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兼松 徹 院長の独自取材記事

亀戸駅前クリニック

(江東区/亀戸駅)

最終更新日:2020/09/03

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亀戸駅北口側に開業以来30年近くにわたり地域医療に貢献している「亀戸駅前クリニック」。2020年6月、同駅周辺にあった分院を1ヵ所に統合してリニューアルオープン。内科、外科、整形外科、皮膚科、小児科、耳鼻科など幅広い診療科目を掲げ、幅広い年齢層の患者のさまざまな疾患に対応する。「主治医制にし、一人ひとりの方に合う治療プランを提案しています」と、兼松徹院長。医療スタッフには兼松院長が長年信頼をおく各科専門の医師がそろう。身近なクリニックでありながら、マルチスライスCT、MRI、上部・下部消化管内視鏡、デジタルマンモグラフィをはじめさまざまな検査機器をそろえ、「隠れた病気を見逃さず、早期発見につなげたい」と語る兼松院長に、同院の強みや診療の特徴について聞いた。
(取材日2020年6月29日)

幅広い診療科目と検査機器の充実が強み

2020年6月にリニューアルオープンされたのですね。

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これまで、この「亀戸駅前クリニック」を本院として、「亀戸南口クリニック」「亀戸南クリニック耳鼻科」がありました。おかげさまで、開業以来年齢を問わず地域にお住まいのたくさんの方に来院いただくようになり、拠点を増やしてきたのですが、今後の当院の展開について考えていく上で、まずは、本院1ヵ所に集結した形で医療を提供しながら、次のステップを計画していきたいと考えました。診察室を4室設け、4診制で内科、外科、整形外科、皮膚科、小児科、耳鼻科など幅広い診療を行っています。マルチスライスCT、MRI、上部・下部消化管内視鏡、デジタルマンモグラフィなどの検査機器を設置し、患者さんがどこを受診すればいいのか迷ったときや検査を受けたいときに、老若男女どなたでも気軽に通えるクリニックをめざしています。

こちらのクリニックの特徴について教えてください。

診療科目が多い分、それぞれの分野専門のドクターが在籍していることです。内科の常勤ドクターは、私を含め3人おり、そのほかの診療科目では、整形外科、消化器内科、耳鼻科など、大学病院などで多くの実績を積んできたドクターが担当しています。検査技師についても同様ですね。常勤の検査技師は3人おり、内視鏡の検査は内視鏡専門のドクターが行うことで、より精度にこだわった診査・診断に努めています。地域診療を担うクリニックとして、土日診療にも対応していますので、患者さんの隠れた病気を見逃さず、早期発見、早期治療につなげるようにクリニック全体で取り組んでおります。

診療の際に心がけていることはどのようなことでしょうか?

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患者さん一人ひとりと丁寧にコミュニケーションをとり、その要望をきちんと把握することですね。当院に糖尿病、高血圧など生活習慣病の患者さんもたくさんいらっしゃいますが、症状だけでなく、患者さんの食生活やライフスタイルなどを細かく聞くことで、より具体的な治療プランを提案することができます。当院のドクター、スタッフに対しても、常に患者さんの立場になって接すること、医療従事者としての誇りを持って診療することを呼びかけています。また、急性虫垂炎や腸閉塞など急性疾患については、いつもとは異なる痛みなどで患者さんも不安でしょうから、できるだけその場で診断がつくよう、必要に応じて血液検査、超音波、内視鏡などを行い、すぐに検査結果を出すようにしています。東京都立墨東病院をはじめ、周辺の病院との医療連携体制も密にしておりますので、臨機応変に紹介させていただいています。

がんの早期発見と生活習慣病治療に注力

力を入れている診療分野はありますか?

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がんの早期発見と、生活習慣病治療です。どんな疾患にも当てはまるのですが、最も大切なのは、早い段階で発見してすぐに治療を始めることです。がんは、日本において疾病による死因の第1位であり、最近では肺がん、大腸がん、乳がんも増えています。当院ではマルチスライスCT、MRI、上部・下部消化管内視鏡、先進のデジタルマンモグラフィを導入し、より精度にこだわった検査ができるように体制を整え、超音波検査やCT検査などは即日対応が可能です。がん研有明病院をはじめ、がん治療に実績のある病院との連携体制も充実していますので、検査、診断、治療までがスムーズに進みます。がん検診もお任せください。今後は人間ドックを導入し、これまで以上にがんをはじめとする重大疾患を早期発見していきたいですね。

生活習慣病は、どのように診療されているのですか?

日本人の死因の1位は、先ほど申し上げたとおりがんですが、2位は心臓疾患、3位は老衰、4位に脳血管疾患となっていて、生活習慣病と関係の深い疾患が上位に多くあります。生活習慣病は初期は自覚症状がないことが多いですが、気づかずそのまま放っておくと動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす怖い病気です。当院では、生活習慣病の患者さんは主治医制をとっており、担当ドクターと患者さんが二人三脚で治療を進めていきます。糖尿病も高血圧も、管理が大切ですので、患者さんのお仕事やライフスタルをお伺いしながら治療プランを提案し、病気についてのわかりやすい資料を渡したり、実現可能な目標数値を示すなどしながら、患者さんの無理のない範囲でモチベーションを上げながら、症状を改善していけるよう心がけています。

小児科や耳鼻科にも対応されているのですね。

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お子さんの来院は、割合からすると多くはないですが、私自身は、墨東病院のER(救急救命室)での小児科の対応経験もあり研鑽を積んできました。地元の学校、高校の学校医、保育園の園医の任務も果たしています。耳鼻科は専門の医師が対応し、中耳炎や副鼻腔炎、花粉症、難聴、めまいなど幅広い疾患の検査や診断、治療、日帰り手術を行っています。アレルギー性鼻炎に対するCO2レーザー治療なども行っています。

地域住民のニーズに応え続ける

開業されてから、ここまで規模を広げられてきたのですね。

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私が社会保険中央総合病院総合内視鏡センター(現・東京山手メディカルセンター)に勤務していた頃、医学部時代の先輩から「郷里に戻らなければならなくなったので、医院を引き継いでもらいたい」と打診され、開業当初は、医師は私一人の小さな診療所からのスタートでした。やるからには全身全霊を傾けたいと思いましたし、下町情緒が漂い人情に厚い土地柄に感銘を受け日々診療を続けるうち、患者さんが増え、待合室に入りきらずに外まで並んでいただくようになってしまいました。そこで、1997年にこの場所に移転し、患者さんの増加に合わせて分院も開院しました。一度この場所にスタッフと医療機器が集結した形になっていますが、これからもずっと、地域の皆さんに時代に合う治療を提供していきたいと思っています。

お忙しい日々の中、休日はどのようにお過ごしですか?

休日といってもなかなか休む時間がありませんが、以前からピアノをたしなんでいます。ワインエキスパートの資格ももっていて、愛好家と交流会をするなど楽しんでいましたが、新型コロナウイルス感染症の流行もあり、今、集うのは難しいですね。可能な範囲で勉強会や医療機器の展示会などに参加したいと考えています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院は、開業以来一貫して地域の患者さんのニーズに応え続けてまいりました。高齢化社会にも対応すべく、訪問看護ステーションも設立し、今も活動を続けています。地域のホームドクターの役割は、患者さんが困った時に、まず駆け込めるクリニックであること。これからも、この役割を果たすべくスタッフ全員で精進してまいりたいと思います。分院と統合し、しばらくはこの体制で様子を見ながら、また新たな形で地域医療に貢献できる形を探っていきたいと思います。何か心配事がありましたら、気軽に足をお運びください。

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