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秦 光潤 院長の独自取材記事

ハタデンタルクリニック

(江戸川区/西葛西駅)

最終更新日:2020/04/01

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今年開業20周年を迎えた「ハタデンタルクリニック」。2020年3月に移転リニューアルしたばかりの院内は明るく清潔感があり、小さな子どもから高齢者まで、幅広い世代が通いやすいバリアフリー設計となっている。同院の院長は柔道選手として活躍した経験を持ち、現在は師範として江戸川区柔道会の副理事も務める秦光潤(はた・みつうる)先生。診療では「根本から治す」ということを大切にしていて、口腔外科を軸に漢方など東洋医学からの視点も取り入れることによって、患者一人ひとりに合わせたきめ細かな治療を提供している。プライベートでは5児の父でもあり、地域住民からも親しまれる存在の秦院長に、得意としている治療や診療に対する思いを聞いた。
(取材日2020年3月6日)

患者のニーズに応える地域密着型のクリニックをめざす

まず、この場所に移転するまでの経緯をお聞かせいただけますか?

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ここはもともと私が住んでいたところで、20年前に初めてクリニックを構えたのもこの場所でした。その後、開業して5年後に、両親が所有するビルの一室が空いているということで西葛西7丁目に移転をしました。そこで15年間診療を続けてきたのですが、そのビルがだんだん古くなってきて、耐震面での工事なども必要だということで、20周年を迎えるのを機に初心に帰るつもりで元の場所へ移転リニューアルすることになったのです。ここに帰ってきて診療をスタートした時には、昔から近所に住んでいる方たちが、「おかえりなさい!」と迎えてくれてとてもうれしかったですね。

移転して変わったことはありますか?

以前のクリニックはビルの2階にあって階段も急だったので、高齢の患者さんには大変だったと思います。今は駐車場から入り口まではスロープがありますし、院内もバリアフリー設計によって車いすやベビーカーでも入ることができるようになりました。移転を機にユニットの数も2台に減らしたので、歯科クリニック特有の閉塞感のようなものを感じさせない広々とした診療スペースになっていると思います。患者さんにはできるだけリラックスして治療を受けていただきたいという思いがあったので、ユニットチェアも応接室にあるソファーのようなクッション性の高いものに変えました。また、タービンなど治療に使う機器も数多くストックし、一人ひとりの治療ごとに常に滅菌済みの機器を使えるようにして、院内感染防止対策を徹底しています。

最近よく訴えのある症状には、どのようなものがありますか?

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顎関節症のお悩みは増えていますね。口を開閉するとごりごり音が聞こえる、という方は顎関節症の可能性があります。顎だけでなく、耳の奥にある顎の関節がこすれて耳が痛むという人もいますし、症状がひどい患者さんですと、ほとんど口が開かなくて、ごはんもうまく食べられないということもあるんですよ。顎関節症は骨格のゆがみが原因と考えられることが多いのですが、最近は大人だけでなく小学生でもそういったケースがあります。これは、スマートフォンやゲームなどの影響が大きいのではないかと考えています。骨格がずれてしまうと、成長にも影響を与えることがあるんですよ。

東洋医学の視点を取り入れたきめ細かな診療を提供

こちらではインプラント治療にも力を入れていると伺っています。

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インプラント治療では、歯茎を切り開いてインプラント体を埋め込むのが主流ですが、私はインプラント手術による外科的侵襲を少なくするため、インプラントの太さの分だけ歯肉をくり抜いて行うという方法をとっています。骨の厚みや高さが不足している方に対しては人工骨移植を行う先生が多く、私も一時期はその方法で処置していました。しかし、インプラントは人の体にとっては異物なので、天然歯のように自己免疫が働いてくれないんです。そこで当院では、骨の一部を意図的に骨折させて、そこにインプラントの細いものを埋め、骨充填剤やコラーゲンを注入する処置を行います。骨の自己再生能力によって、厚みと太さが出てくることが期待できるんですね。これは、開業前に勤務していた口腔外科の先生の手術を長年そばで見続けて習得した手技の一つです。

診療の際に大切にされていることはありますか?

「口の中だけでなく全身にも目を向ける」ということですね。例えば、顎関節症というのは顎の関節や噛み合わせだけでなく、全身の骨格のずれも大きく関係していると考えられます。頭は人間の体の中で一番重い部分ですが、たった7つの首の頸椎で支えられていますから、頭を下げる姿勢ばかり取って猫背になると、首の筋肉が頸椎を引っ張ってゆがみ、顎関節にも悪影響を与えやすいのです。歯科でも口の中だけを診るのではなく、そういう部分をきちんと理解して治療を行うことが必要だと考えています。顎関節症の治療というと、マウスピースを使った噛み合わせへのアプローチばかりに着目されがちですが、骨格のゆがみなど体全体に目を向けて、根本的な原因を探りながら問題を解決していくということが大切だと私は思っています。

東洋医学の視点も診療に取り入れていると聞きました。

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私は40年以上柔道をやっていることもあり、ずっと整骨関係の勉強をさせてもらっていたんですね。それをきっかけに東洋医学について専門的に学ぶようになり、診療にもその視点を取り入れています。西洋医学に漢方薬など東洋医学からの視点をうまく組み合わせることで、患者さんお一人ずつに合わせた、よりきめ細かい心身のケアができるように努めています。

歯科医師として健康の源である笑顔を提供していきたい

こちらで行っている審美面に配慮した治療について教えてください。

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当院の審美歯科には歯並びの矯正、銀歯などをセラミックにすることなども含まれます。歯並びを整えるための矯正は、約2~3年の年数をかけて行う歯列矯正を行っています。

先生ご自身もアスリートなんですね。

日本大学歯学部OBの歯科医師の先生方などと一緒に柔道クラブをつくって活動していて、今も子どもに教えています。数年前に、柔道でも大会でマウスガードをつけて良いということになったんです。それをきっかけに、柔道クラブの先生たちと、各歯科医院でマウスガードの作製に対応していこうという話になりました。通常、マウスガードは型を採ったら歯科技工士さんに作製してもらうことが多いのですが、柔道クラブの先生方は全員、自分たちのクリニックで作ります。格闘技などのように選手同士が接触するコンタクトスポーツの場合、マウスガードを入れるのと入れないのとでは、頸椎にかかる力が大きく変わってくるので、その人に合ったマウスガードを使うということがとても大切なんです。当院でもすべて私が院内で作っていて、一人ひとりに合わせて仕上げることを大切にしています。

最後に今後の展望をお聞かせください。

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「みんなに笑顔になってもらいたい」というコンセプトは移転後も変わりません。近隣の施設などへの訪問歯科診療もしていますが、頼まれたらどこまでも行くという思いでいます。もうすぐ長女が歯科大学を卒業するので、診療を一緒にしながら私が教えられることを伝えていくのが楽しみですね。健康の源である笑顔を皆さんに提供していけるというのは、歯科医師にしかできないことだと思いますので、これからも、地域に密着した診療を続けていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ハイブリッドセラミック/6万円~、メタルボンド/10万円~、オールジルコニア/12万円~、インプラント治療/38万円~、骨造成を行った場合の費用/39万円~、マウスガード作製/小学生2000円~・学生4000円~・一般5000円~、歯列矯正/小児37万円~・成人70万円~

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