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津田 宏尚 院長の独自取材記事

津田デンタルクリニック

(千代田区/麹町駅)

最終更新日:2019/08/28

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麹町駅から四ツ谷駅方面へ、新宿通り沿いを歩くこと2分。右手にあるビルの1階に見えてくるのが、「津田デンタルクリニック」だ。一般歯科から小児歯科、歯周病、入れ歯、インプラント、歯列矯正、歯科口腔外科まで幅広く対応し、同地に勤めるビジネスパーソンから、近隣に住む子どもや高齢者までたくさんの患者が毎日訪れている。アメリカ・ロマリンダ大学で学んだインプラント治療を得意とするのが、津田宏尚院長。しかし、それに固執することなく、口の中全体のことを考えた一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療に取り組んでいるという。「患者さんといろいろ話すことが楽しいですし、人生勉強にもなります」と気さくに話す津田院長に、同院のことや治療について話を聞いた。
(取材日2018年5月31日)

こだわりの内装でアットホームな雰囲気に

すてきな雰囲気の院内ですね。

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患者さんからすると歯科医院は、「怖い場所」なんだろうと思います。だからこそ、いつ来ても落ち着いて診察を受けられるような、アットホームな雰囲気にしたいと思っています。そこで、優しく温かい印象を与える木を床や家具、収納など、ふんだんに使っています。加えてトラバーチンという石を壁に用いたり、アンティークの雰囲気が漂うガラスを使ったりもしています。この場所に根を張って、20年30年と長く診療を続けていきたいので、飽きのこないデザインで、経年変化も楽しめる素材を選んでいます。5年ほど前の開院時には、設計士に要望を細かく伝え、何度も打ち合わせをしました。建築家をめざしていた時期もあるので、楽しい時間でもありましたね。

設備にもこだわっているようですね。

基本的には、自分が治療を受けるときにあってほしい設備を考え、今の当院の設備になっています。まずは衛生面ですが、最近でこそ器具の滅菌や、ハンドピースを一人ひとりで変えることなどがいわれるようになりましたが、当院は開業当初からハンドピースは一人ひとりで必ず変えていましたし、医療用の自動洗浄機や欧州基準で最も性能が良いとされるクラスBに対応した滅菌器も導入しています。ほかにも、インプラントには不可欠な歯科用CTや歯周病の原因となる細菌などを観察できる位相差顕微鏡、マイクロスコープ、セラミックの詰め物やかぶせ物を院内で、短時間で設計して製作するCAD/CAMシステムなどを備えています。

どのような患者が多いのですか?

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麹町はオフィス街のイメージが強いですが、ちょっと中に入るとマンションもたくさんあり、住んでいる人も多いんです。ですので当院も、オフィスワーカーの方に加えて、お子さんから高齢者までの幅広い患者さんにご利用いただいています。訴えは、痛いとかしみるとか、腫れたとか、詰め物が取れたなど、思いつく口の中のトラブルなら何でもありますね。最近では日本でも、専門の分野に特化して診療をしている先生もいますが、できれば同じ先生に全部の治療をしてほしいと思っている人が多いと思うんです。それに私自身も、例えばインプラント治療だけをやって、ほかはやりませんというような歯科医師には、なりたくありませんでした。だから留学先もインプラント科でしたが、口の中の全体を診て、自分が指揮者のようにすべての治療をコントロールすることを学べるところを選びました。

口の中全体のことを考えた治療が大切

専門領域だけでなく、口腔全体を見たほうがいいのですね。

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例えば、噛み合わせがずれていたら、どれだけきれいなかぶせ物を作ったりインプラントを入れても、結局は壊れたり割れたりしてくる。歯周病だって然りです。それに、治療したところが悪くなってしまう原因は、かぶせ物などのそのものが悪いこともあれば、全体のバランスの悪さが原因だったり、原因がわからないこともあります。もし、それらの治療を違う人がしていれば、その原因を見つけるのが困難になることがあります。でも自分で全部の治療をしていれば、すべてが私の責任ですし、一つ一つのステップを思い返すことができます。万が一にもうまくいかなかった場合でも、そこから学ぶこともできて、今後の治療にも生かせると考えています。

実際には、どのように治療をするのですか?

基本的な治療の流れは、まず痛みや歯が欠けてしまった、抜けてしまったなどの訴えに応急処置をします。その上で、歯周病があれば治療を行い、根の治療や再治療、かぶせ物を作り直す、噛み合わせの調整など、必要に応じて口の中全体を見据えた治療を行います。その過程で必要があれば、インプラント治療や入れ歯、ブリッジなど治療の選択肢を提示して、患者さんに選んでもらうことになります。その中でもインプラントは、特に治療後のメンテナンスが大切なので、歯磨きがしっかりできて、ちゃんと通院をしてもらえる人なのかを考えます。歯科医院に10年ぶりに来たというような方ですと、次も同じことになる可能性が高いですから、インプラントを希望するのであれば事前にしっかりとお話をして、理解してもらうようにしています。

何か心がけていることはありますか?

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できるだけ患者さんと、話すようにしています。基本的に歯の治療は嫌いだという方が多いと思いますし、皆さん緊張していますからそれをほぐすという意味と、あとはその方がどんな人なのかを知りたいというのもあります。せっかくいろいろな人と出会えるのですから、いろいろな話をして考え方を聞くのは、人生勉強にもなっておもしろいですね。大学の歯科口腔外科にいた時には、毎日親知らずを抜いていました。患者さんは、初対面の人間にいきなり歯を抜かれるのですから、「こんな若造で大丈夫なのか?」とかみんな緊張をしているわけです。だから、できるだけ話をしてリラックスしてもらって、患者さんから話してもらえるくらいになると、心を許し始めてくれているというバロメーターになります。当院でも同様で、歯科医院への感情が、嫌いから普通になってくれれば良いなと思っています。

美容室に行くような感覚で、クリーニングに来てほしい

忘れられないエピソードはありますか?

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以前に勤めていたクリニックで長期間、治療させてもらった患者さんがいます。それまでも、いろいろな先生に診てもらっていたそうですが、私と巡り合って、じっくりと話をさせてもらったところ、「では、先生にお任せします」とインプラント治療をすることになりました。試行錯誤しながらその患者さんの協力もあって、すべての治療が終わりました。その時は、一緒になって喜びました。その患者さんが、5年前に当院がオープンした時にもお祝いを持って駆けつけてくれて、現在も通院されています。「先生の顔を見ると安心する」と言ってくれるのですが、むしろ私のほうが、その患者さんの顔を見ると安心しますね。本当にいい関係を築くことができたと感謝しています。

先生は、なぜ歯科医師を志したのでしょうか?

父も祖父も外科の医師でした。特に父は、「急患だ」「緊急オペだ」と旅行の約束を直前にキャンセルすることもあり、子どもの頃は寂しい思いもしました。でも開業医でしたので、患者さんから感謝されている様子をよく目にしました。「医者というのは、いい職業だな」という思いは、ずっと頭の片隅にありましたね。それで進路を考えた時にそのことを思い出して、医療の道に進むことにしました。歯科医師になってからは、われながらよく勉強しているなと思います。天職だったのかもしれませんね。今後は、多くの方に親しみを感じてもらえるような地域密着型の歯科医院になって、この地で長く診療を続けていきたいです。皆さんから、「私のかかりつけ」と言ってもらえるようになりたいですね。そのためにも、日々勉強して、スキルアップしていきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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歯科医院が嫌いな人が多いと思いますが、それがせめて普通のレベルになるくらいの診療をしていきたいと思っていますし、美容院に行くような感覚で、来てもらいたいと思います。誰でも毎日、食べたり飲んだりしますし、自分でちゃんと歯磨きをしているつもりでも、磨ききれてないところは必ずあって、汚れがたまってしまいます。自分の健康を考えれば、口の中をきれいにしておくことはとても大切ですし、定期的にクリーニングや検診を受けていれば、痛い思いをすることもなく、治療も短期間で終わります。ぜひ3〜4ヵ月に1回、クリーニングと検診を受けてほしいと思います。その際にはもちろん、当院も気軽にご利用いただきたいですね。

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