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豊村 康太 副院長の独自取材記事

トヨムラ歯科医院

(江東区/亀戸駅)

最終更新日:2022/09/27

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院 main

亀戸駅北口から明治通りを直進し、亀戸駅北口交差点の先を左に折れたところに「トヨムラ歯科医院」はある。1947年から75年間の長きにわたり、地域の人々の口腔ケアに尽くしてきたクリニックだ。副院長の豊村康太先生は、初代院長の祖父・豊村伝蔵先生、現院長の父・豊村登志男先生が築いてきた信頼を引き継ぎ、老若男女の幅広い世代の診療にあたる。ポリシーは、正しい診断をベースとして適切な治療に導くこと。新型コロナウイルス感染症流行以降増えているという食いしばりも、まずは原因の見極めに注力し、その人に合った対処法の提案につなげている。「歯科診療はマラソンのようなもの」だとして、主訴が改善された後もゆっくり並走していきたいと話す豊村副院長に、診療にかける思いや取り組みについて聞いた。

(取材日2022年7月26日)

開業から75年、地域とともに歩んできたクリニック

先生のおじいさまが開業された、歴史あるクリニックだと伺いました。

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院1

1947年、祖父の豊村伝蔵前院長が開業しました。以来75年、この場所で診療を続けています。私も亀戸で生まれ育ち、父である豊村登志男院長と、歯科医師である母が診療をする背中を見て育ちました。祖父は89歳まで現役を続けていたので、歯科医師という仕事に誇りと情熱を持って働く祖父の姿にも影響を受けましたね。祖父からは、「歯科医師はいっぱいいる。しっかり勉強しなさい。そして一歩飛び抜けた存在になりなさい」と言ってもらいました。その言葉は今も心に残っていて、休日に勉強会に参加したり、自らスタディーグループを立ち上げたりする原動力になっています。勉強会で得た知識のうち、患者さんにとって良さそうだと思ったものは深掘りし、先進的な設備も積極的に導入しています。

長年の信頼と先進の技術が融合しているわけですね。

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院2

歯科医療は日進月歩。昔はスタンダードだった治療も、新しい技術や考え方、機器によって変化や進化をし続けています。新しければ良いとは限りませんが、だからといって昔のやり方に固執すると、患者さんにより良い選択肢を提示することができません。それは、患者さんにとって大きな不利益です。そうならないよう、先端の知識にふれる機会を大切にして、ベーシックな治療も先進の治療も、「患者さんにとって有益かどうか」の一点で取り入れるかどうかを決めていきたいと思っています。そのため、口腔内スキャナーや、マウスピース型装置の矯正も、早い時期から導入しています。

幅広い世代が来院されますが、診療ではどのようなことを心がけていますか?

私が診療時に意識して掲げているのが、「生涯診療」です。これは、お母さんのおなかの中にいる「マイナス1歳」の時期から、乳児、幼児、成人、そしておじいさんおばあさんになるまで、当院で一貫して診療していきたいという思いを表したもの。マタニティーの頃から歯科医院に通い、予防に取り組むことは、お母さんたちの口腔内細菌を減らして出生後の母子感染を減らすほか、お子さんに「歯科医院は定期的に通う場所」ということを親の背中で見せられるというメリットがあります。慣れていない子どもにとって、歯科医院は何をするかわからなくて怖い場所ですが、親子で長く通っている子にとっては「いつもの場所」です。虫歯になる前に予防する意識を高め、生涯にわたり自分の歯を守るためにも、ぜひ小さい頃から抱っこして一緒に検診に取り組んでもらいたいですね。

適切な診断に基づく治療で、医療の質向上に努める

力を入れている治療について教えてください。

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院3

この辺りはファミリー層が増えてきていることもあり、小児歯科にも力を入れています。予防の場合は、「フッ素キッズクラブ」というお子さん向けプログラムを展開し、虫歯のできやすさに応じた来院頻度を設定。専用のノートに歯の状態を記録しながら、お父さんお母さん、歯科医師、歯科衛生士がチームとなってお子さんの口腔内の健康を守っていく取り組みをしています。私にも娘がいるので、お子さんと話をするのは好きなんですよ。お子さんの場合は歯科治療をトラウマにしないことが何より大切なので、大人の患者さんに対するときよりやわらかく接するよう意識し、痛みの少ない治療を心がけていますね。院内にはキッズスペースを設けたユニットもあり、お父さん、お母さんの治療を間近で見て知ってもらうこともできます。

分野ごとに専門の先生が在籍されているということも伺いました。

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院4

はい、先ほどお伝えした小児歯科の治療もそうですが、少しでも質の高い医療提供ができるようにと考えた結果、口腔外科、インプラント、矯正の各領域を専門とする歯科医師がクリニックに在籍しております。患者さんを担当する歯科医師と密に情報連携して、最適な治療の提供を心がけております。この連携によって治療の安全性への配慮と正確性を高められることが最大のメリットですね。歯科医師の専門性も、質の高い医療を実現するためには欠かせない要素です。最近では、マウスピース型装置を用いた矯正のニーズが高まっています。この矯正法の利点は、従来のワイヤー型のように口内炎のリスクがなく、目立ちにくいことが挙げられます。このように専門技術や知見が求められるケースの治療も、経験豊富な歯科医師が担当しますのでご安心ください。

患者さんの訴えで、最近気になる傾向はありますか?

新型コロナウイルスの流行以降、増加傾向にあるのが「食いしばり」の患者さんです。1日中マスクを装着している影響や生活変容によるストレスだったりと、原因はさまざまです。眠りが浅い、歯が削れるといった理由で自主的に受診される方もいれば、いびきをかいて寝ている様子を見たご家族が受診を促してくれたり、虫歯で受診した方の診療中に私が所見に気づいたりすることが多いですね。無意識にしている歯ぎしりを無理に止めるとストレスが発散できなくなる可能性があるので、歯や顎の負担を軽減するため、マウスガードを提案しています。先に述べました矯正機器と同じく、患者さんのニーズに合わせた治療を提供いたしますので、気軽に相談してほしいです。

治療が終わった時からが「予防」のスタート

定期的な検査で口腔環境のケアが大事と伺いました。

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院5

口腔環境が乱れてくると、口臭が少しきつくなる傾向があります。当院でも、口臭を誰かに指摘された人や口臭があるのではないかと不安な人、検査してみると口臭はないのにある気がして落ち着かない人など、悩みを抱えて来院される患者さんが少なくありません。原因の多くは歯周病ですが、口腔内の汚れやストレス、消化器系疾患、糖尿病、飲酒喫煙などがファクターになっていることも。口臭が起点となって全身疾患の発見につながることもあるため、定期的なケアによって疾患の早期発見、早期治療が望ましいですね。このような定期的なケアを実施するとなると、やはり信頼できるかかりつけ医を見つけることや治療後も気兼ねなく受診できる環境づくりは大事だと考えています。

なるほど、治療後も気軽に通えるかかりつけ医を持つことはとても大事なのですね。

なんといっても、口腔内の変化を時系列で把握し、その方の歯の特性や気をつけるべき点、治療において気になる点をすべて把握していることがかかりつけ医の強みです。かかりつけ医は、いわば患者さんの口腔内のデータバンク。目に見えている事象以外に、これまでの治療履歴や傾向を踏まえた適切なアドバイスを行うことができます。また、口腔状態によって異なる虫歯や歯周病のリスクからメンテナンスの時期や回数を設定して、歯科衛生士によるオーダーメイドのメンテナンスが受けられるのもメリットの一つでしょう。自分の口腔内がどのような状態なのか、どんなふうに受診していけば歯の痛みや歯周病と無縁でいられるのかを知ってもらい、主訴が改善できた後の予防に長く並走していきたいと思っています。

最後に、読者にメッセージをいただけますか?

豊村康太副院長 トヨムラ歯科医院6

歯の痛みやぐらつきなどで受診された患者さんは、主訴が治まると達成感で「ゴールした」と満足してしまいがちです。しかし、この段階は、決して終わりではありません。二度と同じ状態を繰り返さないように、かかりつけ医とともに予防に努め、生涯にわたって自分の歯を守ってほしいと思います。そのためには、3ヵ月に1度は定期的なチェックのために来院していただくのが望ましいですね。歯科治療は、例えるならマラソンです。短距離走のように駆け抜けるのではなく、歯科医師や歯科衛生士とともに、長い人生を一緒に走っていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、歯列矯正(子ども)/40万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/50万円~、口臭検査/3500円、口腔内の総合的な検査/2万4000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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