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近藤 永之 院長の独自取材記事

西葛西マリーナ歯科医院

(江戸川区/西葛西駅)

最終更新日:2026/04/07

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院 main

東京メトロ東西線・西葛西駅から徒歩約10分。荒川や旧江戸川が程近く、のどかな地域に「西葛西マリーナ歯科医院」はある。落ち着いた木目調の第一診療室と、白を基調とした第二診療室があり、第一診療室では歯科衛生士によるケアを、第二診療室では歯科医師による診療を主に行っている。院長の近藤永之先生は、都内の医療機関で小児や高齢者、障害のある患者の歯科治療や全体の管理に長く携わってきた経験を持ち、一般歯科診療に加え、障害者歯科や訪問歯科診療にも積極的に取り組んでいる。治療では「痛みをできるだけ感じさせないこと」を重視。麻酔にも時間をかけ、一人ひとりと丁寧に向き合う姿勢を大切にしている。江戸っ子らしい歯切れの良い語り口の近藤院長に、歯科医師としての原点や、治療において心がけていることなどついて話を聞いた。

(取材日2026年2月6日)

どのような患者も安心して通える歯科医院にしたい

先生が歯科医師を志した経緯について教えてください。

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院1

両親が歯科医師だったこともあり、正直なところ、他の進路を考えたことはあまりありませんでした。親戚も歯科医師ばかりで、幼い頃から歯科医師が身近な職業だったんです。父はいつも多忙で、21時頃に帰宅すると「今日は早いな」と感じるほどでした。仕事の話を聞くことはほとんどありませんでしたが、子どもながらに、多くの人から感謝されている仕事だと感じていました。困っている人に対して自分にできることを尽くしている父を見て育ち、学校や大学病院でも同様の教育を受けてきたことで、私自身も「人のために働く」という意識が、ごく当たり前の価値観として根づいています。

歯科医師になってからのこともお聞かせください。

歯科大学を卒業後、全体の管理や麻酔について学びました。虫歯などの一般的な歯科診療については父から学ぶ機会があると考え、あえて東京科学大学の麻酔・生体管理学分野で経験を積む道を選びました。そこで出会ったのが障害者歯科です。障害のある方の治療では、診療中に体が動いてしまうことや恐怖感でパニックになってしまうことも多く、安全に治療を行うためには全身麻酔が必要です。しかし当時、この分野に取り組む歯科医師は少なく、十分な治療が行われていない現状がありました。そうした状況に疑問を感じ、全身麻酔と歯科治療の両方の技術を身につけ、障害のある方にも健常者と同様の歯科医療を提供できるようになれたらと考え、学んできました。現在も、特別な支援や配慮を必要とする、「スペシャルニーズ」のある患者さまに応える外来として、軽度の発達障害、重度の心身障害者、そして医療的ケア児を含めた幅広い世代の障害者の治療も行っています。

素晴らしい取り組みですね。

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院2

特別なことをしているという意識はありません。必要とされているから私が担っている、ただそれだけのことだと思っています。さまざまな理由から、一般の歯科医院への受診をためらっている方にも安心して来ていただけるよう、知識や技術だけでなく環境づくりも大切にしています。当院はバリアフリー設計で、車いすやバギーのまま診療室まで入ることができ、スペシャルニーズに特化した時間と場所を提供しておりますので、治療中に叫んでしまっても心配はいりません。また、訪問歯科診療にも力を入れています。患者さんの割合として、現在は高齢者が約3分の2、残りが障害のある方です。通院が難しい方に対しても、歯科治療を届けていきたいと考えています。

一人ひとりに合わせた、優しく適切な歯科医療を

診療を行う上で大切にしていることを教えてください。

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院3

当院が診療を行う上で大切にしているのは、「丁寧な検査」と「原因を正しく見極めること」です。痛みやトラブルの背景を理解せずに治療を進めると、再発の可能性を残してしまいます。例えばインプラント一つをとっても、歯を失った理由が歯周病なのか虫歯なのか、噛み合わせなのかを把握しなければ長期的な安定は望めません。そこで当院ではCT撮影をはじめ多角的な検査を行い、骨・神経の状態や全顎的なバランスまで確認した上で治療方針を立てます。また衛生士が歯周病・虫歯の原因である細菌の管理を行い、ケアで口腔環境を整え、その上で歯科医師が診察・治療を行う体制を徹底しています。原因に向き合い、精密に診断し、全体を整えること。それが当院の診療の基本姿勢です。

痛みに配慮した治療にも力を入れているとお聞きしました。

歯科治療は「痛い」「怖い」というイメージを持つ方が多いと思いますが、その意識を変え、患者さんが痛く感じないような治療を当たり前にしたいと思っています。当院では、治療中の痛みや不快感をできるだけ減らすよう、私自身が大学病院で学んできた麻酔の技術を生かして、痛みに配慮した治療に取り組んでいます。例えば、通常の麻酔でも、注射の前にシート状の表面麻酔3分から5分ほど時間をかけて使用しています。さらに注射の麻酔時は薬液はゆっくり注入し、麻酔だけで必ず3〜5分ほど時間をかけています。手指の感覚をもとに優しく注入します。また、眠っているような感覚の中で治療を受けられるようにするために、静脈内に鎮静薬を点滴する静脈内麻酔を行う方法があります。緊張や恐怖、痛みを感じにくくなることが望めるため、治療中の音や水が苦手な方、嘔吐反射が強い方、親知らずの抜歯などにも有用です。

その他力を入れている治療について教えてください。

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院4

特に小児期の口腔機能の発達と向上に力を入れています。0歳から関わることで、哺乳・離乳・飲み込み方・姿勢などを適切にサポートし、大人になってからもできる限り正しく安全に、そして楽しく食事ができるようにとの思いから小児矯正に力を注いでいます。そこで当院で行っているのが顎顔面矯正や拡大矯正です。上顎の幅の拡大を図ることで歯が並ぶスペースを確保することをめざし、歯列不正の予防や改善を図る治療です。顎の成長を生かして行うため、抜歯をせずに済むことが期待でき、鼻の通気の改善やいびきの軽減につながるケースもあります。いずれも、見た目だけでなく、噛む・呼吸する・眠るといった日常の機能を重視した矯正治療です。

「治療する」のその先へ。地域とともに歩む歯科医療

今後の展望をお聞かせください。

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院5

私がめざしているのは、歯を治療することそのものではなく、生活の質をより高めるための歯科医療です。80歳までに自分の歯を20本以上残している状態をめざす「8020運動」を一つの指標としながら、長期にわたって安定したお口の健康をめざすことを大切にしています。そのためには、痛みが出てから対処するのではなく、将来を見据えて先回りして行う治療が欠かせません。論文や治療の根拠を踏まえ、精密な検査機器で歯や歯茎の状態を詳しく分析し、長期的な予後を見越した治療を計画的に実行していきたいと考えています。また、小児期からの関わり方も重要ですので、できるだけ早い段階から正しいケアを積み重ね、その後の健康につなげていきたいですね。

お休みの日はどんなふうに過ごされていますか?

現在、週に1度の休みである土曜日を使って、子どもたちにサッカーを教えています。長男は22歳、次男は18歳、そして長女は14歳になりました。私自身、幼稚園から高校まで通っていた暁星学園が校技としてサッカーを掲げていたので、体育の授業でサッカーが取り入れられたり、運動会とは別にサッカー大会があったりと、常にサッカーが身近な環境でした。その影響もあって、今でもサッカーへの情熱は変わらず、子どもたちとプレーする時間は特別な時間ですね。

最後に、地域の方へメッセージをお願いします。

近藤永之院長 西葛西マリーナ歯科医院6

歯科医師だけでできることには限界があると感じています。だからこそ歯科衛生士をはじめとしたスタッフ、ご家族など周囲の方々との連携がとても大切です。困り事があってから受診をすると、すでにそれ以上のことが起こっている場合が多くあります。そのため困り事がある前に受診してください。歯や歯茎のことだけでなく、食事・睡眠・呼吸など、生活に関わる悩みまで気軽に相談できる場所でありたいと思っています。当院に限らず、歯科医院が通いやすい健康相談室のような気軽に足を運びやすい場所として根づいていく世界をつくっていきたいです。そして自分で伝えづらい方には、ご家族やケアマネジャーが気づいてサポートできる地域へ。痛くなってからではなくケアとして通う歯医者という習慣を西葛西から広げていけたらうれしいです。これからも地域に根差し、生涯にわたって寄り添える歯科医院をめざします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント埋入代/23万1000円~、顎顔面矯正検査料/3万3000円~、顎顔面矯正基本施術料/49万5000~、矯正検査・診断料/3万3000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。