田島歯科クリニック

田島歯科クリニック

田島 有美院長
頼れるドクター掲載中

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東急世田谷線の松陰神社前駅から歩いて5分ほど。風情あふれるこの街の一角にある「田島歯科クリニック」は、笑顔をモチーフにしたコップに歯ブラシのマークが目印だ。田島有美院長は2010年の開業以来、地域の誰もが気楽に立ち寄ることができる場所をめざし、一般外来歯科のみならず訪問歯科、小児歯科などさまざまな分野に取り組んできた。歯の予防・治療・管理をトータルで行ってくれる同院は、まさに地元密着のクリニック。新たに細菌検査の機器を取り入れ、予防歯科にますます注力するなど、日々技術のアップデートにも余念がない。さばさばした語り口の中にも温かな真心を感じる田島院長に、理想とする歯科医療、めざすべき姿についてたっぷりと語ってもらった。
(取材日2018年10月1日)

新人時代の恩師や友人は生涯の財産

―歯科医師をめざすようになったきっかけは何ですか?

私が今、こうして歯科医師として働いていることを不思議に思っている友人もいるでしょうね。小さい頃の私は、絵を描くのに夢中な芸術好きの子どもだったんです。美術展などで入選したことも何度かありました。周りの人たちは芸術関係に進むものと思っていたかもしれません。でも実際は進路を決める時期になった時、自分は何を学びたいのか、そもそも大学に行くべきなのかと悩んでしまいました。そんな時、母が突然「歯学部に行ったら?」とアドバイスしてくれたんです。親族に医師や歯科医師がいるわけでもなく不思議なのですが、実はこの時、この母の言葉がすんなりと自分の中に入ってきて。それで日本大学松戸歯学部に入りました。こうやって開業し仕事をさせてもらっていると、歯科医師が自分にすごく合っていると実感する瞬間があるんです。改めて小さい頃から母が私のことをよく見ていて、正しい方向に導いてくれたんだなと感じ、感謝しています。

―大学進学後はどうされていましたか?

大学へは実家から片道1時間半かけて通いました。体育会の水泳部に所属していて、アルバイトもしていたのでかなり忙しい学生生活だったと思います。しかし歯科医師国家試験に確実に合格したいという気持ちが強かったこともあり、学問としての「歯学」と真剣に向き合う時間を大切にしていました。当時は研修制度がなかったのですが、合格後の1年間は実務経験を積む目的で、神保町の歯科医院で働きました。その後大学の友人に紹介され、赤坂見附にある大規模な歯科医院で勤務するチャンスを得て、5年ほどお世話になりました。このクリニックは一般歯科から審美、インプラントまでさまざまなジャンルに力を入れていたので、新人歯科医師としてバランスよく、多くのことにチャレンジできましたね。何より患者さんと向き合う一人の歯科医師としてのイロハを学べました。

―新人歯科医師時代に得た一番のものは?

技術的にも精神的にも多くのアドバイスをくださった私の師匠や、ともに働いていた同僚たちは一番の財産です。診療に関して悩んだ時は、いまだに師匠や同僚に相談しています。これは開業した今だからこそ強く感じることですが、患者さんが口腔内に抱える問題は千差万別で、自分が今やっている治療が本当にベストな選択なのかと思い悩むことが度々あります。アプローチは他にもあるはずなのに、個人でやっているとどうしても考え方が固定化されてしまうと思うんです。そんな時、師や友人にアドバイスをもらうと視野が広がり、フレキシブルに頭を働かせることができるようになります。そういうつながりを持ち続けていることは、私にとってありがたいことです。大学時代の同級生も、私が出産した時に代診に来てくれたりして、年を重ねた今だからこそつき合いが深まりました。歯科医師としても互いに成熟した年齢になったので、交流することで学ぶことは多いです。



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