大切にしていることは?

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開院して20年になりますが、豊洲は大きく変わりました。昔ながらの下町情緒が残るエリアと、タワーマンションが増えてオフィス街化しているエリアもあります。患者さんの層も多様化しており、保険診療で入れ歯をしたい人もいれば、インプラントを希望される人など診療のニーズもさまざまです。ですので、皆さんに全て同じように対応すればいいのではなく、お一人お一人の要望を的確にキャッチするように心がけています。もちろん治療に関しては、どんなニーズに対しても全部きれいに丁寧にするようにしています。

入れ歯治療も好評だと伺いました。

大学卒業後の10年間、勤めていたクリニックの院長の専門が総義歯でしたので、かなりしっかりと勉強させていただきました。他院ではなかなかつくれない、噛み心地のよい入れ歯をつくる自信があります。当院の特徴は、入れ歯のリハビリテーションを行うこと。まず初めにクッション剤を入れて粘膜を調整しながら、根気よく噛み合わせを正しい位置に誘導していきます。2~3ヵ月くらいリハビリ用の仮の入れ歯で噛み合わせを正しい位置に根気よく誘導していき、口腔内が安定したところでようやく本物の入れ歯を仕上げるという流れで入れ歯治療を行っています。これらの治療は自費診療扱いですが、患者さんが「ああ、よく噛める、全然違う」って笑顔でおっしゃってくれますし、姿勢もよくなり肩こりも減ります。その喜びの表情が、いつも励みになりますね。

インプラントや審美歯科では、どのような治療をされていますか?

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近年のインプラントの要望の高まりを受けて、当院でも手術室も機材も完備しています。インプラントを入れるためには、周りの噛み合わせも全部うまくいかないとインプラントが機能しません。そのために他の治療も全て私一人で担当し、患者さんの口腔内をトータルコーディネートしています。審美歯科では、マイクロスコープで精密に歯を削ることで、歯や歯肉の負担が少なく修復物の適合にも優れた施術を行っています。ホワイトニングに関しては、クリニックで行うオフィスブリーチングだけだと、どうしても後戻りがあるので、オフィスとご自宅で行うホームブリーチングの両方を組み合わせた方法をお勧めしています。

自分の限界まで一段でも階段を上っていきたい

医師を志したきっかけを教えてください。

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子どもの頃から、理系の勉強が好きで、人助けをしたいという気持ちもありましたので、医療の道に進みたいと思っていました。親戚に医師がいたこともあり、祖母から、「医師に向いているから、そちらに進んでみては」と言われたことも心に残っていたのかもしれません。実際、医師になってみると、自分に向いていたなと感じました。人に感謝してもらえる仕事だということもありますし、細かい作業が好きなので、手先を動かす仕事が楽しいのです。考えてみると、子どもの頃からプラモデル作りに熱中していました。だからこそ、祖母が助言してくれたのかもしれませんね。

今後の展望についてお聞かせください。

新しいものを取り入れるというよりは、今持っている技術にさらに磨きをかけて、自分の限界まで一段でも階段をのぼっていき、患者さんにいい治療を施したいと考えています。歯科医師として、最後の最後まで、どの診療分野もすべてレベルアップしていきたいです。私は本来、職人気質なのかもしれませんね。実は、私の子どもは歯科医師の道は選びませんでした。ですから、残念ながら、いずれはこのクリニックを閉じる時が訪れるでしょう。その時に、後悔しない終わり方をしたいのです。患者さんに感謝されて、惜しまれながら終わるというようになりたいと夢見ています(笑)。まだまだ、先のことだと思いますが。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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最近のお母さんたちは子どもの歯のことに熱心で、定期健診にもきちんと来院されていて、とてもいいと思います。近くの保育園の園医や小学校の校医をしているため、子どもの口の中を診る機会が多いのですが、虫歯のある子は少ないのに、歯並びの悪い子が多いと感じています。ここからは私の想像ですが、柔らかい物しか食べない子が多いのではないでしょうか。お母さんたちへのアドバイスとしては、野菜や魚など歯ごたえのある物を前歯と奥歯の両方をきちんと使って噛むように指導してあげてほしいです。すでに歯並びが悪くなってしまっている場合は、小さい頃から矯正した方がいいですね。ただ、矯正期間が長引くと、子どもがいやがってしまうので、一定期間やって少し補正しておき中学生くらいになってまた治療を開始するという流れがいいと思います。小さい時に矯正しておけば、大きくなってからの症状が軽くなります。

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