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杉田 達 理事長、吉田 真人 院長の独自取材記事

杉田眼科

(葛飾区/金町駅)

最終更新日:2020/04/01

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金町駅から徒歩5分。「杉田眼科」は、1993年の開業時から一般眼科診療に加え、専門性の高い白内障治療にも取り組んできたクリニックだ。6階建ての建物には先進の設備がそろい、白内障だけでなく乱視、近視、老眼の手術にも対応している。2019年6月には、同院を率いてきた杉田達先生が理事長に、副院長の吉田真人先生が院長に就任。大学病院の専門外来で受けられるような検査や治療など専門性の高い眼科診療を提供する一方で、地域に密着した身近な眼科医療も広く提供したいという理事長の想いを引き継いで診療を行っている。QOL(Quality of Life:生活の質)ならぬQOV(Quality of Vision:視野の質)を一層、追求していきたいと話す二人に話を聞いた。
(取材日2019年7月24日)

開業当初から白内障手術に取り組む

2019年6月から体制を変更されたと伺いました。

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【杉田理事長】はい。以前から副院長として当院と私をサポートしてくれていた吉田先生に院長をお任せし、私は理事長として引き続き診療にあたります。
【吉田院長】昭和大学病院附属東病院の眼科で准教授を務めた後、2016年からこちらで副院長として杉田先生のもとで勤務してきました。杉田眼科は、開業当初から導入している白内障手術を筆頭に、杉田先生が多大な努力を重ねてつくり上げてきたクリニックです。大学病院で導入しているような充実した設備、患者さんの利便性を第一に考えた診療体制など、地域になじんだ通いやすいクリニックでありながら、レベルは高い医療をめざす方針を私も受け継いで、地元の患者さんの目に関する悩みや不安の解消に力を注いでいきたいですね。

開業当初から日帰りの白内障手術を実施してきたそうですね。

【杉田理事長】1993年頃、先進的な医療を受けられる眼科医院はごく一部に限られており、白内障や緑内障の手術を受ける患者さんは都心の大規模病院まで行かざるを得なかったんです。大学病院に勤務する傍ら、海外へ何度も足を運んで合理的な治療法や検査法を目にしていた私は、患者さんの負担を軽減できるような医療技術と、自分の大事な親や家族と同様の存在として患者さんに接するホスピタリティーを兼ね備えたクリニックをつくりたいと考えて、この場所に当院を開業しました。当時、アメリカでは一般的に行われていた日帰り白内障手術も、開業当初から取り入れています。患者さんは地元の方が中心ですが、千葉県の松戸市や埼玉県の三郷市などからいらっしゃる方も珍しくありません。

白内障手術のために受診される方が多いのでしょうか。

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【吉田院長】白内障手術を受ける、または受けた患者さんは多いですね。日帰り手術のバリエーションは少しずつ広がっているので、糖尿病網膜症などに対応する網膜硝子体手術、緑内障手術といった需要にも応えていきたいと思っています。また、近視や乱視の治療で行われるレーシック手術やICL手術、そして眼瞼下垂手術、流涙症治療、ドライアイ治療も行っています。私も杉田理事長も地元の学校で校医をしているため、斜視や弱視を中心とした小児の受診も多く、患者層は高齢者からお子さんまで幅広いですね。
【杉田理事長】ここ10年で目立つようになったのは、加齢黄斑変性の患者さんですね。加齢黄斑変性は、視力を大きく左右する網膜の黄斑と呼ばれる部分に加齢によって支障が生じ、視力障害が起きる病気です。欧米では中高年の失明原因の多くを占める病気として知られてきましたが、高齢化が進む日本でも急速に患者が増えている印象です。

機器の性能が向上し、より精密な眼科医療が可能に

充実した設備があるのも、こちらの特徴ですね。

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【杉田理事長】白内障手術では、乱視対応の眼内レンズで用いる乱視軸測定装置を活用しています。それから、従来の金属メスを使わず、レーザー装置でミシン目のようにミクロン単位の連続した切開点を作り、目の中の水晶体の袋を円形に切り抜いて白内障をやわらかく砕くフェムトセカンドレーザー装置ですね。これは多焦点眼内レンズを使用する患者さんの手術に使っています。さらに、手術中にリアルタイムに目の度数を測定して屈折情報を把握することで、より適した眼内レンズを選択することが期待できる解析装置も導入して活用してきました。
【吉田院長】加齢黄班変性にはOCTスキャン、緑内障診断には前眼部OCTなど、多くの機器を使用しています。ここ数年で機器の性能はさらに上がっていますから、以前よりも精密な検査を行い、精密に治療を進めていける環境にあると感じています。

多焦点眼内レンズについて、詳しく教えてください。

【吉田院長】従来の眼内レンズは、遠くか近く、どちらか一方にしかピントを合わせることができないものでした。多焦点眼内レンズは、この欠点を補い、遠近どちらも眼鏡なしで見やすくすることができるものです。
【杉田理事長】「少しでも見え方が良くなればよい」、「手術後に見えにくいところは眼鏡をかければよい」というこれまでの白内障手術ではなく、当院では「手術後、できるだけ眼鏡を使わない」ことを白内障手術の目標としています。手術前には、「手術を受けた後、眼鏡がない状態でどこまで見えるようにしたいか」を医師と患者さんで話し合い、使用する眼内レンズの度数を決めます。私も2016年に吉田院長に白内障手術をしてもらい、実際に多焦点眼内レンズを入れました。自分で体験したことで、術後の見え方に対する不安を十分に理解して助言できるようにもなりました。

眼科医療の進歩を感じますね。

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【吉田院長】視覚は知覚機能を通じて人が受け取る情報量の8割を占めているといわれるように、「見える」ことはとても重要です。私たちはよく、QOL(Quality of Life)ならぬQOV(Quality of Vision)という言葉を使いますが、目の状況が改善することで、人生の質まで改善される可能性はとても大きいです。人の手を借りることなく、現役で活躍しているお年寄りが日本に多いのは、白内障手術などの眼科医療を受けられる環境が国内に普及しているからでもあると思います。失明するかもしれないという恐怖を感じながら受診される患者さんや、見えなくなったという絶望のなかで当院にいらっしゃる方の悩みを理解し、適切な診断と治療を提供できるよう努めていきたいですね。

人生の質を向上させるため、QOVの維持に努める

杉田先生は、中国語でも診療を行っておられると伺いました。

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【杉田理事長】これまで40回ほど中国に行き、大連大学附属中山医院で白内障手術の臨床を経験をしたり、医師に講義をしたりしてきたので、少しは会話ができます。最近は日本で働く中国人の家族の手術を引き受けることも増えてきました。私が中国語を使うと患者さんはまずびっくりし、続いてとてもリラックスしてくれます。外国の方に限らず、あらゆる患者さんの緊張をほぐすことは、医師に求められる大切な技量の一つだと思っているので、こちらもうれしいですね。

今後の展望についてお聞かせください。

【吉田院長】白内障以外の日帰り手術を増やすとともに、杉田先生が手がけてきた多焦点眼内レンズをより多くの方に知っていただき、「見える」喜びをを感じてほしいと思います。豊富な経験と実績、優れた医療機器を生かして、最新・最良の医療をめざして地域の皆さんとともに歩んでいきたいですね。
【杉田理事長】私自身も白内障の手術を受け、患者としての不安感、術後の見え方、右左の目の見え方の違いや一緒に見たときの立体感など、多くのことを実体験しています。この体験と自信を糧に、さらに新しいアイデアや技術を国内外から取集し、信頼できるものは積極的に取り入れていきたいですね。

最後に、読者にメッセージをお願いいたします。

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【吉田院長】白内障をはじめとする目の病気は、命に関わることは少ないものの、生活に著しく影響を及ぼします。見えなくなるかもしれないと感じるだけで、気持ちが落ち込み、憂鬱になることもあるでしょう。そうした悩みを抱えた患者さんを支えるご家族もつらいものです。自分たちだけで抱え込まず、見えづらい、何かおかしいと感じたらすぐに眼科を受診していただきたいですね。手術が怖いという方も多いと思いますが、白内障の手術は10分ほどです。見え方の質を上げ、より良い人生になるようお手伝いしていきたいと思っていますので、ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーシック手術/13万円~
ICL(眼内コンタクトレンズ)手術/35万円~
多焦点眼内レンズ/53万円(先進医療適用の場合)~
※詳しくはクリニックまでお問い合わせください

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