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田中 靖二 院長の独自取材記事

田中歯科医院

(葛飾区/京成立石駅)

最終更新日:2026/05/07

田中靖二院長 田中歯科医院 main

「田中歯科医院」は、京成立石駅から徒歩約1分。駐車場も備え、地域住民が通いやすい環境を整えている。白とクリーム色を基調とした院内は清潔感があり、落ち着いた空間が広がる。田中靖二院長は、歯科医師であった父の意思を受け継ぎ、この地で開業して18年。下町・葛飾らしい人情味あふれる患者に支えられ、長年通い続ける人も多いという。同院が大切にしているのは、治療だけでなく「対話」を通じて信頼関係を築くこと。患者の思いや不安に丁寧に耳を傾け、一人ひとりに寄り添った診療を心がけている。また、虫歯予防にも力を入れ、子どもから高齢者まで幅広い世代の口腔健康を支えている。地域に根差した歯科医療への思いや、日々の診療に込める考えについて、田中院長に話を聞いた。

(取材日2026年3月27日)

患者の心に寄り添い決定する治療方針

こちらの歯科医院ではどういった治療が受けられますか?

田中靖二院長 田中歯科医院1

お子さんから高齢の方まで、一般歯科全般の診療を行っています。歯が痛い、かぶせ物が外れた、穴が開いたといったトラブルから、歯の掃除といったメンテナンスまで、オールマイティーな対応に努めています。詰め物やかぶせ物、根っこの治療、入れ歯を作るといったことも可能です。もし、歯列矯正や特殊な外科処置が必要であれば、専門にされている先生や大学病院へ紹介します。患者層としては、当院には近隣に住む高齢の方が多くいらしていますね。葛飾の地域柄が感じられるような、人情味のある方が多い印象です。

診療の際はどういったことを大切にして患者さんと向き合っていますか?

ちゃんとお話をするということですね。患者さんのお話はもちろん聞きますし、処置に対していくつか種類があるようであれば、こちらから提案してその中でどうしていくか相談します。一方的に治療方針を決めるのではなく、患者さんに相談し、納得してもらった上で、処置を進めていきます。やはり、処置を受けるのは患者さんですからね。治療方針を受け入れるか、受け入れないかは患者さん次第です。例えば、抜歯するにしてもメリットとデメリットがあります。そこをわかってから判断してほしいですね。もうグラグラで抜いたほうが良いですよと言っても、受け入れられないこともあります。だからといって「抜かないと、とんでもないことになりますよ」という言い方はしません。一緒に考えていきましょう、と寄り添うようにしています。

患者さんに寄り添う姿勢は歯科医院全体で大切にされているそうですね。

田中靖二院長 田中歯科医院2

患者さんに丁寧に接していくという方針は昔から変わっていませんし、それは私一人だけでなく、受付や歯科衛生士を含めたスタッフ全員で共有しています。診療前後のちょっとした会話や気配りも含めて、患者さんがリラックスして通える雰囲気づくりを大切にしています。また、スタッフ同士の関係性も重要だと考えており、院内の雰囲気が良くなければ、それは患者さんにも伝わってしまいます。だからこそ、日頃からコミュニケーションを取り合い、互いに協力しながら診療にあたることを意識しています。チームとして同じ方向を向くことで、より安心していただける歯科医院づくりにつながっていると感じています。

歯科医院への恐怖心を和らげるために

先生は歯の予防医療にも注力されているそうですね。

田中靖二院長 田中歯科医院3

そうですね。予防の重要性については以前からお伝えしていますが、今はより一層強く感じています。というのも、私自身が葛飾区歯科医師会の理事を務めており、その中で学校歯科に関する活動も行っているのですが、葛飾区は東京23区の中でも子どもの虫歯の罹患率が高いという現状があるんです。虫歯はなってから治療するよりも、ならないようにすることのほうがはるかに大切ですし、結果的にお子さんの負担も少なくて済みます。そのため、診療の中でもお子さんだけでなく保護者の方にもお話をして、ご家庭でのケアの重要性をお伝えするようにしています。もちろん大人の方にとっても予防は重要で、定期的なクリーニングやチェックを行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。日々の積み重ねが将来の健康につながるという意識を持っていただけるよう努めています。

子どもを怖がらせないために工夫していることはありますか?

やはり歯科医院に対して怖いというイメージを持っているお子さんは多いので、まずはその不安を和らげることを大切にしています。無理に治療を進めるのではなく、まずは診療台に座ることや口を開けることに慣れてもらうところから始めます。クリニックに入ってきた時点で泣いてしまうお子さんもいますので、「今日はここまで頑張ってみようか」と声をかけながら、少しずつ段階を踏んで進めていきます。押さえつけて処置をしてしまうと、その後の通院が難しくなってしまうこともありますから、できる限りお子さんのペースに合わせることを意識しています。もちろん、痛みが強い場合などは保護者の方と相談しながら対応しますが、基本的には「歯科医院は怖くない場所」と感じてもらえるよう、丁寧な説明とコミュニケーションを心がけています。

成人の方には、どのような予防医療をされていますか?

田中靖二院長 田中歯科医院4

成人の方には、歯周病を中心とした予防医療を大切にしています。お口の中を定期的にクリーニングし、丁寧にケアをすることで、歯周病菌を抑えることができます。歯周病菌は、食べ物や飲み物を通して体の中に入り、口腔内はもちろん、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。例えば糖尿病をお持ちの方では、歯周病があると血糖コントロールが難しくなり、糖尿病が悪化しやすいといわれていますし、高血糖で免疫が低下し歯周病菌が繁殖しやすくなるため、歯周病も悪化しやすくなります。また、ご高齢の方では歯周病菌が食べ物や唾液と一緒に気管に入り込んでしまい、誤嚥性肺炎を発症してしまうこともあります。早い段階から定期的なチェックとケアを続けることで、お口の健康だけでなく、将来の体の健康を守ることにもつながると考えています。

人と人との関わりであるからこそ、丁寧な診療を

子どもだけでなく、大人でも歯科の受診をためらっている人は多いですよね。

田中靖二院長 田中歯科医院5

そうですね。大人の方でも歯科医院に対して苦手意識や恐怖心を持っている方は多く、久しぶりに来院される方の中には「なかなか来られなくて」とおっしゃる方も少なくありません。そういった方に対しては、まず「よく来てくださいましたね」とお声がけすることを大切にしています。来院されたこと自体が大きな一歩ですから、「どうしてもっと早く来なかったのか」と責めるようなことは決してしません。過去には戻れないので、今の状態からどうすればより良くできるかを一緒に考えていくことが重要だと思っています。治療を進めていく中でも、できるだけ不安を取り除けるよう丁寧に説明を行い、納得していただきながら進めていきます。安心して通っていただける環境を整えることが、継続的な口腔ケアにもつながると考えています。

地域の方々にとってどのような歯科医師でありたいですか?

目の前の患者さんを診ることはもちろんですが、その方の背景にあるご家族や生活まで少し想像しながら診療にあたることを大切にしたいと思っています。例えば、その方がしっかり噛めるようになることで、ご家族も安心しますし、日常生活やお仕事にも良い影響があるかもしれません。患者さんの健康を支えることが、その周りにいる人たちの安心や笑顔につながると考えると、責任の重さを感じると同時にやりがいも感じます。同じく歯科医師である父からも「患者さんだけではなく、その先にいる人たちのことも考えて診療しなさい」と言われたことがあり、今になってその言葉の意味を実感しています。地域に根差した歯科医師として、長く信頼していただける存在でありたいですね。

最後に、患者さんや読者へのメッセージをお願いします。

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食べることは日々の生活の基本であり、健康を支える大切な要素です。その入り口である口の中の状態を整えることは、とても重要だと考えています。しっかり噛めること、痛みなく食事ができることが、日々の生活の質にもつながりますので、そのお手伝いができればと思っています。今後もこれまでどおり一人ひとりの患者さんに丁寧に向き合いながら、その方にとってベストな状態をめざしていきたいと考えています。気になることがあれば我慢せず、気軽に相談していただければうれしいです。