玉城 宏一 院長、玉城 和範 副院長、玉城 麻夏 先生の独自取材記事
玉城眼科
(江戸川区/小岩駅)
最終更新日:2026/03/13
小岩駅南口から歩いて5分ほど。サンロード商店街にあるのが「玉城眼科」だ。ここは玉城宏一院長が1991年に開業。以来、地域住民に長く親しまれている。現在は、玉城院長に加えて息子の玉城和範副院長、和範副院長の妻である玉城麻夏先生が日々診療にあたっている。30年以上続く同院には、3世代にわたって受診している患者も多く、麻夏先生が担当の日には「院長先生はいないの? 会いたいな」などと寂しがる高齢の患者も少なくないという。そんな温かみが感じられる同院では、先進の医療機器を備えた手術室を整備。和範副院長が白内障手術や網膜硝子体手術、涙道手術など高い専門性を要する眼科医療を提供している。今回は玉城院長、和範副院長、麻夏先生に同院の特徴や地域への思いなどについて話を聞いた。
(取材日2026年2月10日)
手術室を増設し白内障手術や硝子体手術などを実施
こちらは長く小岩界隈の人々に親しまれていると聞きました。

【玉城院長】実は、私の家は祖父の代から医師で、祖父の後を継いで父も小岩で内科を開業していました。内科診療をしていく中で目のトラブルで困っている方も多いことから「地域に眼科が必要ではないか」、という父の言葉を受けて私は眼科医を志しました。当時から順天堂大学の眼科は専門的な医療を提供しており、小岩からも近いということもあり、同大学の眼科に進み、そこで小児眼科チーフ、医局長などを務めてきました。その後、1991年に、「地域の方々により身近に眼科医療を届けたい」との思いから開業いたしました。すぐ近くには兄たちが開業している内科医院、歯科医院があり、近隣の方々には親しんでいただけているようです。実は私は6人きょうだいなのですが、きょうだい全員医学の道に進んでいます。それが父の一つの夢でもありましたので、それが実現できて良かったなと改めて感じているところです。
30年以上診療をしてきた中で、どんなことを大切にしてこられたのでしょう?

【玉城院長】患者さんに安心してお帰りいただけることを何より大切にしています。目にトラブルが生じた際には、検査を行い正確な診断をお伝えするのはもちろんのこと、診療後に「すぐ良くなって安心した」と思っていただける、そんな診療を心がけています。そのため、どのようなご質問にも丁寧に、わかりやすい言葉で説明するよう心がけ、少しでも不安を取り除けるよう努めていきます。
和範副院長は、やはり院長の姿に影響されて眼科の医師をめざしたのでしょうか。
【和範副院長】父から「眼科の医師になれ」とか「医院を継げ」などと言われたことは一度もありません。自由に好きな道に進みなさいと。ただ、父の医療に携わる姿を見てるうちに自然と眼科医を志すようになり、順天堂大学医学部附属浦安病院の眼科に入局しました。さまざまな治療や研究に携わっていく中で、難症例の白内障手術や網膜硝子体手術を執刀する機会に恵まれ、以来、数多くの手術を行ってきました。そうして培ってきた経験と技術を生かして、大学病院で行っていた治療や手術を地域の方々に提供していきたいと考え、2020年に手術室を増設しました。以来、白内障手術、網膜硝子体手術、涙道手術、眼瞼手術などを行っています。
丁寧な説明で患者との信頼関係を築く
自宅の近くで手術が受けられれば患者さんも安心ですね。

【玉城院長】白内障の手術は、かつては視力がかなり悪くなってから受ける例が多かったのですが、最近では70歳くらいでも日常生活に支障を来すのであれば、手術を受ける方が増えています。それでもやはり高齢の方が多いので大学病院に通院するのは大変です。現在は、治療技術が進化していて、設備さえ整っていれば、白内障手術や網膜硝子体手術なども大学病院でなくても受けられるようになっています。
当院で受けられる日帰り手術の特徴について教えてください。
【和範副院長】当院の手術室は、手術に必要な専用機器を整えた環境になっています。眼科手術では、安全のために衛生管理がとても重要です。当院では、大学病院で行われるような高難易度の手術にも対応できるレベルの清潔な環境を整え、安心して手術を受けていただけるよう体制を備えています。手術に関わる看護師も順天堂大学眼科の手術現場で経験を積んできていますので、安心して手術を受けていただけると思います。さらに、白内障手術や硝子体手術についても、必要な機器を導入しており、大学病院レベルの難症例にも日帰り手術で対応できる体制を整えています。また、涙道手術については実施できる医療機関が少なく、診断から手術まで行えるのは当院の特徴の一つです。
手術を控えた患者は不安があると思いますが、副院長は診察の際、どんなことを心がけていますか。

【和範副院長】患者さんにまずは安心していただけるようにしています。何のために患者さんが当院に来られたのか、その目的や解決してほしい困り事をしっかり把握して、丁寧に説明しています。手術を迷っている患者さんで、特に緊急性がない場合は、「今、すぐにやらなくて良いですよ」とお話ししています。患者さんの覚悟が決まった時がその時だと考えています。ただ、すぐに手術が必要な場合は、その理由をわかりやすくお伝えします。決して無理強いはせず、何よりも患者さんとの信頼関係を大切にしながら治療を進めています。
今後も医療環境を充実させてより良い眼科医療を
麻夏先生はいつからこちらで診療されているのですか? また最初医院にどんな印象を持ちましたか?

【麻夏先生】2020年から当院の診療に加わりました。それまでは順天堂大学医学部附属浦安病院で白内障手術なども行っていました。最初、お話し好きの患者さんがとても多いなという印象でした。院長とお話しするのを楽しみにしているご高齢の方も多く、私が担当の日ですと、「今日、院長先生はいないの? 会いたかったのに」と寂しがる方もいらっしゃいます。院長のファンが多く、それだけ地域の方々に深く愛されているんだなと実感しました。
麻夏先生が眼科をめざした理由と、診療で大切にしていることについても教えてください。
【麻夏先生】もともと手先が器用でしたので、外科など手技を生かせる科が良いなと考えていました。研修医時代、麻酔科も良いかなと思っていたのですが、眼科で研修した際、担当教授から、眼科は診断から治療、手術まで一貫してできるということを聞き、その点に魅力を感じました。診察の際は、患者さんが疑問に思っていることや不安に思うこと、一つ一つ丁寧に聞き取り、それらを解決できるようにお話しします。大学病院ですと診察時間がごく短いですが、医院ではじっくり患者さんと向き合うことができます。治療を続ける中で日常生活に不便を感じたり、つらい環境に陥ったりすれば、それは意味がないと思います。ですので、患者さんがストレスを感じることなく治療を続けられるよう配慮しています。診察の最後には「何かわからないことはないですか」と必ずお聞きするようにしています。
最後に今後の展望と地域の方々へのメッセージをお願いいたします。

【玉城院長】当院は手術体制も整っており、多くの疾患について完結できる体制を整えています。手術が必要な場合は、副院長が再チェックをし、適切な手術の時期などを診断します。今後も必要に応じて先進的な機器も取り入れ、より良い医療を提供していきたいですね。
【和範副院長】父が築いてきた30年を無にすることなく、これからも万全の力で対応していこうと思います。かつては大学病院でしか受けられなかった手術も、当院で対応できるようになり、大学病院に行くような通院負担を軽減できるようになりました。これからも対応できる手術の幅を広げ、安心して通っていただける医院をめざしていきます。
【麻夏先生】今は子育てで診療に入る時間も限られていますが、子育てが一段落したら手術も含めた幅広い診療を行っていきたいです。当院はスタッフも優しく温かい雰囲気ですので、何か目の症状でお困りの方はぜひご相談いただければと思います。

