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袴田明彦 院長の独自取材記事

用賀駅東口歯科

(世田谷区/用賀駅)

最終更新日:2019/08/28

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「用賀駅東口歯科」は、用賀駅東口からすぐのところにある。周囲には商店街があり人通りも活発だが、同院はビルの2階なので一歩中に入ると落ち着いた空気が流れている。白を基調とした院内はきれいで清潔感があり、日中は自然光が差し込む明るい空間だ。院長の袴田明彦先生は、歯を将来的に長持ちさせるためのトータルな治療をめざしており、問題のある箇所だけでなく、口の中全体を診て、先のことを考えた治療を提案してくれる。患者との会話が好きという気さくな一面もあり、人と人とのつながりをとても大事に考えている先生、という印象を受けた。そんな袴田先生に、歯科医師をめざした理由や治療におけるこだわり、患者さんとのエピソードなどをお伺いした。
(取材日2015年4月21日)

地域住民に親しまれる歯科医院をめざして

この地域に開業して、どれくらいになりますか?

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当院自体は2002年からですので、今年で14年目になります。私はもともと医療法人に所属していまして、分院長として当院を任されたのが、この地域との出会いでした。その後2011年に独立し、現在は院長として治療を行っています。私は静岡県出身なのですが、用賀駅周辺は下町っぽい雰囲気もありながら、ビジネスマンも多く、少し奥に入ると住宅街もあって、バランスがとれているところがいいですね。町の雰囲気は私が来た当初からそれほど変わっていなくて、なじみの患者さんも多いです。患者さんの割合としては、住民の方が6割、周辺にお勤めの方4割といったところでしょうか。会社帰りでも立ち寄っていただけるように、20時まで診療しています。

先生は、なぜ歯科医師という職業を選んだのですか?

父が歯科医師でしたので、私にとっては子どもの頃から身近な職業でした。実家から少し離れたところに父の歯科医院があったのですが、父には、仕事帰りに必ずといっていいほど立ち寄る飲食店があり、そこに私たち家族を呼んで、一緒に食事をすることもあったんです。そのとき、近所の患者さんたちが「先生、先生」と集まってきて、父が楽しそうに話している姿を見て、「こういう関係っていいな」と思っていました。患者さんたちに慕われているんだなということが、子どもながらにわかったんですよね。結局は、父に憧れていたのかもしれません。それで、自分もそうなりたいと思って歯科医師をめざすようになりました。

歯科大学時代は、どんな学生でしたか?

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大学時代はすごく楽しかったですよ。私は小学生の頃からサッカーをしていて、大学でもサッカー部に入っていました。歯科大学なので授業はフルタイムで入っていましたし、実習も多かったのですが、勉強もきちんとこなしつつ、空いている時間はほぼサッカーに費やしていましたね。単純に好きなんです。特に高校の部活動ではきつい練習もこなしてきましたから、体力的・精神的にハードな状況になっても「あの練習を乗り越えたんだから大丈夫」という気持ちになれるところが今でもありますね。また、勉強に関しては、補綴(ほてつ)といって、虫歯の治療などで行うかぶせ物について、特に関心を持って学んでいました。例えば前歯1本のかぶせ物でも、噛み合わせをはじめ、周囲のこともよく診ないといけない。どんな治療をすれば理想の仕上がりに持っていけるか、ゴールをめざすには、1つも手を抜けないのです。そこが興味深いと感じました。

先を見据えたトータルな治療を提供

治療において、現在どんなことに力を入れていますか?

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当院は成人の患者さんが多いので、ご自身の歯をできるだけ長く健康に保てるように、1ヵ所だけでなく、トータルで診ていく治療を提供したいと考えています。できてしまった虫歯に関しては、よく磨けていないといった原因があると思いますが、根本的に歯並びがよくないことで、手入れがしにくい状態であることも考えられます。その場合、お口の中全体を改善していかないと、この先10年、20年と、長期的に健康な状態を保てません。1本治療したら、そのうちまた別の歯が悪くなり、治療を繰り返すことになるでしょう。そういった意味で、歯並びの矯正なども含めてトータルな治療を提案できるように、力を注いでいます。

患者さんから最近、増えている相談というのはありますか?

当院ではインプラントの治療も行っているのですが、安全性に関して「実際のところはどうなのですか?」と相談に来られる方が増えています。なくなっている歯の治療法としては、ブリッジといって前後の歯を削ってかぶせる方法もありますが、できれば自分の歯を削りたくないということで、インプラントを検討されるようです。基本的な話になりますが、インプラントの治療は検査と診断がとても大事です。最初に必ずCTを撮り、骨の状態を正確に調べてから、そこに入れるインプラントのサイズを決めていきます。さらに私自身のこだわりとして、治療後の状態を念頭において、治療を進めています。

それは具体的に、どのようなことですか?

例えば、治療と治療の間隔を開ける、ということです。その間、患者さんの口には仮の歯を入れて生活してもらい、人工の歯を入れても問題が起こらないと判断できたら、最終的なものに置き換えるのです。治療の期間を短くすることは簡単です。でも、こうしたプロセスをはぶいてしまうと、本当に合うかどうか分からないので、治療直後は上手くいったように見えても、次第に炎症が起きてしまうということもあるのです。これは、天然の歯の治療でも同様のことが言えます。しかし、天然の歯は神経があるため、痛い、しみるといった感覚を、患者さんが自覚しやすいでしょう。一方インプラントは虫歯にならない分、周囲に炎症などが起きても患者さん自身が気づきにくいのです。だからこそ、事前の見極めを重視しています。

治療の際、常に心がけていることがあれば、ぜひ教えてください。

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やはり私の治療によって、どれだけ長くお口の中の健康を保てるか、つくったものをどれだけ長く使い続けられるか、ということでしょうか。歯の健康は患者さんご自身のケアも重要なので、患者さんがきちんと磨けるような状態にして送り出すことを常に意識しています。治した部分の周囲の環境づくりといいますか、汚れがたまらないような形態をつくることだったり、ブラッシングの仕方をお伝えすることも大事。治療が完了した後、患者さんが「本物の歯と区別がつかない!」と言ってくださったり、「噛めなかったものが噛めるようになった」「体調がよくなった」とよろこんでくださるとうれしいです。

患者とのつながりを何より大切に

先生は患者さんと、よくお話をされると伺いました。

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はい。結構いろいろ話すほうだと思います。私は子どもが2人いるので、患者さんにお子さんがいれば、子どもの話などはよくしますね。あとは、地域についての情報交換をすることが多いですね。「あそこの蕎麦屋さんがおいしい」とか、「新しいスーパーマーケットができたらしい」とか。私も近隣地域に住んでいるので、患者さんとは共通の話題も多いです。男性の患者さんからは、診療後、飲みに誘われることもありますよ。誘われるとほぼ、行っています。普段の友人関係は同業者が多く、他の職業の方とお話する機会が少ないので、患者さんと交流が持てるのはとても楽しいことです。たまに飲み過ぎてしまうこともありますが……。また、初めていらした患者さんに対しては、患者さんが少しでも本音を言いやすいように、口の中のお話も含めて気持ちがほぐれるようなコミュニケーションを心がけています。

これまでに、印象に残っている患者さんはいらっしゃいますか?

当院では子どもの患者さんは少ないのですが、お母さんの治療についてきていた小さなお子さんが、メンテナンスのために定期的に通ってくれるようになり、今ではもう中学生になりました。子どもが成長していく姿には、何とも言えない頼もしさを感じますね。それから、なじみのある高齢の患者さんに認知症の方がいらっしゃるのですが、予約をしていなくても、「今日は予約してた?」という感じで1日おきに当院を訪ねてくれるんです。その患者さんにとって当院はとても居心地がいいようで、少しお話をした後、いつも楽しそうに帰って行かれます。そんなふうに感じていただけることが、私にとって一番うれしいことです。

最後に、読者へのメッセージをいただけますか?

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地域の歯科医師として、近隣住民の皆さんの役に立ちたいというのが一番です。当院には、10年前から通ってくださっている患者さんや、定期健診などで半年ごとに顔を見せに来てくださる患者さんも多く、私自身、患者さんに対しては、身内のような感覚があります。患者さんとの信頼関係を、これからも大切にしていきたいです。歯科医院というと、「怖い」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、怖くない歯科医院を探している方や、笑いながら楽しく通院したいという方は、ぜひ当院にいらしてください。私自身、ケアも含めてさらなるスキルアップに努めていき、これからも患者さん一人ひとりに最適な医療を提供したいです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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