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十亀 隆弘 院長の独自取材記事

青戸駅前眼科

(葛飾区/青砥駅)

最終更新日:2021/10/12

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「常に技術力を高める努力をし、患者さんと強い信頼関係で結ばれたドクターでありたいです」そう語るのは、「青戸駅前眼科」の十亀隆弘(そがめ・たかひろ)院長。その気さくな人柄から地域住民に厚い信頼を寄せられ、目のトラブルを気軽に相談できる存在となっている。十亀院長の知識は幅広く、難しい医療の話も例え話を用いて、わかりやすく説明することをモットーにしている。取材時のユーモアたっぷりの語り口からも患者とのコミュニケーションを大切にしている様子がうかがえた。幅広い治療を行い「病院とほぼ同等レベルのクリニック」をコンセプトとする十亀院長に、眼科診療にかける思いを聞いた。

(取材日2015年1月27日)

病気に患者と一緒に立ち向かうからこそ、真実を語る

先生が医師をめざしたきっかけと、眼科の医師を選んだ理由を教えてください。

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幼い頃通っていた内科の先生が格好いい人で、その先生への憧れが医師をめざしたきっかけでした。医師になろうとはっきり決めたのは、高校生になってからです。もともとはエンジニアだった父と同じ道を歩もうと思っていたのですが、進路に迷った時にそのかかりつけ医の先生を思い出し、医師への道を選択しました。眼科の医師を選んだのは、眼科は、ほとんどの場合眼科だけで治療を完結できる科だったからです。最初から最後まで自分の手で責任を持って患者さんを診られるのは、医師としてとてもやりがいを感じられるのではないかと思いました。現代社会において視覚情報はとても重要です。高齢になっても景色を楽しみながら生きていく、そんな素敵な生き方を患者さんができるよう、目の健康を守れる医師でありたいと思っています。そのためには緑内障や糖尿病網膜症など、自覚しにくい病気を早期に見つけるための眼科検診も受けていただきたいですね。

先生の診療モットーは何ですか?

まず患者さんのお話を聞き、できるだけ専門用語を使わないこと。どうしても難しい話をしなければならないときは、例え話を用いたり、症状の写真を撮って見ていただいたりすることもありますね。患者さんに伝わらなければ、どれだけ話しても意味がありません。医師と患者さんの理解にすれ違いが起こらないよう努めています。どうやって患者さんと意思疎通を図るか、これは医師として永遠の課題です。常に考えているせいか、普段生活している中でも突然新しい例え話がひらめく時があります(笑)。また、僕は患者さんのことを一つの病気に立ち向かう共闘者だと思っています。同じ目線で考え、力を合わせて病気を克服していけたらうれしいですね。

クリニックならではの特色を教えてください。

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お子さんの目の病気を診られるところですね。子どもの場合、目の症状でも小児科、産婦人科、内科、眼科、どこに行くべきか悩まれる方は多いそうです。特徴的なのは斜視や弱視で、大学病院に行くよう勧められることが多いこれらの症状も、当院で対応可能です。お子さんは大きな病院に行くと緊張してしまい、出ていたはずの症状が隠れてしまう場合があります。何時間もかけて大学病院に行く前に、まずは当院を窓口として利用してください。場合によってはクリニックでのケアだけで済んでしまう症状もありますしね。また、涙道疾患の治療が受けられるのも特色です。涙道とは、目から鼻に通ずる涙の通る道ですが、眼科でも耳鼻科でも死角になりやすい部分なんです。その涙道が詰まると目やにが出たり、涙目になりやすくなるので、日常的な症状を訴える方も少なくありません。いろいろな治療を受けても改善されず、当院に訪れる患者さんもいらっしゃいます。

夢を実現。内科の医師の友人と協力しながら医療を提供

先生はなぜこの場所に開業されたのでしょうか?

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当院の1階に開業している内科の先生が大学時代の友人で、学生の頃から「将来一緒に開業しよう」と話していました。大学卒業後はそれぞれ別の道を歩んでいましたが、先に開業していた友人からこの2階スペースが空くからやらないかと声をかけられたんです。僕もちょうど開業を考えていた時期でしたし、学生の頃の夢を実現させるチャンスだったので、開業に踏み切りました。

そういった経緯で内科と連携した医療を行っているのですね。どんなところにメリットを感じますか?

情報のやりとりがスムーズに行えるところです。双方の専門分野はお互いが知りたい分野ですので、切磋琢磨していけるのがいいですね。連携している医師が友人だからというのが大きいですが、自然と高め合っていけるのは医師としてもプラスの要素だと思います。そのぶん患者さんにも治療を還元しやすい環境だともいえると思います。別々のクリニックではありますが、一つの病院のように眼科と内科を行き来していただけるので、患者さんにとっても便利ではないでしょうか。

最近、ドライアイを訴える方が増えているそうですね。

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そうですね。ドライアイの患者数が増えた原因の1つには、スマートフォンやパソコンなど、液晶を見る時間が長くなったことも影響しているでしょう。小さい頃から携帯やポータブルゲーム機を持つ時代なので、かなり幼いお子さんでもドライアイのような症状になっているケースが多く見られ、これはちょっと怖い話です。しかもお子さんは自分がドライアイ症状だと思っていません。ドライアイの治療とは、砂漠に苗を植えて枯れないように育てていくようなもの。目薬をさす、意識的にまばたきをする、目を温める、などを意識して、自発的に続けていくことが治療の上で大切になってくるので、お子さんの生活を管理し、見守っていくお母さんの協力が必要不可欠です。お子さんを見ていて、まばたきをよくする、目をこするなどの癖があれば、早めに眼科を受診してください。治療を行えば改善される症状も多いですから、身構えずにご相談いただきたいですね。

めざすのは、枠にとらわれない総合的な眼科診療

眼科の中で、先生が特にご興味を持った分野はありますか?

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目の神経が集まる「網膜」に興味がありました。網膜は眼科症状の中でもさまざまな変化を見せる部位で、非常に興味深い組織です。ただ、医師としてめざすのは一分野だけ詳しくあるより、幅広くカバーできるかかりつけ医であることです。今でも眼科症状だけでなく、広い範囲で診られるよう勉強を続けています。患者さんの症状をきちんと診断するためには、目についてだけ知っていても対応しきれないケースが多いんです。特に「めまい」「頭痛」などのいわゆる不定愁訴は、さまざまな要素が絡んでその症状として出てきているもの。眼科要素が原因でなかった場合でも、「この症状は眼科の領域ではないのでわかりません」と言わなくていい医師になりたいです。その症状に何科の受診が必要で、どんな治療をすべきなのか、ある程度は方向付けできる最低限の知識は持っていたいと思っています。

休みの日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

家で過ごすのが好きで、本を読んでいます。特に一般向けに書かれた相対性理論や量子論など、ロジカルな本を読むのが好きです。最近読んで面白かったのは、元野球監督が書いた本ですね。もともと野球好きなのですが、それ以上にその監督の理論や感想が面白かったです。こだわりを持って生きている人、一本筋が通っている人の話は聴いていて、とても興味深いと思います。これからもそうした人たちの本をたくさん読んでいきたいですね。

最後に、先生ご自身の今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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医師である以上、さらなる技術の向上を図っていきたいです。「心のある医療」は当たり前の話であり、その上でより良い医療を提供できるクリニック、医師でありたいと思っています。併せて、ちょっとしたことでもお話しに来やすいクリニックをめざしていきたいです。三人寄れば文殊の知恵といいますが、悩み事は人に相談することで解決しやすいもの。一人で悩みを抱えていてもいいことはありません。不安な気持ちを吐き出すだけで、病気が改善されることもあります。めまい、頭痛など何が原因かわからない場合も、一緒に考えていきましょう。何科に行けばいいかわからない。そんなときでも気軽に相談しに来ていただければうれしいです。

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